部長ブログ@箕面市役所

箕面市役所の部長が、市のホットな話題を語ります!
市の動きや仕事紹介、副市長、教育委員会委員などのつぶやきも。

コメづくり始まる5月、農業を学ぶ体験!

2017年05月10日 | 農業委員会事務局

こんにちは、箕面市農業委員会事務局長 野澤 昌弘です。

若葉が日に輝き、新たな芽が吹き始める ”芽生え(めばえ)”の5月です。

箕面市の北部 止々呂美 ビワ畑では、5月初旬から袋かけが本格化しています。 

 

止々呂美地区のビワ栽培の歴史は古く、延元年間(1336~1340年)に始まったとも言われています。

高さ10メートルほどにもなる樹木に、農家さんは梯子をかけてのぼり、ひとつひとつ手作業で実を袋で覆い、繊細なビワの果実を守ります!

 

長く大きな楕円形の葉、新緑に温かみある褐色が幾重にも重なり広がっています。

箕面の特産品ビワは、「田中」という品種で、肉質が柔らかく、みずみずしい大ぶりの実が特徴です。6月下旬から7月にかけて果実が大きく成長し、出荷されます。

販売は改めてご案内させていただきます!

 

近くでは、田んぼの準備が進み、水が引かれるのを待つばかりです。

春は農家さんにとっては忙しくなりはじめる季節です。

田んぼに水を引く前にトラクターで土を掘り返し耕します。

この耕起で、種まきや植付けに適した土塊の大きさに砕き、収穫後の稲わらをすき込み、土を軟らかくします。

 

 

おコメは八十八の手間がかかるとも言われています。

耕起により十分な作土を確保することは、水稲の根張りの深さを決めることになり、この後の田植えや稲の生育に大きく影響します。八十八・・・その一つ一つがおコメの味に関わってくる大切な作業です。

 

1.コメ作りがはじまる5月。あちこちで農業を学ぶ体験も!

子どもたちにとって、世界は知らないことばかりでできています。

5月2日(火曜日)箕面保育園では、園児たちが、種籾(たねもみ)から出芽させる(いわゆる「育苗」)体験を行いました。

お米(コメ)の種子は、「もみ」と呼ばれ、植物学的にいうと果実(玄米)をもみ殻が包んだ形です。稲の一生のスタートは種もみの発芽から始まります。

種もみが発芽するには、3つの条件が必要です。1つめが水です。種もみの重さの約15%の水を吸うと発芽を始めます。2つめが温度です。いくら水を吸っても、10℃以下の温度では発芽できません。発芽の最適温度は32℃です。3つめが酸素です。水中の酸素がひどく不足すると、発芽は異常になります。小学校の理科で習いますが、農家さんのご協力で目の前で実体験しました。

園児たちによって、種もみが苗床(育苗箱)に均等に撒かれていきます。最後に先生がスコップで軽く土をかぶせていかれました。

苗床にまかれ、覆土された種もみの幼根は土の中へ伸び、幼芽は覆土を貫いて地上に出てきます、出芽です。幼芽や幼根は、もみの中の胚乳の養分を消費しながら生長します。この苗を水田に移植することが”田植え”です。田植えした苗は2~3日すると新しく根が出て、その根が伸び始めて活着(かっちゃく)していくのです。

 

 

2.市民のみなさんも参加できる”田植え体験”を実施します! ~参加希望受付中!~

6月3日(土曜日)白島地区の田んぼで、コメづくり体験を行います。今年は、市民40組の参加を募集しています。

参加費は、1世帯2,000円。毎年、1組あたり3~5㌔のおコメを収穫して持って帰っていただいています。

泥んこになって自分たちで植えたおコメは、味も格別です!

【田植え体験】

日時

63日(土曜日)10時から12時頃

場所

白島2丁目

参加料

12,000

申込締切

524日(水曜日)

 

 

 

 

 

申込み方法は、こちらページをどうぞ!

 

田植体験の場所は、4月29日(祝)に開催された白島レンゲまつりの真ん中にある田んぼです。

 

レンゲ祭りが終わって、5月2日(火曜日)お世話いただけるコメ農家 岡村幸雄さんがレンゲをすき込みながら田んぼを耕されていました。

レンゲの持つ窒素栄養分がそのまま田んぼの地力(養分)になります。

コメづくり体験、是非ご参加くさだい!

 

 

3.平成29年度箕面市農業委員会事業計画が決まりました!

4月13日(木曜日)、農業委員会総会が開催され「平成29年度箕面市農業委員会事業計画」を決定しました。

本年7月には現農業委員の任期(3年)が満了し、新委員へ交代となります。

平成29年度事業計画は、年次の事業計画であるとともに、新体制に“何を引き継ぐ”“何を伝える”のかを示すものと位置づけています。(事業計画はホームページでも公開しています)

   

農業委員会が昨年8月に行った農業者アンケート調査では、「農業後継者がいない」が約32%、「(概ね5年後の)農業経営は離農や縮小を考える」が約25%を占めています。

箕面の農業を支える高齢農家の皆さんの将来への不安・悩みを、同じ農業に関わる農業委員が、早期に把握して適切なアドバイスを行い、また、実行組合や近隣農家など ”地域で支え合う中へ”橋渡しをしていくことが重要です。

課題の早期発見、そして早期の的確な対応!

そのために、農業委員の農地パトロール活動をはじめ日常的な地域内での活動を今年も委員会活動の根幹としていきます。

 

(5月8日(月曜日)、市内農地の状況を見て回る農業委員の皆さん。上写真は白島地区、下写真は奥地区。)

 

新体制移行まであと3か月、地区毎の課題をきちんと整理し後進へ引き継ぐ、継続性と信頼、期待される農業委員会活動をめざします。

  ・平成29年度 箕面市農業委員会事業計画

  ・平成28年度 箕面市農業委員会事業報告

 

4.箕面東高校16歳の農業実習生! がんばる!

箕面市農業公社では、大阪府立箕面東高等学校から29年度前期デュアル実習(職業体験)の受入を行っています。

4月25日から8月29日までの期間で毎週火曜日に農業を学びに来られるのは、高校2年生16歳 名賀 菜々子(みょうが ななこ)さん。

(写真右が名賀さん。左が公社職員長谷川さん)

「おばあちゃんの田舎は山梨県で、梨(果樹)や大根を育てていました。農業に興味があって、将来は自分も農業関係の仕事に就きたいです。畑で体を動かすことは、とても好きです!」

 

5月9日(火曜日) 外院地区で学校給食に出荷する新玉ねぎの収穫です。

名賀さんに感想を尋ねると、「畑は想像していたとおり、いつも面白いです! 玉ねぎは、手でひっこ抜くんだあ・・・知らなかった!」と話されてました。

名賀さん、夏にむかって暑くなりますが、体調管理しながら、頑張ってください!

 

さて、箕面市農業公社では、5月8日(月曜日)から(早生)玉ねぎの収穫をはじめています。学校給食でも、5月から市内農家さんからも、箕面産玉ねぎの入荷がはじまり、6月・7月は全量が箕面産になるほどです!

身近で穫れた甘い玉ねぎです!

 

 

箕面市農業公社では、玉ねぎの収穫を体験したい方を募集しています。

「収穫ということを味わいたい方」、「農業というものを体全体で感じてみたい方」、「応援したいという方」、農業委員会事務局農業振興課までお問い合わせください!

農業公社の体験募集は、こちらのページをどうぞ!


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授かる春。朝市も バーベキューも レンゲ祭りも 開幕!

2017年04月10日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
春の桜が見頃をむかえ、箕面の畑も新緑、豆(マメ)の白い花も咲きはじめています。
4月は、朝市や学校給食にも旬の味覚 さやいんげん や えんどうまめ がお目見えします!

 

箕面では、
毎春、”土から芽が出て、花を咲かせる”という、畑の一刻一刻にも、
季節が今年もまた巡ってきてくれたこと。そして、
恵みの作物を授けてくださることを、感じとれます。

 

1.朝市も春のにぎわい

止々呂美ふれあい朝市(箕面市上止々呂美内信寺北約50メートル)も、冬季休業をあけて、3月19日(日曜日)から営業を再開しています。

 

箕面グリーンロード(箕面有料トンネル)を止々呂美インターで下りると、風景は大阪都心とは一変、温かく穏やかな春の田園が広がります。国道423号を亀岡方面へ車で5分ほどで朝市の看板が見えてきます。
毎週日曜日に開催される朝市では、今は、ほうれんそうやブロッコリー、菜花、特産品しいたけ、山菜やタケノコなど春野菜がならびます。
旬の野菜は、食感よくシャキシャキ感は抜群です。

【開催場所】箕面市上止々呂美内信寺北約50メートル
(池田から亀岡方面へ 国道423号線沿い)
【開催日】 毎週日曜日
【開催時間】午前8時から正午
【開催期間】平成29(2017)年は3月19日(日曜日)~12月24日(日曜日)まで。
12月25日からは冬季休業期間です。

 


(国道423号線、この看板が目印です。駐車場もあります。)

(毎月、いろんな季節のイベントが催されます)

 

 

 

 

 

(止々呂美地区での原木しいたけ栽培の様子です)

箕面の朝市は市ホームページでも紹介しています。


2.バーベキュー・川遊び

4月から11月は、とどろみ朝市横の余野川にて、渓流釣り(ニジマス・アマゴ・イワナ)、バーベキュー、川遊びも楽しめます。
(主催:止々呂美漁業協同組合 電話 072-739-1844(営業日))
毎週土・日曜日、祝日の朝8時~夕方4時30分まで開催されています。(雨天時利用不可)

 
3.4月29日(祝)は、石丸レンゲ祭り!

箕面市石丸地区では、毎週日・水・金曜日に石丸朝市が開催されています。
(開催場所)箕面市石丸(萱野東小会館西約100メートル)
(販売日時)毎週日・水・金曜日 午前8時から正午
(販売品目)野菜、果物、花卉など


のどかな原風景の水田が広がる石丸地区は、毎年、田植えが始まる前の4月に、農家さんがジュータンを敷き詰めたようなピンク色に染まった田んぼを無料開放され、レンゲ祭りが行われます。
今年で第20回目をむかえる石丸レンゲ祭りは、4月29日(祝日:土曜日)に開催されます(主催:石丸れんげ同好会)
地元野菜の販売や野だて、やきとりなど出店で、春の一日をのんびり過ごせます。


ご家族で、お友達同士で、お弁当を作ったりしながら、どうですか。
石丸レンゲ祭り会場となる田んぼは、みのおキューズモールから、東へ歩いて10分!
千里中央より阪急バス⑪「石丸」下車、南へ100mです。


4.学校給食も、箕面産 春野菜でスタートです!

学校も新年度を迎え、給食は 今週12日(水曜日)から始まります。(小学1年生は4月26日からです)

学校給食は、栄養のバランスがとれた食事を友達や先生と一緒に食べるという心のふれあいの中で、子どもたちの健康や体位の向上を図ろうとするものです。また、子どもたちに食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものです。

今年度も、箕面の農家さんから新鮮な春野菜をふんだんに出荷していただけます!
箕面のコメ・野菜をたっぷり使った”美味しい箕面産学校給食”を楽しみにしていてください。

(「4月は、ほうれんそう!」と出荷を楽しみにされている新稲の稲垣恵一さん。)

 

 

 

箕面市では、2017年4月1日(土曜日)から2017年7月31日(月曜日)まで、「病気やけが、何かあったら♯7119救急安心センターおおさかへ!」を統一キャンペーンとして実施中です。


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箕面産菜の花 ”ひなまつり”学校給食!

2017年03月08日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。

農業公社の畑に行ってみると、ボコッと穴があって・・・
「何かいる、絶対にいる!」

蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)。
土の中で冬ごもりしていた虫たちが、穴から出て姿を見せる3月です。
目をこらして穴の中をのぞくと「ザリガニ」です。
春が近い!
でも、なんで畑にザリガニ?

 

1.市街には ザリガニ、野山には シカ!

春間近、箕面山麓からの野生動物(猪・シカ)の下山を防止する柵を張りまくっています!
2月26日(日曜日)、先月の粟生間谷西(奥地区)に続き、新稲地区の柵張りです。
大阪青山大学の裏山、タケノコもよく採れる竹林、山野から平野部へむかって田んぼや野菜畑が連なります。
新稲地区実行組合の農家さんら25名が集まられ、コメや野菜など大切な農作物を野生動物の食害から守るため、総延長330メートルの金網柵を張られました。

「タケノコ林には、既に猪に掘り返された後がたくさんあるなあ・・・」
樹木にもシカの食害の跡が見られます。

大阪府立環境農林水産総合研究所の生育状況モニタリング調査(糞塊調査などをベースにされています)によると、シカは、大阪平野では、北部域に生息しており、特に能勢、箕面、高槻で高い傾向となっています。
府内北部域には、推定頭数は3,490~6,280頭。平均密度は1平方キロメートルあたり15.6頭。
農業被害ばかりでなく、早朝など目撃も多いはずです。

新稲地区の農家さんは、地元の子どもたちが通う 第1中学校や西小学校とのつながりも深く、学校給食にもたくさんの地元野菜を出荷いただいています。5月には、毎年、西小5年生を対象に 田植体験も行われています。
大切な田畑、農家さんら自ら、山際に金網柵を張って農業被害を自衛されました。

平野部では、春の畑準備も始まっています。シカ・イノシシの生息域を本来の野山に戻していく取組みはこれからも続きます。

 

2.都市農地の次代への継承 ~JA/農業委員会代表者集会~

2月24日(金曜日)、「都市農業振興にかかるJA・農業委員会代表者集会」が、マイドームおおさか で開催されました。
都市における農地の役割が改めて見直されています!

朝市や学校給食などへの新鮮な農作物の生産供給機能にくわえ、子どもたちの農業や土に触れることによる情操教育の場であったり、緑地・オープンスペースとして良好な景観や環境を形成したり、多様な役割と機能の発揮が期待されています。

JA大阪中央会専務理事菊井健次氏より、情勢報告がありました。
「近年、人口減少・成熟社会を迎え『社会のあり方』が大転換を迎えた。都市住民が享受している都市農業の多様な機能を評価し、農のあるくらしを求める声が高まった。」
「農業を知らない国民が増える中、都市農業の振興は8,800万人の都市住民が農業を見て・触れて・体感する機会ともなる。都市農業の振興は、食料自給率の向上や食料安保の観点からも、国民の農業理解につながりうる重要な取組といえる。」

「都市緑地法等の一部を改正する法律案」が2月10日、今第193回通常国会に提出されました。農業関連では、都市内の農地の計画的な保全を図ることにより、良好な都市環境の形成に資するための生産緑地制度の見直しが提案されています。

 (1)生産緑地の面積要件を一律500㎡から条例で300㎡まで下げることができる。
 (2)生産緑地地区を物理的な隣接一団から、一定の範囲であれば一団の要件を緩和
 (3)買取申出期間の始期を、一定期間(10年)延長する「特定生産緑地」の創設

これらは、平成27年4月に制定された「都市農業振興基本法」における都市農業・都市農地の在り方についての基本理念「(1)多様な機能(体験教育や情操教育、緑地やオープンスペース機能など)の適切かつ十分な発揮と都市農地の有効な活用及び適切な保全、(2)良好な市街地形成における農との共存、(3)国民の理解の下に施策の推進」に基づいて、具体的に法整備に着手されたものです。議案審議はこれから始まります。

集会では、「都市農業振興・都市農地保全にかかる要請」も採択され、内閣総理大臣、農林水産大臣、国土交通大臣及び財務大臣あて要請することとなりました。

(クリックすると拡大します)

都市農地に聞こえる春の足音!

(3月の菜の花畑です。)
鮮やかな色合いの畑は、春の訪れを教えてくれます。そこで収穫される「旬の春野菜」は、新鮮、味も濃く、香りも豊かです。

まさに都市農地 見て良し、食べて良し、です。

3月3日(金曜日)の小中学校の給食は「ひな祭り献立」。
1中と3中では、新稲地区:稲治勉さんの畑(上写真)で採れた”菜花(なばな)”が使われました!

(Before:すまし汁 に使われた ”菜花(なばな)”。近所で穫れたものは鮮度も抜群です。)

(After:ひなまつり献立)
ちらしずし。鰆(さわら)の塩焼き。すまし汁。ひなあられ

農業を知らない、農業に触れることが極端になくなった時代ですが、
箕面の学校給食では、旬の地元野菜をふんだんに使って、
都市農地と学校給食を通じて、季節の訪れを感じて、この春を愛でます!

 

一方、農業者にとっては、悩みもいっぱい 

都市農業振興基本法が施行され、都市農地の役割が改めて見直される一方で、農業者にとっては課題もあります。その1つが農業の跡を継いでくれる者がいない。(アンケートでは約3割の方が「農業後継者がいない」と回答されています。)
「子どもは農業をしたこともない。農地を残したら迷惑がかかる。」と嘆かれます。

箕面市では、箕面市農業公社が、耕作者がいない農地をあずかり、学校給食用に野菜を生産しながら農地として受け継いでいく仕組みをとっています。
農地のことでお困りの方は、農業委員会事務局までお気軽にご相談ください。

(農業公社では、市内農地約4.4ヘクタールを預かっています。今は、3月の学校給食で使うにんじん出荷に大忙しです。)

 

3.地域の果実を、作り続ける!

2月23日(木曜日)、豊能地区農業委員会連合会では、奈良県吉野郡下市町「柿の産地」を視察しました。

“柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺”(子規)
奈良県のカキは全国第2位の生産量を占め、昔から俳句に詠まれるほど、古くから「御所柿」を始め様々な柿が生まれてきました。

柿は古来より日本で栽培されており、奈良県では大和朝廷の時代から栽培され、特に大正時代以降、柿の栽培面積が急に増えました。現在は主に刀根早生や富有などの品種を五條市、下市町中心に 標高100m~400mの中山間地で栽培されています。

「大和(やまと)には群山(むらやま)あれど、とりよろふ・・・」(万葉集)
原風景広がる静かな山あいです。5~6月に白い花をつけ、秋の落葉した辺り一面は熟した柿で ”視界が真っ赤” になるそうです。

奈良県農業研究開発センター(奈良県五條市西吉野町湯塩1345)のお話しでは、
「奈良の柿産地には、後継者が多いのが特徴で30~40代の方も多い」そうです。

次代に受け継ぎ、地域を豊かにする!
カキは、果実がとれるまで18年もかかります。でも、先人は、自分たちの生活だけでなく、子どもや孫の代も生活に困らないようにと苗木を植えられたのでしょう。
長い歴史と新しい技術に支えられ、多くの若い農業者が意欲的に柿づくりに取り組んでいます。

(柿の枝木をヒモで引っ張って、手入れしやすいように樹高を低く広げています)

ところで、

箕面市では、古くからの地域特産品「栗」「山椒」「びわ」「ゆず」があります。本市では生産農家さんが、これら特産品の苗木を購入される場合は、費用の助成も行っています。栗の木は、きちんと管理されれば50年以上も経済作物として活躍してくれます。今年も 栗と山椒は、あわせて 約220本の苗木が、将来のために植えられました。
30年先、50年先の産業・・・次代のために遠くを見つめる農業者さんを、これからも応援していきます。

 

 

 


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。

 


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奥地区初!猪・シカ防止柵550メートルを設置!地域で農産資源を守る。

2017年02月07日 | 農業委員会事務局

こんにちは。農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
まだ雪の舞う寒い日もあったりですが、少しづつ春の気配も感じられます。

今日7日(火曜日)は大阪府立箕面東高等学校では、1年間の職業体験(デュアルシステム)の発表会が行われます。箕面市農業公社では、17歳の男子高校生が半年間一緒に仕事をしました。初日は、緊張気味に静かに市役所に来られていたので、「朝来たら、真ん中から入ってきいよ。みんなにおはようございます!って元気に言いながらな。」から始まった職業体験。

春をむかえ、この1年間に学ばれたことを、たくましく成長した姿でプレゼンされると思い、楽しみです。

野山にも少しづつ春が感じられます。
粟生間谷西(奥地区)、陽当たりの良い田園地域では、ビワの木に小さな果実が見えています。


奥地区では、箕面山麓からの南向きの斜面地から田畑が広がっています。陽当たりの良いのんびりとした環境、朝市や学校給食にも、おコメや野菜を出荷いただいています。

しかし、山に近いことから、シカやイノシシが夜間・早朝など人里に下りてきて農作物を食べてしまう被害があります。
今日のブログでは、鳥獣による農業被害に対して、地域での取組みを紹介させていただきます。

大切に育てた農作物、もうすぐ出荷!という前に食べられてしまう「害獣」はとてもやっかいな存在です。
獣害の被害が大きいと野菜の値段が上がったり、農家の収入が減ってしまったり、
更には、耕しても食べられてしまうなら農家さんの耕作意欲も損なわれ、良好な田園環境が荒れ地化していく可能性もあります。・・・問題はいっぱいです。

(粟生間谷西地区で捕獲されたイノシシ。毎晩のように出没し、畑の野菜を食い尽くす被害を受けました。小型ですが、どう猛なので襲われたら大変です。)

地域ぐるみの共同作業!動物防止柵550メートルを張る!
 
粟生間谷西 奥地区では、春の作付にむけて集落の皆さんが対策を話し合われました。そして、田畑を守るために、山際(やまぎわ)に、シカや猪が入って来れないような高い柵をビッシリと張り巡らせることとされました。地元の動きにあわせて、箕面市では、国費鳥獣被害防止総合対策交付金事業による財源確保に向けて、国に対して「(奥地区の)学校給食など生産基盤としての重要性」、「柵を設置することにより今後も農産資源が得られる投資効果」などを説明し、協議を重ねました。その結果、柵の資機材費用についての全額国費補助を確保しました。

何十年も悩まされてきた獣害に対して、奥地区では初めての取組となる”広域柵”の設置です。高さ1.8メートル、総延長552メートルに及ぶ金網製の侵入防止柵を設置して、地域一丸で、動物の下山を防ぎます。

1月20日(金曜日)、奥実行組合の方々が早朝より集まり、柵の設置をされている様子です。シカは6月に田植え後の若いイネを食害することが多く、また、イノシシは稲穂に乳汁がたまりはじめる乳熟期(6~7月)以降の9月ごろ穂を食害することが多い。
だから、農家さんらは冬場に対策を講じます。

 

これまで、奥地区では、農家さんが個々に自身の田畑にトタン板など様々な柵を設置されて獣害対策をされてきました。しかし、個々の対策では、山からの侵入を許す ”すき間” ができており、また、設置と維持管理に要する労力も大変な割には、なかなか被害も減りませんでした。
奥地区では、山際に流れる農業用水路(今井水路)に沿って 、低コスト・低労力の「すき間のない獣害防止柵」 の設置が実現しました。

被害が発生しない「強い集落」づくりのために、大切なことは地域ぐるみの取組です。

箕面市では、大阪府猟友会箕面支部など関係機関と連携して箕面市鳥獣被害防止対策協議会を設置し、国費補助事業「鳥獣被害防止対策交付金」を財源として確保に努めながら、「捕獲」と「防除」の両面から地域での自衛を後押しています。

箕面市では、過去3年間で、特に被害報告の多かった止々呂美地区では、まとまった田畑を取り囲むように、金網柵約3.4キロメートルを設置しています。これにより、人の生活圏と動物の生息圏を分けて共存できるように対策を講じてきました。

また、農業委員会では、鳥獣が山から下りてくる原因となる「えさ場・隠れ場」を作らないように、農業者への農地の適正な管理を指導しています。

獣害対策を講じてきた結果、農業被害額は、平成20年頃と比べてこの5年間ほどは半減となっています。農業委員会では、引き続き、農業者と情報共有しながら、更なる被害軽減に向けた対策を支援したいと考えています。

野生鳥獣の農業被害に関するご相談は、農業委員会事務局までどうぞ。
また、市街地のアライグマやイタチなど動物被害の対策と捕獲檻の貸し出しはこちらのホームページをどうぞ

柵を張った、その後・・・!


2月2日(木曜日)、奥地区では、箕面市農業公社が、長年放置されていたヒバ林の開墾に取り組もうとすると、地区農業者さんが「大丈夫かあ・・・たいへんやぞ。」と話しながら、チェーンソーを持って駆けつけてくださいました。
シカ・猪の侵入防止柵を張ったことを契機に ”地域の田畑をきれいにしていこう” と応援です。

「もう1ヶ月早かったら、このヒバは、”とんど ” に使えたなあ・・・」

鳥獣対策など、みんなで改めて話合いすることをきっかけに、
遊休農地解消の助け合いも広がっていけばと希います。


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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箕面産オリーブオイルづくりも!農業で地域を豊かにする!

2017年01月12日 | 農業委員会事務局

農業委員会事務局長 野澤昌弘です。
新年、あけましておめでとうございます。
今年も、農業委員会の活動、そして、食卓に農産物が届くまでの生産現場の話題をお届けできたらと思います、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、我が家では、社会人2年目の次男が朝食を食べないんです。
朝6時に家を出て会社へ、晩21時頃に帰宅。
朝ごはんを食べる時間よりも寝ていたいそうです。朝ごはん抜きは、高校時代からの習慣で、20代は若さ・体力で乗りきれるかもしれないけど「年齢を重ねたら1日もたないで!」と、毎朝、おにぎりを1つ作って持たせます。

私たちの脳は”ブドウ糖”をエネルギー源として使っています。朝起きたときに頭が「ボーッ」としてしまうのは寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなっているからです。脳のエネルギー源のブドウ糖を、朝食でしっかりと補給し、脳とからだをしっかりと目覚めさることで、朝から勉強や仕事に ”集中”できるのです。

   

昨年も、大阪府内の小学生を対象に、子どもたちが食を中心とした健康づくり活動に主体的に参加することを目的に、「野菜摂取・朝食摂取」をテーマにしたポスターコンクール2016が開催されました。
入賞作品は、2017年野菜バリバリ朝食モリモリカレンダーに掲載され、ポスターは各学校へ配布されています。

1.箕面からも優秀作品2点!
「野菜バリバリ朝食モリモリ」ポスターコンクール2016

箕面市からは222点の作品が描かれました。
本市の作品は、箕面産野菜を学校給食や食育に取り入れていることから、農作業風景の絵を描く子どもも毎年たくさんおられます。
どの作品もみなさん、個性豊かで色彩も見事です。

 

 

府内の応募総数は、なんと4,149点。その中から厳正なる審査を経て、本市から2名の小学生が入賞されました。
・大阪府知事賞(低学年の部)に、豊川南小2年生 若井咲花(わかい はな)さん、
・大阪府栄養士会会長賞に、豊川南小6年生 横山唯桃(よこやま ゆもも)さんです。
 お二人には、豊川南小学校 3学期の始業式10日(火曜日)に表彰状が手渡されました。
おめでとうございます。

お米も野菜もしっかり食べる、朝食も欠かさず食べることは、心身とも豊かに過ごす健康生活の原点です。
本年も、箕面の学校給食と食育学習はそういうコンセプトのもとに行われます。
「『しっかりと食べる習慣』が、学校給食からも広がれ!」 です。

 ■箕面市の食育3つのアクション
 「朝食宣言」・・・毎日食べます「朝ごはん」
 「食は健康」・・・野菜たっぷり「バランスごはん」
 「お米週間」・・・旬と味わう「お米のごはん」

   

   (息子へわたす ”おにぎり”)

 

2.箕面市農業公社も、次の目標へ始動!

箕面市農業委員会では、農業の働き手の高齢化や後継者不足が課題となる中、貴重な田畑を荒れさせないように、平成21年農地法改正以降この8年間で、使われないまま所有している農地(遊休農地)約13.5㌶(135,000㎡)を解消してきました。(500人規模の中学校グランドが6,200㎡ぐらいなので20面以上に相当します)

箕面市の遊休農地解消対策は、年齢的な理由などで耕作が困難な農業者に代わって、安心して田畑を任せる担い手組織として、府内初の市町村農業公社となる一般社団法人箕面市農業公社を設立して対応しています。
農業公社は、平成26年2月 法人に移行、就農を志す若者を雇用・育成しながらの試行錯誤の3年間でもありました。

  

(上止々呂美地区 余野川左岸の段々畑。公社があずかってキャベツ畑としています。ひんやりとした12月、訪れると深呼吸したくなる魅力ある一帯となっています。)

 ~使っていない農地の栽培再開、学校給食へ出荷~

野菜工場と違って、想定外の気象条件に遭ったり、長きにわたり荒れていたことによる悪い土壌との闘いもありました。初年度(平成25年度)は、なんと1年間の売り上げが36万円という悲惨な状況でした。

その後も、毎年毎年何かが起こる!
半年近く、労力も時間も費やしたのにもかかわらず、畑を掘ってみると排水不良のため「規格外のニンジン」ができたり、長期の耕作放棄地では「害虫被害のダイコン」ができたり・・・。

昨年の晩夏から秋は、プロ農家さんも経験されたことのない異常気象。秋雨前線の停滞など9月は日光がさす晴れ間も極端に少なく、消費者にとっても秋野菜の驚くほどの高騰もありました。

でも、「農業は、こういうことやで!」と地域の農家さんから励まされ、「この農具も使って!」と手押し耕耘機をいただいたり。いつかの成功を信じて、失敗にめげず、原因をさぐり、対策を学び、実践してきました。

まだまだ独立採算は厳しい状況(国農水省補助金で赤字を補てん)ですが、徐々に任していただく農地も広がり、地域の多くの農家さんにも支えられ、平成27年度は年間約50トンの野菜を出荷、売り上げにして約7,000千円となりました。
    
  

中学校給食への箕面産の出荷は、箕面市農業公社に加え、市内農家48軒からも出荷いただいております。
これらをあわせると、中学校給食では、年間に使用する野菜のうち28.7%が箕面で栽培された農産物になっています。
 
   

今は、箕面産冬野菜も出荷ピーク。大根など箕面産100%となる食材も数多くあります。

  

   

   (1月11日 川合地区でにんじん収穫をする農業公社の長谷川さん、中上さん)

   

 

また、都市農業箕面ならではの特徴として、農業サポーターの協力があります。農業公社でも、人手が必要な収穫や種まきを、体験されたい方や手伝っていただくボランティア(農業サポーター)を募ったところ、12月には10名もの農業サポーターに参加いただきました。地域とともにある都市農業です。今年も、農業への応援のすそ野を広げたいものです。
 
  

農業サポーターさんの応援もあり、12月は、農業公社設立後の最高量となる25万株の玉ねぎ苗を植えました。

  

 (12月外院地区での玉ねぎ苗の植え付けです。機械化の一環として導入した玉ねぎ移植機により、1昨年に比べて10分の1の時間で植え付けれました。)
 
  

(経費を抑えるために、種から育てた玉ねぎの苗)

 

 (新稲地区の玉ねぎ畑。この農地は、かっては樹木200本が繁茂する樹林地でした)

農業公社では、経営計画に基づき、毎日の出費をおさえるとともに、「①機械化」と「②学校給食用にしぼった4品目野菜の大量生産」による経営の効率化に取り組んできました。今年は、次の経営手法として、「小規模分散地対策」に取り組みます。
東西7キロにも及ぶ箕面市。点在する農地を、確実に保全していくために、農業公社の資本(人材と労力投下時間)は、市街化調整区域などのまとまった農地群に集中することを基本とし、(農業参入希望の事業者など)多様な担い手の農業参入とも連携して保全していくことを考えています。

   

 

本市で農業参入している事例として、「オリーブ農園」を紹介します。

 

3.オリーブ栽培で地域を豊かにする!

箕面市新稲地区では、株式会社 北摂ワインズ(箕面市牧落)によるオリーブ農園が経営されています。

 

農業就労人口の減少の一方で、本市では、平成21年の規制緩和を受けて、農業者でなくても、一定の条件のもと農業委員会の許可を受ければ農地を借り受けて、独自参入ができます。
  
 

「輸入物が多いオリーブオイルに対して、国産の安心安全なオリーブは少なく、国産をつくればニーズはあるしプレミアもつく。苗を売ることも含めてビジネスとして成り立つ」と考えて農業参入を志したのは、株式会社北摂ワインズ 富鶴 高代表。

オリーブはもともとイスラエルなど乾燥地帯の産物、日本のオリーブの産地小豆島などとも栽培環境を比較され、箕面が年間雨量や日照時間、平均気温、特に、新稲地区は畑地で水はけも良い利点に着目し、平成28年3月に農業委員会の許可を受けて、旧寒桜畑を借り受けました。5月(ゴールデンウイーク)に苗木140本を植樹され、根がつくまでの夏場2か月間は毎日水やりに通い、昨秋に初の箕面産オリーブオイルを作られました。

 

 (試作品の箕面産オリーブオイルと富鶴 高代表)

 

初の箕面産オリーブオイルは、試作品として約500ミリリットルが完成。
天敵(葉巻虫)の食害などで収量が減ってしまったそうですが、富鶴 高代表は、「段階的にステップを踏んで、農地面積も3倍以上に広げて販売につなげたい。また、栽培過程データ ”どのタイミングで何をすべきか。” を蓄積して、収穫までのサイクルをパターン化すれば、誰もが参画できる農業にもなる。」 目標は「いつか次のステージとして、オリーブを箕面ブランドにしたい。まちなかにも常緑樹のオリーブが広がれば緑豊かな箕面にも似合う」と、2年目の豊富を語っていただきました!

農業者による農業経営を基軸にしつつ、都市部にある農業として、食品企業(外食・食品加工・流通業)など多様なビジネスとも共生し、”地域を豊かに”していくことも大切だと考えています!

【非農業者の農業参入要件について】
賃借であれば、企業や法人など一般企業であっても、市街化調整区域なら参入可能です。この場合、農業委員会で許可を受けることが条件となりますので、事務局までご相談ください。
(主な借受者となれる要件)
原則、個人の場合は、農作業に常時従事すること(農業者)。法人の場合は、農地保有適格法人であることが要件です。
ただし、一定の条件で「非農業者」や「農地保有適格法人以外の法人」も利用権の設定を受けることができます。この場合、次を満たす必要があります。  

地域の農業者との適切な役割分担の下に継続的かつ安定的に農業経営を行うと見込まれること。なお、このことを担保するため、農業の維持発展に関する話し合い活動への参加、農道、水路、ため池等の共同利用施設の取決めの遵守、獣害被害対策への協力等を行うことについて確約書を提出することが必要です。

農用地を適正に利用していないと認められる場合に利用権を解除する旨の条件が付されます。(毎年、農地の利用状況報告の提出が必要です。)

法人の場合は、業務執行役員のうち1人以上の者が法人の行う耕作事業に常時従事すると認められることが必要。「業務執行役員」とは、取締役のほか、理事、執行役、支店長等組織名であって、実質的に業務執行についての権限を有し、地域との調整役として責任を持って対応できる者を言います。

農地のすべてを効率的に利用して耕作を行うこと(農機具の保有・リース状況、労働力、技術力、経営規模などから判定します。)

周辺の農地利用に影響を与えないこと

 

 

詳しくは、こちらの市ホームページリンクもどうぞ!

 

 


「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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