大野智くんが主演を務める映画、「忍びの国」がもうすぐ封切られるということで、その前に、というのもなんですが、「のぼうの城」を見てみました。
劇場には行けなかったので、u-nextで。
ようやく、見れたという感じかな。
感想は、エンターテイメントしてはかなり面白いのではないのかと。ということで
🍎🍎🍎
とさせていただきました。
最近見た「花戦さ」もそうですが、野村萬斎ワールドが全開、という感じの映画でした。
特にあの声。丹田から出ている感じで、本当に訓練を得た声の出し方と思います。その声と敵兵を前に踊る田楽の場面では、ここに野村ありという感じで、野村萬斎さんの一人舞台、という印象。
この場面、感心しながら見入ってしまいました。
さすが、狂言師です。
強いて言えば、石田三成役の上地勇輔さんはこの野村さんの敵役ということを考えれば、なんとなく、配役としては弱かったかなという感じ。演技的にあまり印象に残らない。学芸会のような雰囲気。かえって、山田孝之さんの方が印象に残ります。醸し出すオーラが違うというか。。上地さんもそういうとこ、勉強されるとよろしいかと。
さて、「忍びの国」は演技的にはどうなんでしょう?
今回は野村さんの狂言もご堪能ください。気迫がものすごい!
映画『のぼうの城』本予告編
狂言「越後婿~祝言の式」 和泉流 シテ・野村萬斎
野村萬斎ワールドの堪能できる映画ですね。
北海道のどこやらでロケだったとか。
封切まもなく映画館で観ていました。
原作では、成田長親はかなり太った男となってました。
野村さんとは真逆の体型。
脚本から小説化されたようで、流れは映画そのものでした。
そのように記億しています。(笑)
タイトルは知っていましたが、見るのは初めて。原作も読んでいないのです。でも映画はとても面白かったです。さすがの野村萬斎さんですね。忍びの国が心配になりました。見応えあるかしら。