部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

箕面産菜の花 ”ひなまつり”学校給食!

2017年03月08日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。

農業公社の畑に行ってみると、ボコッと穴があって・・・
「何かいる、絶対にいる!」

蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)。
土の中で冬ごもりしていた虫たちが、穴から出て姿を見せる3月です。
目をこらして穴の中をのぞくと「ザリガニ」です。
春が近い!
でも、なんで畑にザリガニ?

 

1.市街には ザリガニ、野山には シカ!

春間近、箕面山麓からの野生動物(猪・シカ)の下山を防止する柵を張りまくっています!
2月26日(日曜日)、先月の粟生間谷西(奥地区)に続き、新稲地区の柵張りです。
大阪青山大学の裏山、タケノコもよく採れる竹林、山野から平野部へむかって田んぼや野菜畑が連なります。
新稲地区実行組合の農家さんら25名が集まられ、コメや野菜など大切な農作物を野生動物の食害から守るため、総延長330メートルの金網柵を張られました。

「タケノコ林には、既に猪に掘り返された後がたくさんあるなあ・・・」
樹木にもシカの食害の跡が見られます。

大阪府立環境農林水産総合研究所の生育状況モニタリング調査(糞塊調査などをベースにされています)によると、シカは、大阪平野では、北部域に生息しており、特に能勢、箕面、高槻で高い傾向となっています。
府内北部域には、推定頭数は3,490~6,280頭。平均密度は1平方キロメートルあたり15.6頭。
農業被害ばかりでなく、早朝など目撃も多いはずです。

新稲地区の農家さんは、地元の子どもたちが通う 第1中学校や西小学校とのつながりも深く、学校給食にもたくさんの地元野菜を出荷いただいています。5月には、毎年、西小5年生を対象に 田植体験も行われています。
大切な田畑、農家さんら自ら、山際に金網柵を張って農業被害を自衛されました。

平野部では、春の畑準備も始まっています。シカ・イノシシの生息域を本来の野山に戻していく取組みはこれからも続きます。

 

2.都市農地の次代への継承 ~JA/農業委員会代表者集会~

2月24日(金曜日)、「都市農業振興にかかるJA・農業委員会代表者集会」が、マイドームおおさか で開催されました。
都市における農地の役割が改めて見直されています!

朝市や学校給食などへの新鮮な農作物の生産供給機能にくわえ、子どもたちの農業や土に触れることによる情操教育の場であったり、緑地・オープンスペースとして良好な景観や環境を形成したり、多様な役割と機能の発揮が期待されています。

JA大阪中央会専務理事菊井健次氏より、情勢報告がありました。
「近年、人口減少・成熟社会を迎え『社会のあり方』が大転換を迎えた。都市住民が享受している都市農業の多様な機能を評価し、農のあるくらしを求める声が高まった。」
「農業を知らない国民が増える中、都市農業の振興は8,800万人の都市住民が農業を見て・触れて・体感する機会ともなる。都市農業の振興は、食料自給率の向上や食料安保の観点からも、国民の農業理解につながりうる重要な取組といえる。」

「都市緑地法等の一部を改正する法律案」が2月10日、今第193回通常国会に提出されました。農業関連では、都市内の農地の計画的な保全を図ることにより、良好な都市環境の形成に資するための生産緑地制度の見直しが提案されています。

 (1)生産緑地の面積要件を一律500㎡から条例で300㎡まで下げることができる。
 (2)生産緑地地区を物理的な隣接一団から、一定の範囲であれば一団の要件を緩和
 (3)買取申出期間の始期を、一定期間(10年)延長する「特定生産緑地」の創設

これらは、平成27年4月に制定された「都市農業振興基本法」における都市農業・都市農地の在り方についての基本理念「(1)多様な機能(体験教育や情操教育、緑地やオープンスペース機能など)の適切かつ十分な発揮と都市農地の有効な活用及び適切な保全、(2)良好な市街地形成における農との共存、(3)国民の理解の下に施策の推進」に基づいて、具体的に法整備に着手されたものです。議案審議はこれから始まります。

集会では、「都市農業振興・都市農地保全にかかる要請」も採択され、内閣総理大臣、農林水産大臣、国土交通大臣及び財務大臣あて要請することとなりました。

(クリックすると拡大します)

都市農地に聞こえる春の足音!

(3月の菜の花畑です。)
鮮やかな色合いの畑は、春の訪れを教えてくれます。そこで収穫される「旬の春野菜」は、新鮮、味も濃く、香りも豊かです。

まさに都市農地 見て良し、食べて良し、です。

3月3日(金曜日)の小中学校の給食は「ひな祭り献立」。
1中と3中では、新稲地区:稲治勉さんの畑(上写真)で採れた”菜花(なばな)”が使われました!

(Before:すまし汁 に使われた ”菜花(なばな)”。近所で穫れたものは鮮度も抜群です。)

(After:ひなまつり献立)
ちらしずし。鰆(さわら)の塩焼き。すまし汁。ひなあられ

農業を知らない、農業に触れることが極端になくなった時代ですが、
箕面の学校給食では、旬の地元野菜をふんだんに使って、
都市農地と学校給食を通じて、季節の訪れを感じて、この春を愛でます!

 

一方、農業者にとっては、悩みもいっぱい 

都市農業振興基本法が施行され、都市農地の役割が改めて見直される一方で、農業者にとっては課題もあります。その1つが農業の跡を継いでくれる者がいない。(アンケートでは約3割の方が「農業後継者がいない」と回答されています。)
「子どもは農業をしたこともない。農地を残したら迷惑がかかる。」と嘆かれます。

箕面市では、箕面市農業公社が、耕作者がいない農地をあずかり、学校給食用に野菜を生産しながら農地として受け継いでいく仕組みをとっています。
農地のことでお困りの方は、農業委員会事務局までお気軽にご相談ください。

(農業公社では、市内農地約4.4ヘクタールを預かっています。今は、3月の学校給食で使うにんじん出荷に大忙しです。)

 

3.地域の果実を、作り続ける!

2月23日(木曜日)、豊能地区農業委員会連合会では、奈良県吉野郡下市町「柿の産地」を視察しました。

“柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺”(子規)
奈良県のカキは全国第2位の生産量を占め、昔から俳句に詠まれるほど、古くから「御所柿」を始め様々な柿が生まれてきました。

柿は古来より日本で栽培されており、奈良県では大和朝廷の時代から栽培され、特に大正時代以降、柿の栽培面積が急に増えました。現在は主に刀根早生や富有などの品種を五條市、下市町中心に 標高100m~400mの中山間地で栽培されています。

「大和(やまと)には群山(むらやま)あれど、とりよろふ・・・」(万葉集)
原風景広がる静かな山あいです。5~6月に白い花をつけ、秋の落葉した辺り一面は熟した柿で ”視界が真っ赤” になるそうです。

奈良県農業研究開発センター(奈良県五條市西吉野町湯塩1345)のお話しでは、
「奈良の柿産地には、後継者が多いのが特徴で30~40代の方も多い」そうです。

次代に受け継ぎ、地域を豊かにする!
カキは、果実がとれるまで18年もかかります。でも、先人は、自分たちの生活だけでなく、子どもや孫の代も生活に困らないようにと苗木を植えられたのでしょう。
長い歴史と新しい技術に支えられ、多くの若い農業者が意欲的に柿づくりに取り組んでいます。

(柿の枝木をヒモで引っ張って、手入れしやすいように樹高を低く広げています)

ところで、

箕面市では、古くからの地域特産品「栗」「山椒」「びわ」「ゆず」があります。本市では生産農家さんが、これら特産品の苗木を購入される場合は、費用の助成も行っています。栗の木は、きちんと管理されれば50年以上も経済作物として活躍してくれます。今年も 栗と山椒は、あわせて 約220本の苗木が、将来のために植えられました。
30年先、50年先の産業・・・次代のために遠くを見つめる農業者さんを、これからも応援していきます。

 

 

 


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。

 


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奥地区初!猪・シカ防止柵550メートルを設置!地域で農産資源を守る。

2017年02月07日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
まだ雪の舞う寒い日もあったりですが、少しづつ春の気配も感じられます。

今日7日(火曜日)は大阪府立箕面東高等学校では、1年間の職業体験(デュアルシステム)の発表会が行われます。箕面市農業公社では、17歳の男子高校生が半年間一緒に仕事をしました。初日は、緊張気味に静かに市役所に来られていたので、「朝来たら、真ん中から入ってきいよ。みんなにおはようございます!って元気に言いながらな。」から始まった職業体験。

春をむかえ、この1年間に学ばれたことを、たくましく成長した姿でプレゼンされると思い、楽しみです。

野山にも少しづつ春が感じられます。
粟生間谷西(奥地区)、陽当たりの良い田園地域では、ビワの木に小さな果実が見えています。


奥地区では、箕面山麓からの南向きの斜面地から田畑が広がっています。陽当たりの良いのんびりとした環境、朝市や学校給食にも、おコメや野菜を出荷いただいています。

しかし、山に近いことから、シカやイノシシが夜間・早朝など人里に下りてきて農作物を食べてしまう被害があります。
今日のブログでは、鳥獣による農業被害に対して、地域での取組みを紹介させていただきます。

大切に育てた農作物、もうすぐ出荷!という前に食べられてしまう「害獣」はとてもやっかいな存在です。
獣害の被害が大きいと野菜の値段が上がったり、農家の収入が減ってしまったり、
更には、耕しても食べられてしまうなら農家さんの耕作意欲も損なわれ、良好な田園環境が荒れ地化していく可能性もあります。・・・問題はいっぱいです。

(粟生間谷西地区で捕獲されたイノシシ。毎晩のように出没し、畑の野菜を食い尽くす被害を受けました。小型ですが、どう猛なので襲われたら大変です。)

地域ぐるみの共同作業!動物防止柵550メートルを張る!
 
粟生間谷西 奥地区では、春の作付にむけて集落の皆さんが対策を話し合われました。そして、田畑を守るために、山際(やまぎわ)に、シカや猪が入って来れないような高い柵をビッシリと張り巡らせることとされました。地元の動きにあわせて、箕面市では、国費鳥獣被害防止総合対策交付金事業による財源確保に向けて、国に対して「(奥地区の)学校給食など生産基盤としての重要性」、「柵を設置することにより今後も農産資源が得られる投資効果」などを説明し、協議を重ねました。その結果、柵の資機材費用についての全額国費補助を確保しました。

何十年も悩まされてきた獣害に対して、奥地区では初めての取組となる”広域柵”の設置です。高さ1.8メートル、総延長552メートルに及ぶ金網製の侵入防止柵を設置して、地域一丸で、動物の下山を防ぎます。

1月20日(金曜日)、奥実行組合の方々が早朝より集まり、柵の設置をされている様子です。シカは6月に田植え後の若いイネを食害することが多く、また、イノシシは稲穂に乳汁がたまりはじめる乳熟期(6~7月)以降の9月ごろ穂を食害することが多い。
だから、農家さんらは冬場に対策を講じます。

 

これまで、奥地区では、農家さんが個々に自身の田畑にトタン板など様々な柵を設置されて獣害対策をされてきました。しかし、個々の対策では、山からの侵入を許す ”すき間” ができており、また、設置と維持管理に要する労力も大変な割には、なかなか被害も減りませんでした。
奥地区では、山際に流れる農業用水路(今井水路)に沿って 、低コスト・低労力の「すき間のない獣害防止柵」 の設置が実現しました。

被害が発生しない「強い集落」づくりのために、大切なことは地域ぐるみの取組です。

箕面市では、大阪府猟友会箕面支部など関係機関と連携して箕面市鳥獣被害防止対策協議会を設置し、国費補助事業「鳥獣被害防止対策交付金」を財源として確保に努めながら、「捕獲」と「防除」の両面から地域での自衛を後押しています。

箕面市では、過去3年間で、特に被害報告の多かった止々呂美地区では、まとまった田畑を取り囲むように、金網柵約3.4キロメートルを設置しています。これにより、人の生活圏と動物の生息圏を分けて共存できるように対策を講じてきました。

また、農業委員会では、鳥獣が山から下りてくる原因となる「えさ場・隠れ場」を作らないように、農業者への農地の適正な管理を指導しています。

獣害対策を講じてきた結果、農業被害額は、平成20年頃と比べてこの5年間ほどは半減となっています。農業委員会では、引き続き、農業者と情報共有しながら、更なる被害軽減に向けた対策を支援したいと考えています。

野生鳥獣の農業被害に関するご相談は、農業委員会事務局までどうぞ。
また、市街地のアライグマやイタチなど動物被害の対策と捕獲檻の貸し出しはこちらのホームページをどうぞ

柵を張った、その後・・・!


2月2日(木曜日)、奥地区では、箕面市農業公社が、長年放置されていたヒバ林の開墾に取り組もうとすると、地区農業者さんが「大丈夫かあ・・・たいへんやぞ。」と話しながら、チェーンソーを持って駆けつけてくださいました。
シカ・猪の侵入防止柵を張ったことを契機に ”地域の田畑をきれいにしていこう” と応援です。

「もう1ヶ月早かったら、このヒバは、”とんど ” に使えたなあ・・・」

鳥獣対策など、みんなで改めて話合いすることをきっかけに、
遊休農地解消の助け合いも広がっていけばと希います。


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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箕面産オリーブオイルづくりも!農業で地域を豊かにする!

2017年01月12日 | 農業委員会事務局

農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
新年、あけましておめでとうございます。
今年も、農業委員会の活動、そして、食卓に農産物が届くまでの生産現場の話題をお届けできたらと思います、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、我が家では、社会人2年目の次男が朝食を食べないんです。
朝6時に家を出て会社へ、晩21時頃に帰宅。
朝ごはんを食べる時間よりも寝ていたいそうです。朝ごはん抜きは、高校時代からの習慣で、20代は若さ・体力で乗りきれるかもしれないけど「年齢を重ねたら1日もたないで!」と、毎朝、おにぎりを1つ作って持たせます。

私たちの脳は”ブドウ糖”をエネルギー源として使っています。朝起きたときに頭が「ボーッ」としてしまうのは寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなっているからです。脳のエネルギー源のブドウ糖を、朝食でしっかりと補給し、脳とからだをしっかりと目覚めさることで、朝から勉強や仕事に ”集中”できるのです。

   

昨年も、大阪府内の小学生を対象に、子どもたちが食を中心とした健康づくり活動に主体的に参加することを目的に、「野菜摂取・朝食摂取」をテーマにしたポスターコンクール2016が開催されました。
入賞作品は、2017年野菜バリバリ朝食モリモリカレンダーに掲載され、ポスターは各学校へ配布されています。

1.箕面からも優秀作品2点!
「野菜バリバリ朝食モリモリ」ポスターコンクール2016

箕面市からは222点の作品が描かれました。
本市の作品は、箕面産野菜を学校給食や食育に取り入れていることから、農作業風景の絵を描く子どもも毎年たくさんおられます。
どの作品もみなさん、個性豊かで色彩も見事です。

 

 

府内の応募総数は、なんと4,149点。その中から厳正なる審査を経て、本市から2名の小学生が入賞されました。
・大阪府知事賞(低学年の部)に、豊川南小2年生 若井咲花(わかい はな)さん、
・大阪府栄養士会会長賞に、豊川南小6年生 横山唯桃(よこやま ゆもも)さんです。
 お二人には、豊川南小学校 3学期の始業式10日(火曜日)に表彰状が手渡されました。
おめでとうございます。

お米も野菜もしっかり食べる、朝食も欠かさず食べることは、心身とも豊かに過ごす健康生活の原点です。
本年も、箕面の学校給食と食育学習はそういうコンセプトのもとに行われます。
「『しっかりと食べる習慣』が、学校給食からも広がれ!」 です。

 ■箕面市の食育3つのアクション
 「朝食宣言」・・・毎日食べます「朝ごはん」
 「食は健康」・・・野菜たっぷり「バランスごはん」
 「お米週間」・・・旬と味わう「お米のごはん」

   

   (息子へわたす ”おにぎり”)

 

2.箕面市農業公社も、次の目標へ始動!

箕面市農業委員会では、農業の働き手の高齢化や後継者不足が課題となる中、貴重な田畑を荒れさせないように、平成21年農地法改正以降この8年間で、使われないまま所有している農地(遊休農地)約13.5㌶(135,000㎡)を解消してきました。(500人規模の中学校グランドが6,200㎡ぐらいなので20面以上に相当します)

箕面市の遊休農地解消対策は、年齢的な理由などで耕作が困難な農業者に代わって、安心して田畑を任せる担い手組織として、府内初の市町村農業公社となる一般社団法人箕面市農業公社を設立して対応しています。
農業公社は、平成26年2月 法人に移行、就農を志す若者を雇用・育成しながらの試行錯誤の3年間でもありました。

  

(上止々呂美地区 余野川左岸の段々畑。公社があずかってキャベツ畑としています。ひんやりとした12月、訪れると深呼吸したくなる魅力ある一帯となっています。)

 ~使っていない農地の栽培再開、学校給食へ出荷~

野菜工場と違って、想定外の気象条件に遭ったり、長きにわたり荒れていたことによる悪い土壌との闘いもありました。初年度(平成25年度)は、なんと1年間の売り上げが36万円という悲惨な状況でした。

その後も、毎年毎年何かが起こる!
半年近く、労力も時間も費やしたのにもかかわらず、畑を掘ってみると排水不良のため「規格外のニンジン」ができたり、長期の耕作放棄地では「害虫被害のダイコン」ができたり・・・。

昨年の晩夏から秋は、プロ農家さんも経験されたことのない異常気象。秋雨前線の停滞など9月は日光がさす晴れ間も極端に少なく、消費者にとっても秋野菜の驚くほどの高騰もありました。

でも、「農業は、こういうことやで!」と地域の農家さんから励まされ、「この農具も使って!」と手押し耕耘機をいただいたり。いつかの成功を信じて、失敗にめげず、原因をさぐり、対策を学び、実践してきました。

まだまだ独立採算は厳しい状況(国農水省補助金で赤字を補てん)ですが、徐々に任していただく農地も広がり、地域の多くの農家さんにも支えられ、平成27年度は年間約50トンの野菜を出荷、売り上げにして約7,000千円となりました。
    
  

中学校給食への箕面産の出荷は、箕面市農業公社に加え、市内農家48軒からも出荷いただいております。
これらをあわせると、中学校給食では、年間に使用する野菜のうち28.7%が箕面で栽培された農産物になっています。
 
   

今は、箕面産冬野菜も出荷ピーク。大根など箕面産100%となる食材も数多くあります。

  

   

   (1月11日 川合地区でにんじん収穫をする農業公社の長谷川さん、中上さん)

   

 

また、都市農業箕面ならではの特徴として、農業サポーターの協力があります。農業公社でも、人手が必要な収穫や種まきを、体験されたい方や手伝っていただくボランティア(農業サポーター)を募ったところ、12月には10名もの農業サポーターに参加いただきました。地域とともにある都市農業です。今年も、農業への応援のすそ野を広げたいものです。
 
  

農業サポーターさんの応援もあり、12月は、農業公社設立後の最高量となる25万株の玉ねぎ苗を植えました。

  

 (12月外院地区での玉ねぎ苗の植え付けです。機械化の一環として導入した玉ねぎ移植機により、1昨年に比べて10分の1の時間で植え付けれました。)
 
  

(経費を抑えるために、種から育てた玉ねぎの苗)

 

 (新稲地区の玉ねぎ畑。この農地は、かっては樹木200本が繁茂する樹林地でした)

農業公社では、経営計画に基づき、毎日の出費をおさえるとともに、「①機械化」と「②学校給食用にしぼった4品目野菜の大量生産」による経営の効率化に取り組んできました。今年は、次の経営手法として、「小規模分散地対策」に取り組みます。
東西7キロにも及ぶ箕面市。点在する農地を、確実に保全していくために、農業公社の資本(人材と労力投下時間)は、市街化調整区域などのまとまった農地群に集中することを基本とし、(農業参入希望の事業者など)多様な担い手の農業参入とも連携して保全していくことを考えています。

   

 

本市で農業参入している事例として、「オリーブ農園」を紹介します。

 

3.オリーブ栽培で地域を豊かにする!

箕面市新稲地区では、株式会社 北摂ワインズ(箕面市牧落)によるオリーブ農園が経営されています。

 

農業就労人口の減少の一方で、本市では、平成21年の規制緩和を受けて、農業者でなくても、一定の条件のもと農業委員会の許可を受ければ農地を借り受けて、独自参入ができます。
  
 

「輸入物が多いオリーブオイルに対して、国産の安心安全なオリーブは少なく、国産をつくればニーズはあるしプレミアもつく。苗を売ることも含めてビジネスとして成り立つ」と考えて農業参入を志したのは、株式会社北摂ワインズ 富鶴 高代表。

オリーブはもともとイスラエルなど乾燥地帯の産物、日本のオリーブの産地小豆島などとも栽培環境を比較され、箕面が年間雨量や日照時間、平均気温、特に、新稲地区は畑地で水はけも良い利点に着目し、平成28年3月に農業委員会の許可を受けて、旧寒桜畑を借り受けました。5月(ゴールデンウイーク)に苗木140本を植樹され、根がつくまでの夏場2か月間は毎日水やりに通い、昨秋に初の箕面産オリーブオイルを作られました。

 

 (試作品の箕面産オリーブオイルと富鶴 高代表)

 

初の箕面産オリーブオイルは、試作品として約500ミリリットルが完成。
天敵(葉巻虫)の食害などで収量が減ってしまったそうですが、富鶴 高代表は、「段階的にステップを踏んで、農地面積も3倍以上に広げて販売につなげたい。また、栽培過程データ ”どのタイミングで何をすべきか。” を蓄積して、収穫までのサイクルをパターン化すれば、誰もが参画できる農業にもなる。」 目標は「いつか次のステージとして、オリーブを箕面ブランドにしたい。まちなかにも常緑樹のオリーブが広がれば緑豊かな箕面にも似合う」と、2年目の豊富を語っていただきました!

農業者による農業経営を基軸にしつつ、都市部にある農業として、食品企業(外食・食品加工・流通業)など多様なビジネスとも共生し、”地域を豊かに”していくことも大切だと考えています!

【非農業者の農業参入要件について】
賃借であれば、企業や法人など一般企業であっても、市街化調整区域なら参入可能です。この場合、農業委員会で許可を受けることが条件となりますので、事務局までご相談ください。
(主な借受者となれる要件)
原則、個人の場合は、農作業に常時従事すること(農業者)。法人の場合は、農地保有適格法人であることが要件です。
ただし、一定の条件で「非農業者」や「農地保有適格法人以外の法人」も利用権の設定を受けることができます。この場合、次を満たす必要があります。  

地域の農業者との適切な役割分担の下に継続的かつ安定的に農業経営を行うと見込まれること。なお、このことを担保するため、農業の維持発展に関する話し合い活動への参加、農道、水路、ため池等の共同利用施設の取決めの遵守、獣害被害対策への協力等を行うことについて確約書を提出することが必要です。

農用地を適正に利用していないと認められる場合に利用権を解除する旨の条件が付されます。(毎年、農地の利用状況報告の提出が必要です。)

法人の場合は、業務執行役員のうち1人以上の者が法人の行う耕作事業に常時従事すると認められることが必要。「業務執行役員」とは、取締役のほか、理事、執行役、支店長等組織名であって、実質的に業務執行についての権限を有し、地域との調整役として責任を持って対応できる者を言います。

農地のすべてを効率的に利用して耕作を行うこと(農機具の保有・リース状況、労働力、技術力、経営規模などから判定します。)

周辺の農地利用に影響を与えないこと

 

 

詳しくは、こちらの市ホームページリンクもどうぞ!

 

 


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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箕面の木を使おう!地産地消で箕面のみどりも育つ。

2016年12月06日 | 農業委員会事務局

こんにちは。箕面市農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
師走、今年も早いものであと1ヶ月をきり、通勤時にはコート姿も目立ってきました。
今週はお天気も良さそうで、空気の澄んだ冬の晴れた日は朝から気持ちいいものです。

12月2日、農林水産省は、平成28年産水稲の全国作況指数(平年=100)は「やや良」の103で確定したと発表しました。台風の到来も重なりどうなるものかと心配していましたが、概ね天候に恵まれ豊作基調、近畿も102「やや良」とのことです。

11月26日(土曜日)第41回箕面市農業祭でも、箕面の新米をはじめ、とれたての新鮮野菜を生産農家さんが直売されました。早朝から多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。農業祭の様子につきましては、こちらをどうぞ。
農業祭に参加してくださった農産物販売以外の企画の一部をご紹介させていただきます。

1.箕面の木を使おう!
大阪府森林組合豊能支店(豊能郡能勢町大里17番地)では、箕面市をはじめ豊能地域の森づくり・山林の整備を幅広く手掛けておられ、ナラ枯れ対策とともに、大きく育った杉やヒノキなどの人工林の間伐や植林もされています。
森林組合豊能支店では丸棒加工施設や製品保管庫を整備し、スギ・ヒノキなどの間伐材をはじめ多くの木材を利用していただこうと多彩な木製品(木工品から建設資材、薪やしいたけ原木など)をつくられています。農業祭でも、豊かな農産物を育む源となる ”箕面の山々、北摂の山系を大切に!”という想いから、間伐材を紹介していただきました。

木の効果として「調湿機能(湿度を調整する機能)」や「癒やし効果」があると言われています。ヒノキの自然の香りは、”森の香り”です。軟らかさと温もりにも癒されます。
子どもに、木に親しんでもらおうと「木工あそび」も開催されました。
“木育(もくいく)”という言葉もあります。

数ある木工品の中でも、特にヒノキ一枚板のまな板は毎年大好評です。

かつて薪炭林だったクヌギ・コナラなどの広葉樹林を再生させようと、薪の生産販売にも取り組んでおられます。

手作りのクリスマスツリーです(下の写真は組み立て前のキット品です)。本立てや折りたたみイス、飛行機や恐竜などのキット品もあります。

 

1本の木を育てるには50年以上かかるそうです。「木を植える」⇒「育てる」⇒「切って」⇒「育った木を使う」という悠久からの循環のリズムが、りっぱな木を育て、森林を育てていきます。
間伐を繰り返しているうちに、林床に明るい日差しが届き、低木や草本などの下層植生が発達します。また、植林木以外の樹種にも好影響を与え、林床が豊かになります。植生も豊かな森林は、山地災害も防止する機能があるとともに、湧き出す良質な水は、箕面の平野部に供給され、農産物を育みます。

箕面市役所の別館4階・5階には、森林組合豊能支店から「来庁者にどうぞ、ゆっくりしてもらってください。」と寄贈された箕面産ヒノキで作られたイスが設置されています。

皆さんも、是非、生活の中に木を取り入れてみてはいかがですか。
木を使うことは、生活を豊かにするだけでなく、箕面の森を守ることにもつながります。


(3年間使い続けて少し汚れていますが、「箕面産ヒノキのマグカップ敷き」です)

これら間伐材製品のお問い合わせは、
大阪府森林組合豊能支店(大阪府豊能郡能勢町大里17番地)
TEL :072-734-0125までどうぞ!


今年の農業祭では、お子さんも楽しめる場をめざしました。
お子さんも楽しめるイベントをきっかけに多くの方に来場していただき、コメや野菜、果実のある “箕面の豊かさ” とそれを ”支える生産農家さん” がおられることを肌で感じ、知っていただこうと・・・。
消費者と生産者との間にある垣根を取り除くことで、真の”地産地消”が創造されると思います。

次にご紹介するのは、餅つき大会です。
約60人の小学生までのお子さんが、順番に餅つきを体験しました。

桜地区を担当されている農業委員の細井清司さん(写真:上)は、地域の祭りで使われていた石臼(いしうす)と杵(きね)を会場まで持ってきてくださいました。

孫のような小学生の子どもと一緒に掛け声をあわせて、餅をつきます。
「1(いち)、2(に)、3(さん)・・・」
「おうおう、ようできた! ようできた! うまい。うまい!」
五穀豊穣の秋を祝って、箕面の新米(モチ米)による餅つき。地域の子どもたちが、生産農家さんを知る交流の機会にもなりました。

次は、株式会社近畿クボタ(兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号)による農耕トラクタ30馬力の展示です。
近畿クボタさんは、”クボタeプロジェクト”という「食料」・「水」・「環境」をキーワードに、社会の発展と地球環境の保全に貢献する社会貢献活動に取り組まれており、箕面市内の放置され遊休化した農地の再生でもご協力いただいています。
農業祭では、子どもや家族連れの方に、街中では、日頃お目にかかることのない農耕機械をさわって、乗って、親しんでもらいました。


「兄ちゃん、こんな大きなタイヤは見たことないなあ・・・」

私たちの食に直結している農業。市街地に住み農業を日常に意識することはなくなっても、私たちの生活とは切っても切れない関係です。今年の農業祭は、「箕面食育フェア」と同日開催もしました。

農業祭では、農と食に対する理解と関心を深めながら 子どもたちが育つきっかけとなるよう、これからも様々なイベントを行っていきます。

2.「ゆず加工」の現場へ潜入!
12月21日の冬至をひかえ、箕面のゆずも収穫の最盛期!

産地 止々呂美では、金色に光るゆずの木が目を引きます。
先日、生産農家の尾上喜治さんが、「村史では、(今から600年以上も前)1330年頃にゆず栽培がはじまったとあります。」と教えてくださいました。
「今の姿」というものは、営々と山を切り開いて、”幾代(いくよ)もの努力”で受けつがれ、世代を超えてきたものです。農家さんは、今の生活だけでなく、自分の子どもたちが将来困らないようにと、すっごい長い目で農業経営(ゆずや栗の種を蒔いてきた)されてきたのです。


今年も 「ゆず収穫サポーター」に33名の方がご参加くださっています!本当にありがとうございます。
「うちの子は、ゆずが好きで、今朝もパンに、ゆず皮スライスと蜂蜜をのせて食べてきました!」と親子で参加された鏡美幸さん。(写真上)

ゆずの木に果実が実るまでおよそ18年かかります。
このお子さんが大人になる頃、今年植える苗木から、ようやく果実がとれだします。長い年月をかけてゆっくりと育つ。”育つ”ってそういうもの。
この地に来ると、いつも”目先の結果”を、直ぐに求める自分の性格を猛省させられます。

さて、11月29日(火曜日)、止々呂美ふるさと自然館加工室では「ゆず一次加工」に取り組まれている真っ最中でした。
平成23年度から「ゆずともみじの里・みのおプロジェクト会議」から委託を受けた止々呂美ゆず生産者協議会の皆さんが、柚子の一次加工品の製造を行っています。
収穫された柚子を丁寧に洗浄した後、搾汁します。また搾汁後の皮を利用してゆず皮スライス、ゆず皮ペースト、ゆず粉の3種類の加工品を製造されています。

ゆず皮スライスづくりです。
「搾汁後のゆず皮の中袋を取り除き、皮の汚れを1つ1つハサミで取り除いていくんですよ。どの工程も緻密な作業ですよ。」と、ご夫婦で農業を営まれている尾上紀子さんは、優しく教えてくださいます。

それを、フードスライサーで細かく裁断していきます。

ようやく、皮を約3㎜に細断された「ゆず皮スライス」のできあがりです。
このスライスが出荷され、洋菓子や和菓子、飲食店などゆず商品に使われていきます。

明日12月7日(水曜日)は、ゆず商品の販売&飲食&ワークショップなど行われます!
「生ゆず」も販売されます!
■日時:12月7日(水曜日)午前11時から午後4時
■場所:阪急箕面駅前 野外ステージ(小雨決行、荒天中止)
■内容:ゆず商品の物販や飲食ブースの出店など

  箕面ゆずフェア2016 のご案内は、こちらのページをどうぞ!

3.新名神高速道路 箕面トンネル東工事を視察!
 11月10日(木曜日)、ネクスコ西日本高速道路(株)新名神大阪西事務所による新名神高速道路箕面トンネル東工事の現場見学会があり、粟生間谷地区各自治会及び水利組合の役員様19名に、奥・山之口地区を担当されている森章農業委員とともに参加してまいりました。

勝尾寺川の水は、粟生間谷地区の水田への大切な水源です。
勝尾寺川周辺に密集する高透水の断層破砕帯をトンネルが通過することにより、坑内に地下水を引き込んでしまい、勝尾寺川の流量も減少する可能性があったため、トンネル掘削が勝尾寺川付近を通過しはじめた平成26年5月より返水可能な量を送水し続けています。
ネクスコ西日本によると、平成26年5月以降においても返水量を控除した勝尾寺川の流量に異常は見られていないという報告でした。


防水構造が施された坑内です。

現在、箕面トンネル東工事区域の総湧き水量は、毎分約1.5~1.6トン(これを勝尾寺川へ返水しています)。防水区間の覆工が完成すると、坑内への湧き水はシャットアウトされます。

農業者にとって、コメづくりに欠かせない勝尾寺川の大切な水。
施工事業者も、そのことを十分に承知されて、慎重な危険予知と対策シュミレーションのもと、丁寧な工事をされていました。

 

「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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第41回箕面市農業祭~この秋の実りに感謝して~

2016年11月09日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
なんだか急に寒くなってきて、鍋が食べたい季節になってきました。
立ち上る湯気に顔を火照らせ、気の合う仲間と箸をつき合わせるにはいい時節です。
とはいえ、鍋を彩る具材といえば、野菜がものすごく高いです。
白菜(1/4切)150円、白ネギ1本100円! 財布に優しいとはいえない値の張りようです。

原因は、夏以降の天候不順、とりわけ晩夏に生産地を直撃した台風が影響しています。台風18号の強風により長野県安曇野市などで収穫間近のリンゴが落下するなどの被害がありましたが、ここにきて種まきの遅れた冬野菜にも影響がでています。
野菜高騰を受けて、三重県鈴鹿市では「12月と来年1月に1度ずつ全市立小学校と幼稚園で給食の提供を見合わせる」ことも一時検討されたとの報道もありました。

野菜・コメが食卓に届くまでには、台風や長雨といった気象変動に立ち向かう生産農家のご努力があります。工場で計画的に生産できる製品と違って、どんなに周到に準備しても”確実ではな”いのが農業です。

天候不順・野菜高騰の中、改めて、毎日の食事を大切にし、品薄でも少しでも届けてくださる生産農家の方に、「ありがとうございます、いただきます。」の気持ちを、今こそ伝えたいものです。

1.箕面市農業祭 ~ この秋の実りに感謝を込めて ~


箕面でも8月~9月の荒れた台風や停滞する秋雨前線の影響で、田んぼに入ることができず、稲の刈り取りの遅れたところがありました。
しかし、なんとか”実りの秋”を迎え、今年も早い学校では10月から箕面産の新米を給食に提供できています!

そして、11月26日(土曜日)は、秋の収穫を祝う、箕面市農業祭です。
毎年毎年、その年の収穫を生産者に感謝して地域で祝ってきた農業祭も、時を重ねること今年でなんと41回目。41年前から続いている秋の祭典です。

農業祭では、生産農家の皆さんが、新鮮な箕面の秋野菜(はくさい・だいこん・かぶ・ねぎなど)、新米、果実(生ユズなど)、原木シイタケをふんだんにそろえて、市民のみなさんに販売します。美味しさの理由を、是非その目で確かめてみてください。
 
今年は「箕面食育フェア」と同時開催!農業や食に関するイベント、おいしい屋台も盛りだくさんです。
 
・日時:11月26日 土曜日         午前9時から午後3時【小雨決行】
・場所:芦原公園・メイプルホール(ロビー、小ホール)( 外部サイトへリンク )

 

 

市内の生産農家、箕面市農業経営者連絡協議会の皆さんから、採れたて新鮮な野菜が持ち込まれます。

箕面特産の原木しいたけ、銀寄栗、ゆずも直売されます!

大園同窓会箕面支部(府立園芸高校の卒業生)の皆さんからも、採れたて野菜が持ち込まれます。

石丸地区で朝市を運営されている「石丸ヘルシーファーム朝市」の皆さん。石丸で採れたサツマイモなど、地元野菜ふんだんに使った温かい豚汁の販売です。

新稲の名産品葉ぼたん。活きのいい葉ボタンの直売もあります!

是非、11月26日(土曜日)は箕面の農業祭へ、お越しください!

 

2.箕面の実生ゆず ~今年も、香り高く、完熟果汁たっぷりです!~

止々呂美地区で生産される箕面の特産品 柚子(ゆず)。
日中はよく晴れて、昼夜の寒暖差が大きくなる11月。山の傾斜地に広がる果樹園では、やわらかな日差しを浴び、”ゆず”が黄色く色づき、今週から収穫がはじまっています。
フレッシュな香り、果汁たっぷり、実も大きな良品質のゆず。

府内で生産される唯一の実生(みしょう)ゆずです。

箕面のゆずは全国的にも珍しい貴重な実生ゆず(「実生」とは、接ぎ木や挿し木ではなく、種子から生育したゆずです)ということで、11月8日(火曜日)、箕面の実生ゆずを是非とも学びたいと、「木頭(きとう)ゆず」のブランドで全国的な人気の産地 徳島県の那賀郡那賀町役場から谷次郎室長補佐が来られました。(写真、右から谷室長補佐、中央が止々呂美ゆず生産者協議会会長の尾上喜治さん)

樹齢80年の大木を見て、谷さんの第一声は、”実生”なので、樹木の肌もきれい、強い、若々しい!と驚嘆です。

ゆず生産農家の尾上喜治さんからは「実生ゆずは、害虫や病気にも強い、だから害虫消毒も必要ない無農薬栽培です。」と説明がありました。


さて、箕面市では、このゆずの収穫を体験することもできるゆず収穫サポーターを募集中です。
高齢農家さんのゆず収穫の応援もかねて、今年で7年目をむかえ、昨年は43名もの参加がありました。
参加者は、普通の主婦のかた、ゆず料理を提供している飲食店の経営者、大阪大学の学生サークルの皆さんなど、多彩な顔ぶれです。
「“箕面のゆず”って言われるけど、(まちなかでは)見たことがなかったので。」
「ゆずの収穫の現場を知りたかった。」など、気軽な感じでみなさん参加されています。

 

「空気がおいしい!」
いにしえより、この地で暮らす人々が山を切り開き、手を加え、豊かな自然とともに時を重ねてつくり上げた里山の景観美も味わえます!


ゆず収穫サポーターの活動日程は、次を予定しています。

 

集合場所

果樹園

集合時間等

11月14日(月)

中政園駐車場

中政園

集合時間

13時

作業時間

13時30分~16時

11月20日(日)

上ノ所バス停

東稔農園

11月22日(火)

止々呂美神社

西野農園

11月28日(月)

ふるさと自然館

奥山農園

11月29日(火)

11月30日(水)

12月  2日(金)

 

・事前に申し込みいただき、当日は各自で集合場所まで来ていただくことになります。
 *集合場所、駐車場の位置図等は申込いただいた方に、別途お知らせいたします。
・革手袋と剪定ばさみなどの道具は用意させていただきます。
 果樹園によっては斜面地もありますので、動きやすい服装でお越しください。

応募の詳細はこちらをどうぞ!

手作業で丁寧に収穫! 果実を傷つけないように注意しながら、1つ1つハサミで枝を切り離します。あたり一面は、
”ゆずのフレッシュな香り”が、いっぱいです。

 

3.平成28年度大阪府農業委員会大会が開催されました!
10月28日(金) 大阪国際交流センターにて、大阪府内の農業委員会委員による大会が開催されました。
大会では、「(第1号議案)大阪農業活性化に関する要請決議」「(第2号議案)都市農業振興基本計画に基づく要請決議」「(第3号議案)大阪農業リフレッシュ運動の推進に関する申し合わせ決議」が採択され、政府及び大阪府に対して要請・提案されました。


 
国においては、本年5月に都市農業振興基本法に基づき、都市農業振興基本計画が策定されました。

基本計画では、都市農業を都市における重要な産業として位置づけ、新鮮な農産物の供給はもとより、防災空間の確保、良好な景観形成、国土・環境保全、農業体験の場の提供など、都市農業の持つ多様な機能を発揮し、都市農業の安定的な継続を図ることなど、都市農業の振興に関する施策を総合的克かつ計画的に推進することとされています。

それらも踏まえて、大阪府は、地方の農産地(農業振興地域)のような国から農業投資が重点的にされる地域ではないことから、支援策の充実に向けた要請が決議されました。

これまで、箕面市農業委員会では、都市農業の振興と農地保全に向けた制度見直しを、大阪府農業会議を通じて国に要望を続けてまいりました。

要望・要請もあって、
今般、国の平成29年度税制改正において、市街化区域内の農地で税制優遇を受けることのできる生産緑地の指定要件を300平方メートルまで緩和(現行500平方メートルからの引下げ)する方針を検討されています。

市街化区域に点在する小規模農地でも、生産緑地の指定が可能となれば、固定資産税が農地評価としてかなり軽減されるとともに、相続税も支払が猶予されるといった税制特例を受けることができるようになります。
また、後継者不足などで営農継続が困難となった土地所有者を考慮し、農業従事を希望する者へ生産緑地を貸す場合の相続税の納税猶予適用も検討することとされています。こうした制度改革は、本市のような都市部でも農業を継承したい農業者の想いを後押しするものです。

会場では、大阪府農業経営者会議による府内の生産物展示コーナーがあり、箕面市からも特産「しいたけ・ゆず」の出展がありました!


身近に田畑が広がる住環境、そこから収穫される新鮮な野菜が学校給食や食育でも使われる子育て環境は、かけがえのないものです。これからも箕面市農業委員会は都市農業の発展に向けて取り組んでまいります。

 

「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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