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福島牝馬S、スプリングドリューが豪快に差し切り

2007-04-21 16:57:30 | JRAニュース
21日、福島競馬場で行われた福島牝馬S(4歳上牝、GIII・芝1800m)は、柴山雄一騎手騎乗の9番人気スプリングドリュー(牝7、美浦・堀宣行厩舎)が、道中後方から直線で豪快に追い込み、4番人気フラッグシップを1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分46秒6(良)。さらにアタマ差の3着には2番人気ヤマニンメルベイユが入った。1番人気のコスモマーベラスは4着。

 勝ったスプリングドリューは、父ミシル、母ダイナサフラン(その父ノーザンテースト)という血統。02年10月のデビューから8戦目(中山・ダート1800m)で初勝利を挙げると、その後も勝ち鞍はすべてダート戦だったが、昨年5月の4歳1000万下(中京・芝1800m)で芝での初勝利を挙げると、夏から秋にかけても芝で好走を重ね、9月のニューマーケットC(1600万下、中山・芝1800m)に勝ちオープン入り。ここ3戦は重賞で苦戦が続いていたが、今回が6度目の挑戦で重賞初勝利となった。通算成績44戦7勝(重賞1勝)。

 鞍上の柴山雄一騎手は、ヴィータローザで制した06年中山金杯(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算3勝目。管理する堀宣行調教師は、ジョリーダンスで制した阪神牝馬S(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算3勝目となった。

 また、ミシル産駒のJRA重賞制覇はホワイトカーニバルが02年フェアリーS(GIII)を勝って以来、約4年4か月ぶりとなった。

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