【文京区労協】活動レポート

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2.16税金問題学習会

2006年02月16日 | 文京春闘
 1月から始まった通常国会で、ライブドア問題や耐震強度偽証問題など小泉「構造改革」の問題が浮き彫りにされています。そんな中でも政府は、大増税計画だけは、政府の税制調査会に頼んで、どんどん進めています。
 そこで3月16日(木)、男女平等センターで税金問題学習会開きました。


やけに地味な案内板ですが
大事なのは中味です
小雨がぱらついているが参加者が多いといいんだけど


講師が実にユニークな弁護士(増本一彦さん)で
会場に入るなり
「先生と呼ばないでくれ」
「90分話していいかな」
と言われ、ビックリした私は
「途中で休憩いれますよ」


主催者を代表して
消費税廃止文京各界連絡会の竹田さん(文京民商事務局長)


小竹都議会議員も顔を出されていたので
一言ごあいさついただきました


講師を紹介される「消費税なくす文京の会」の吉谷さん


講師の増本一彦弁護士
昔、田中角栄氏が総理大臣だった頃
1回だけ代議士の経験があるそうです(神奈川県)


初っ端から
何か、ほのぼのとした昔を思い出させる
田舎の小学校の校長先生の話しを
聞くような雰囲気の中で始まりました


生徒は労働者より
東京土建や業者のお父さん、お母さんがたが多かったんだが
飾り気のない対話型で
実にユニークな学習会でした


「大根の値段は1本いくらするの?」
なんて気さくな質問に「200円!」と
返す業者婦人


東京土建主婦の会のみなさんも
極めてわかりやすいお話に納得
「これはなかなか為になるわね」とノートに書き留めます


生徒のほうも、講演などと思わず
「授業」の途中で声をかけます
“校長先生”振り向いて応えます


「あなた貯金はどのくらい」
と踏み込んだ質問に生徒も真面目に答えます


「国と地方で700兆円超える借金というが、これは誰の為に使われたのか!」
「大規模公共事業だ。この借金を消費税増税で返そうなんてとんでもない」
「大企業こそ、借金返済に責任を持つべきだ!」
舌鋒するどく、さすが元代議士


「その通り!」と相槌打つ土建事業所分会の役員さん


背広を脱いでさらに熱弁
「税金は負担能力のある大企業から正しくとって
それを国民の為に使うものでなければなりません!」
実に判りやすい


実にユニークなシルバーグレーの弁護士さんのお話し
やっぱり、中味の濃い真の『紳士』だったんですね


参加者は喜びに満ちた大きな拍手におくりました


閉会のあいさつは、文京春闘共闘会議の川内議長


消費税の話しも
こんなに面白おかしい話しなら判りやすい
この判りやすい話しを
いかに世間に伝え広めていくかが
文京春闘共闘の課題であり役目ですね

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