天使と猫物語~自閉症児と家族の歩み~

自閉症という障害をもつキララと、猫5匹、家族の日々を気まぐれに綴ります

施設見学

2011年01月21日 | 日々キララ中1・姫子大1
何だかバタバタしちゃって、昨日は更新できませんでした。すみませんm(_ _)m

昨日はPTA主催の、施設見学バスツアーに参加してきました。


見たのは通所施設を二つ。
どちらも明るくてとてもいい施設でした。

施設長さんが、どちらもすごく一生懸命で、

通所者さんのために優しく、時には厳しくサポートされていました。


こういう施設で働いている人や、キララのサポートしてくれるいろんなスタッフの人を見て、

私いつも思うんです。


この人たちの、障害者に対する愛情や情熱は、いったいどこから来るんだろう?


障害者に対する偏見や差別心を持つ人も多い中、

この人たちはどうしてこの子たちを真っ直ぐ見つめてくれるんだろうって。


私は自分の子も、姉の子も障害者だったので、

当たり前のように、どんな障害の子も可愛いと思えるし、幸せになってほしいって思うけど、


もし自分がそういう立場にいなかったら、

自分の仕事として、障害者と関わる割の合わない仕事を選ぶことはなかったと思うし、

考えもしなかったと思うんですよね。


この職員の中には、自分の家族に障害者がいる人もいるだろうけど、

大半のそうではない人たちのこの情熱は、どこからくるんだろう?

そして、街中にいるたくさんの(私もそうなっていたかもしれない)冷たい視線を送る無関心な人たちと、

何が違うんだろう?


これは本当に分からないです。


ただ、ひとつ言えることは、

私たちはキララのおかげで、

こんな一般の人たちとは相当価値観が違う優しい心をもつ人たちと、

日々関わる事ができるということ。

そういう人脈は、私たちの宝物です(*^_^*)



脱線しました(^^;)

二つの通所施設は、見た感じではキララにはとても無理かなという感じがしました。

施設長さんは、みなさん重度の方で、手帳もAかBの人たちですとおっしゃっていました。

でもどう考えてもキララとは相当違うかな。

将来キララがそこにいる姿は、想像できませんでした。


でもいろんな施設を見学することで、

これからどんなことが大切になってくるか、

キララにどう関わっていくのがいいのかが段々と見えてくるので、

とても勉強になります。


やはり一番大切なのは、きちんと挨拶ができることのようです。

次は、返事や意思表示。

これが最も大変なのが自閉ちゃんですがね・・・(^^;)



そして、帰りの車中で、
両施設長さんから繰り返し繰り返し出た、


『自立』という言葉が、

重く重く心にのしかかって帰ってきた私なのでした(T_T)
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