バスストップから基地ストップの会  

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2017年3月定例デモと申し入れ書

2017-03-20 | 日記

3月18日の座間キャンプへの定例デモ。

前回の悪質な過剰警備に対しては座間警察に抗議の申し入れを行い(前回の記事)、それに対し警備課長から本人にきちんと注意したこと、今後このようなことのないようにするという言葉を受け取った。その言葉通り今回のデモでの警備の警察官の態度は丁寧で、安心してアピールすることができた。デモは私たちの当然の権利だということを、行動を続けることで広げていこう。

昨年見事な花を咲かせていたモクレンが、今年も白く輝いていた。デモコースはこれから花の季節、散歩気分での参加者ももっとふやしていきたい。

      

               申し入れ書

 

在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官     ジェームズ・パスカレット少将様

陸上自衛隊中央即応集団司令官                           小林 茂様          

座間駐屯地指令                                          豊田 真様

 

 私たちは2月18日座間警察に申請済みの定例デモを行いました。しかし今回は定時相武台駅前を出発、間もなく踏切前で突如出てきた警備にあたっていた一人の警察関係者がデモ隊の中に入ってきて警棒で強い力で差し止め早く歩けと暴力的で威圧的な態度をふるい驚かされました。私たちは11年間、平和を願い基地のない街にしたいという思いでささやかでもこのデモを続けてきたのです。このような警察権力をバックに威圧的で暴力的な態度をふるうことは、沖縄の辺野古や高江で基地建設反対の市民に振るわれている機動隊の暴力行為と相通じるものです。これは座間市民の私たちにとっても決して看過できない問題です。

 目を国内や世界情勢に転じると北朝鮮の金正男のマレーシアでの暗殺事件がテレビで四六時中ひっきりなしに報道されその陰でどんどん進行している「テロ等準備罪」という実質「共謀罪」の設立です。オリンピックの開催の名を借りた卑劣な手段で政権にとって不都合な団体や個人を恣意的にテロリストに仕立て上げ抹殺したいという安倍政権の目論見に対し私たちはもっと賢明になって勇気を持って阻止してゆきたいと思っています。

 私たちは今南スーダンにPKO派遣されている自衛隊の方々のいる現地の安全性が隠蔽される中、危険で過酷な状態に置かれていることを大変危惧し早い撤退を願っていましたが、突然政治的な何かもくろみが働いたのか去る10日、政府は5月に撤退を決めたとのニュースに接しましたが、非常に危険な状況下、5月を待たず今すぐ安全に撤退することを強く願います。 

 さらに基地反対運動を続けている私たちに愕然とした司法判断がありました。それは沖縄の新基地建設に体を張って阻止運動をして逮捕されたリーダ山城博治さんは拘留されてすでに5か月になろうとしていますが、微罪で長期拘留その上保釈も認めないという最高裁の決定に日本の司法がいかに独立性がなく政府の意のままということが明確になりました。アメリカではトランプの横暴を止める三権分立が確立しています。

 私たちは山城さんたちの釈放と基地ストップを掲げストップすることなく抗議し続けます。

 

2017年3月18日     バスストップから基地ストップの会と参加者一同

                                             

                                                                                                                                  

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