心にいつもネタ帳を

なんとなく ゆるやかに くちてゆく

鎌倉移り気紀行…八巻(腰越駅〜極楽寺駅)

2018-07-24 00:04:53 | 旅行
極楽寺駅は駅舎が有名、関東の駅百選?
とは言え自分はこの旅行の少し前に、
映画の「海街Diary」を見て興味が湧いただけなんだけど…
駅舎もだけど近くの赤い橋も風情があって良いかなと訪れてみることに…


なんか可愛い腰越駅。

そんな腰越駅に着いた頃には雨もあがってきていた。
時間は7時頃、さては相方が起きたのかなと思いつつホテルに戻ろうか迷ったが、
相方さんが駅目的だけの極楽寺駅での途中下車をしてくれるか分からなかったので、
軽く足を伸ばしてみることにした。
ほどなくして電車がやってきた。

まだ空いていたので最後尾に座って車窓を楽しむことに。

なるほど凄いところを走っている。

江ノ電と言うと海沿いを走るイメージがあったが、
藤沢から乗ったせいか意外と海沿いを走る区間は短く感じた。
天気が悪くて景色も残念な感じだったせいもあるが…

国道134号線沿いを走る江ノ電の、
日本一有名な踏切(個人の感想)を今回はスルーする。

そんな踏切を過ぎてすぐにまたすれ違いポイントが…
その先、国道134号線から逸れていくが、
この狭い道がまた良い感じに併用区間っぽくなっていて、次回来た時はぜひ七里ヶ浜駅辺りで降りて歩いてみたいものである。
そして電車は一旦国道へと戻りつつまた狭い道へと行き、某映画で有名な稲村ヶ崎駅に到着する。
ここもすれ違いポイントのようである。

稲村ヶ崎駅…歩けばすぐに海沿いに出られるが、
駅からは海が見えないのは意外だった。
そしてここから山の風景へと移り変わるが、海沿いの道もちょっと入るとすぐに山の中って感じね…湘南は。
と、この短い区間でこうも景色が変わるかと思うような極楽寺駅へ到着。
乗ってきた電車を見送る。

すでに良い感じ。

と、ここで無人駅に慣れてない自分は戸惑う。
あれ?このまま出て良いの?
でも考えてみたら一日乗車券だから問題ないのね。
恐る恐る改札を抜けると…
おぉ〜!なんか良いね!

ちょっとレタッチ。

せっかくなので、映画に出ていた赤い橋まで行ってみる。

う〜ん、なんか生活感が滲み出てる…
それもそのはず、この数分後には通勤通学の人達が忙しなく行き来するのであった。
そんな人達に軽く迷惑かけながら、
江ノ電唯一のトンネル「極楽洞(ごくらくどう)」を見物。
赤い橋の上から見られるのねと、なんとなく眺めているとすぐに下りの電車が…
あっ!300形だ!が時すでに遅し。
慌てて撮ったが残念な結果に…
するとすぐに上りの電車がやってきた。

会い方もホテルで待ってるし、とりあえず撮れたから良いかぁ〜と、
後ろ髪ひかれながらも戻ろうかと思ったが、ふと考える。
「単線なのにすぐに電車が来たって事は…龍口寺の交差点と一緒ですぐ先にすれ違いポイントがあるのか?」とググッてみると、案の定「長谷寺駅」ですれ違い。
その後は「鎌倉駅」まで単線。
つまりは今行った300形、次の上り電車で戻って来る?
そこで極楽寺駅から鎌倉駅までの所要時間をググッてみると約8分。
最初の300形を見送ったのが7時30分頃だから、往復で16分…
予想だと7時46分頃には300形撮影チャンス!
極楽寺駅から藤沢駅までは30分かからない感じ。
江ノ電は12分間隔で電車が来るから、
300形を撮ってから次の藤沢駅行に乗れば…おそらくホテルには8時30分頃に着く。
要約すると、ここでの滞在はプラス30分って事で、自分の予想を信じて300形を待つことに。
カメラの設定とか煮詰めながら、慣れてない液晶画面での撮影に不安を覚えつつ…
まずは下りの電車が!

案の定ピントがあまい!
とか思っているうちに来たよ!
予定通りの300形。

多少の傾き修正とトリミングで、
まぁ〜自分の中では満足な一枚が撮れたのでご満悦。
分かりやすい時刻表に感謝しつつ、
ここも予定通り8時30分頃無事にホテルへと帰還。
その頃にはすっかり雨は止んでいました…

そして長谷寺へ…続く





鎌倉移り気紀行…七巻(江ノ電)

2018-07-23 07:03:54 | 旅行
江ノ島電鉄…通称「江ノ電」は、始点である「藤沢」と終点の「鎌倉」の約10キロを、およそ34分で結ぶ短い路線である。
沿線沿いは見所が満載で、さながら観光列車かアミューズメントパークの乗り物のようであるが、
今回はちょうど通勤通学の時間にフラフラしたので、江ノ電は本来地元の方々の足だと再認識した。
江ノ電は日本一有名なローカル線(個人の感想)なんだと…


ゴージャスなホテルでの朝を迎え、窓の外を見ると雨っぽい…
実はこの旅行の目的の一つに早朝の江ノ電に乗って、
朝日に照らされた江ノ島を絡めた海の写真を撮りたいってのがあったのだけれども、どうやらそれは望めない。
でも小雨っぽいしせっかくだしと、まだ寝ていたいと言う相方さんを置いて一人出かけることにした。

コテコテの晴れ女を置いてホテルを出ると思ったよりも雨が強い。
車に乗せたままの傘を取りに駐車場へ行くと、係員がいない。
どうやら車の出し入れは24時間じゃなかったようだ。
仕方なくホテルの目の前のコンビニで傘を購入。
朝6時…すでに蒸し暑い中、駅までの道をカメラが濡れないようにかばいながら
「無理にでも連れてくれば良かったか…晴れ女…」と思いながらトボトボ歩く。
それでもまだホテルから駅まで近かったので心折れずに藤沢駅へと辿り着く。

まだ人もまばらだったのでちょこちょことあれこれ撮影。
今稼働中の江ノ電一覧。

一日乗車券「のりおりくん」は必需品!
藤沢駅入線。

昨日乗ったやつと同じ車両…ちょっと残念に思いつつもまずは江ノ島駅で下車。
江ノ電は単線で所々にすれ違う場所があるらしい。
江ノ島駅はその一つ。

今だ雨…

目的地は龍口寺交差点。
初めて行ったので何処から撮ろうかウロウロしているうちに来た!
20形。

とりあえずイメージ通り、600形が埋まっている有名な最中屋さんと絡められた。
と思っているうちにすぐに下りの電車が!
考えてみたら江ノ島駅ですれ違っているのだから、ここは上りが行ったら下りがすぐ来る場所なんだ。
なんとなく江ノ島のルールが分かってきた。
そんなわけで10形。

個人的には少々狙い過ぎな…

と、ここで次の駅の腰越駅までの約500mほどの併用軌道区間を歩いてみることにした。
歩き出してすぐに前方から…
あぁ!今回のメイン300形が!

もう少し待てば龍口寺交差点で300形が撮れたのに…とは結果論。
でも考えてみたら12分間隔で運行しているから結構すぐに次のが来るのよね。
って、うひょ〜ギリギリ!

などと思って道路を横切ったらすぐ背後から…
1000形。

それにひっついた2000形。
とりあえずこれで全部の形を撮れたかな。
 

この併用軌道区間の腰越商店街は歩道も無い。
普段は車も線路の上を走る感じ。

電車が近づくと人も車も路肩に寄って電車をやり過ごす。
こういう所が、ドヤドヤとやって来る観光客に対して寛大でいられる土壌があるのかもしれないと思った(個人の感想)

そして極楽寺駅へ…続く













鎌倉移り気紀行…六巻(藤沢)

2018-07-16 22:29:26 | 旅行
藤沢市は神奈川県の海よりの真ん中くらいに位置する湘南で最大の街らしい。
某漫画の作者の名前に使われていたので馴染みは深かったが立ち寄るのは初めてである…


美味いツマミでお腹も落ち着き、程良いアルコールで疲れも多少癒やされ午後7時半頃、鎌倉駅に到着。

前回はこちら側の入り口を見ていなかったので新鮮。
そしてこの旅一番の目的、江ノ電とようやくご対面。
まずは500形。

前回鎌倉を訪れた時は、鎌倉駅から長谷寺駅までの短い区間の乗車だったが、
今回は藤沢駅まで乗るってことでちょっとワクワク。
でも時間はすでに7時半過ぎ、外は真っ暗。
初全区間制覇のモチベーションだけでワクワクを持続しつつ藤沢駅に到着。

鎌倉を出たときは4両編成だったけど、
長谷寺駅?極楽寺駅?かどこかで500形が切り離されてたっけ。
そんでいつの間にか2両になっていた1000形を見送りつつ駅を出る。
最近地元でも目にするようになったドン・キホーテの脇を抜けて。

どーん!夜はさらにゴージャス!

看板。

入り口もゴージャス!

内装もゴージャス!

階段もゴージャス!

そして部屋に入って相方さんの
「あれ!?ベッドが無いよ!」の第一声。
ビジネスホテルのちょっとゴージャスな感じと思っていたから、
いつも泊まるようなダブルの部屋しか頭になく、
「どうやって寝るのよ?」と叫ぶ相方さんに、
「布団でもひくのかな?ほらあそこに扉があるから押入れじゃないかな?」と言うと、
相方さんが「はっ!まさかっ!」と何かに気づいてその扉をガチャっ!
なんとそこにツインのベッドがありました。
なんか部屋を予約する時に、
朝食無しのプランにする代わりに少し部屋のグレードが上がるような事は言っていたけど…
まさかスイートだとは思っていなかったので嬉しい誤算。
眺望も藤沢の街が一望出来て気持ちもゴージャス!

そんなこんなでようやく一日を終わり、
翌日に備えてすぐに寝てしまうのであった。

そして江ノ電へ…続く















鎌倉移り気紀行…五巻(小町通り)

2018-07-13 07:16:12 | 旅行
小町通りは、鶴岡八幡宮から由比ヶ浜に真っ直ぐに伸びる若宮大路の一本脇に通る商店街。
そんな小町通りで鎌倉っぽいものでも食べて行こうかと散策するのだが…


まだ日差しも強く残る午後四時頃に、建長寺を出て鎌倉駅へ向かう。

途中変わったトンネルを抜けると、ほどなくして鶴岡八幡宮に辿り着く。
今回ここはスルーと言うことで相変わらず人がワンサカ居るなと思いつつ鶴岡八幡宮の横をズンズン進み小町通りへ。

この時点でかなりヘトヘトな初老の二人…
相方さんが何やら見つけたようで、そこでちょっと休憩を。

どうやらここのお店の小洒落た飲み物を飲みながら歩いている人を見かけたらしい。
それはテイクアウトできる「苺スパークリングワイン」

我々は小休止も目的だったので店内でいただくことに。
自分はビールなんぞをいただき、ついで?にキャロットケーキ。

そこで改めて晩御飯の算段を…
やはり生しらす丼?いや何かそんな気分ではないような…
あとは何が鎌倉っぽい?ハム?
とりあえず何処にでもあるようなお店以外なら良いかとザックリした計画で再び小町通りに飛び込んで行った!
がしかし意外とスイーツとか食べ歩く系が多いような…探す気力が無くなってると言うか…
そこでふと目に飛び込んで来た焼き鳥屋。

自分的には観光地臭くない地元のお店と言うものにとても惹かれるので、軽く相方さんにアピール。
とりあえず第一候補と言う事でもう少し他も見てみるが…やはりそこに行きたくなったのでもう少し強くアピール!
と言う訳で焼き鳥屋「鉄砲串」へ。
開店間近の時間と言うこともあってかスムーズにカウンターへ…料理の写真を撮って良いかと尋ねると空いているうちならとの事…その後確かに満席に。
観光の人と地元っぽい人と半々くらい?

軍鶏のヤキトリと日本酒が売りのようで、日本酒は中々メジャーどころが揃っている感じ。
ヤキトリの方はまず、ねぎ間と皮を…お勧めは塩との事でまずはそれに従う。

味は自分にはあっさりめ…流行りで言うと優しい味?
なるほどビールより日本酒に合うし、素材の良さも伝わってくる…って言えるほどグルメではないが美味しい。
次はと壁のメニューを見ると改めて実感する…ここは旅先だと。
ヤキトリは結構土地土地で呼び名が変わる(個人の感想)
そんなわけで店員さんに聞きながら注文…忙しい中笑顔で対応してくれて感謝しながら「ぼんぼち」を…これはなんとなく「ぼんじり」だろうなと予想がついたが一応聞いてみたらやはりぼんじりだった。

続いては「そろばん珠」これは流石に分からなかった。
どうやら「せせり」らしいのでタレで注文。

実はヤキトリはタレ派でしてね。
そんなわけでネギマもタレでいただくことに。

タレもサラッとしていて素材を邪魔しない感じかな?
せっかくなのでツクネも…ツクネはつなぎに山芋を使っているらしく、良い意味でねっとりと旨味が口の中に広がっていく。

そしてもう一つ「てっぽう」括弧書きで「シロ」とあるがシロコロホルモン的な?
これも聞いてみたところやはりホルモン!タレがお勧めと言うことで注文。

やきとんついでに「カシラ」
普段行く焼き鳥屋にはあまり置いてない部位。前に新宿辺りで入った焼き鳥屋にもあったからこちら方面だとメジャーなのかな?
こちらは塩で。

などなど満喫して大満足。
今度また行きたい場所が一つ増えた!
とホロ酔い気分で鎌倉駅…

そして藤沢市へ…続く












鎌倉移り気紀行…四巻(半僧坊)

2018-07-07 11:18:23 | 旅行
半僧坊は建長寺の鎮守さま。
建長寺の総門から片道20〜30分の険しい階段を登った先にあると言う。
そこには天狗の像が沢山有ると言うのだが…


建長寺のつくりは総門、鐘楼、三門、仏殿、法堂、方丈となんとなく縦一直線に建物が並んでいる。
その脇の道を山の方に向かっていくと半僧坊があるらしい。
その道中に教えていただいた塔頭の一つ「龍峰院」があった…が、門は閉ざされていて御朱印をいただくことは出来なかった。
気を取り直して、半僧坊からは少し道を外れるが御朱印をいただけるとの看板が出ていたので「回春院」へ。
朝方の曇り空に油断して帽子を忘れた事を後悔しつつ、意外とすんなり到着。

相方さんが御朱印をいただいている間、レンズの簡易マクロ機能を試す。

何蟻?
なんてどうでもいい事考えなら待つこと数分。

来た道を戻り、いよいよ半僧坊へ。

ここを登って行く。

確かに中々パンチのある階段…写真撮ってる余裕がなかった。
あっ!ガビチョウは撮った!

ホオジロも撮った!

もこもこ。

と、辛いは辛いけど思ったよりはサクサクと天狗の像が有る所まで!

手水舎にはカラスじゃなくてハトが

最後の階段の脇に何かある模様。

なんか岩に天狗の団扇。

後もう一息。

鼻が立派な天狗。

小さいのはカラス天狗。

着いた〜

御利益ありそう。

石畳のこの印はなんだろ?

遠くに見える相模湾、天気が良い感じだと富士山が見えるようでそれ用の見晴台的なものがあった。
この日は全く見える気配は無しで残念。
程よく満喫して来た道を戻る。

帰りは少し楽に感じた。

意外とすんなり4時前には建長寺境内に戻ってこれたので、見ていなかった法堂を。
天井には立派な雲龍図が。

ここも思わず見惚れる。

そして痛めている膝をどうにかしようと「おびんずる様」を擦る!

自分の体の悪い所を擦ると良いらしい。

もう一つ御朱印をいただけると聞いていた「妙興寺」も御朱印はいただけず…またのリベンジを誓う!
余談だが半僧坊ってもしかして神社だったのか…?

そして小町通りへ…続く