運動会

今日、集落内の小学校の運動会が行われた。

この運動会は、開校以来地域とＰＴＡ、自治会の合同で開かれる大運動会だ。ですから子どもたちばかりではなく、大人たちも沢山参加し一緒になって競技に参加する。もちろん、大人の競技が沢山プログラムの中に含まれている。

今日も沢山の集落内の人達が参加した。
しかし、今までと少し違ったのは全校児童が、６名という開校以来の少くない人数であることだ。１～４年生までが１人、５年生が２人で６年生がいない。

少ない人数ではあるが子どもたちは精一杯競技に参加していた。次代担う子ども達のためにたとえ他の子どもであっても、参加した大人たちは精一杯の声援を送る。
なんとも田舎ならではの愛らしい光景でもある。

狭いグランドではあるが、大人たちも真剣に競技に参加する。障害物競争、徒競走、綱引き等に加え、直径１，５メートルで５００㌔もあるロールした牧草を飛び越える「野越えヤマ越え」などという農村ならではの競技もある。

この運動会を境に農家の人々は牧草収穫の本番で忙しくなり、北国にも温かく短い夏がやってくる。

集落ぐるみのこうした運動会が出来るのも、学校があるからこそだ。この日が何時までも灯って欲しいと思っていても・・・・。
楽しかった運動会の１日だった。