山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

信州/入笠山

2016-06-27 | 山行
2016年6月27日(月) 標高が2000m前後でアクセスよくて、何か見所があれば。で朝立ちしても数時間で登山口に到着、歩きが数時間で展望が良くて、お花畑もあり、立ち寄り温泉もある。スズランは終了したが。と多々要望条件が。

自宅を6:30に出発して諏訪南IC下車して入笠山沢入P登山口着9:30。雲は多いもの概ね晴天。



桧林の鮮やかな緑の林歩きが開けると明るい入笠山湿原だ。向かいの尾根の向こう側には富士見パノラマスキー場のゴンドラ山頂駅があり木道を伝ってハイカーが歩いている。乾燥湿原でアヤメ、ニッコウキスゲ、ピンクのクリンソウの群落があった。









40分ほど山を登ると入笠山山頂で見事な展望だった。八ヶ岳に南アルプス、雲が多くて山の特定は困難、さきほどは富士山も見えていたとのハイカーの群れ。



山を下るとマナスル山荘が健在、というのは初めて大昔、ここにスキーに来たことがある。かれこれ45年も前のこと。どうやって登ってきたか記憶にないが学生時代の仲間と一泊してロープトゥのゲレンデ遊び。ソフトクリームを作ってくれたオバサンの話では向かいの斜面にスキーゲレンデがあったとのこと。今は天体望遠鏡を屋上に取り付けて星を見せているらしい。

昼過ぎに駐車場に戻りお風呂探し、この辺りはフォッサマグナ(地溝帯)で掘ると温泉がたくさん出る。

沢入登山口10:25…入笠山湿原11:13…林道11:20…入笠山12:14,12:30…沢入登山口13:55
 日帰り温泉(水神ノ湯\800)
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谷川岳/白毛門

2016-06-18 | 山行
2016年6月18日(土) 梅雨に入ってイジイジしていたが、日本気象協会の10日間予報を見て、週末の18日に山に行くことにした。カミさんも運動不足とみえて声かけたら良い返事。暑いので少し高度があって近場でアクセス良いとなると八ヶ岳か谷川となり白毛門の名前が出てきた。笠から朝日となると長いので白毛門往復して温泉に立寄るつもり。会のTさんにも声をかけ前夜池袋東口に集合した。

関越道のSAで夕食を取り久し振りの土合駅着22時頃。駅前が整地され汚れガラスに蜘蛛の巣張りの蛍光灯がきれいに、なんとトイレが水洗便座でタイル床にヒーター、見違えるようにきれいになっていた。乗降客が増えた訳でもないだろうに。



上り線の地下の「日本一のモグラ駅」のせいだろうか。私は地上駅時代の様子は山の会の先輩たちの話でしか知らないが、上野発夜行列車22:13長岡行から吐き出された登山者の群れに混じってあの、462+24=486段の階段を「蜘蛛の糸」のように地上へと向かって重荷に耐えながら階段を数えながら登った。渡り廊下のガラス窓越に年末の積雪を見て、改札を出て床に座り込むか、外の雪道に歩き出すかしたものだ。その日は20人前後のたぶん若者達が内部と外に静かに寝ていた。我々の頃は、車座になってまずセレモニーしてから寝袋に潜り込んだもの。相変わらず1時と3時前後に通過する貨物列車の轟音に起こされて4時頃には登山者の起床時間になってしまう。

のんびり最後に土合橋の白毛門登山口の駐車場に移動した、すでに数十台の車で満杯に近い。どうやらロープゥェイが整備運休中で駐車施設を締め出された車達か、白毛門にこの人数が行く訳ないだろうから。



身支度して駐車場の端から歩き始め白毛門沢を赤い橋で渡ると急登が始まる。しばらく降った雨のせいか地面が湿っているが見上げる新緑のブナの森が美しい。

空は晴れて吹き上がる谷風が涼しく樹間に天神平が見えてきたり花期の終わったシャクナゲ帯が。森が切れて露岩の鎖場に来れば松木沢ノ頭は近い。松木沢ノ頭から見上げた右手には緑色の斜面に爺岩と婆岩が控え、山頂直下の岩が見える。



向かいの谷川本峰は白い雲にまといつかれている。マチガ沢、一ノ倉沢には残雪が少ない。松木沢ノ頭を出てまもなくカミさんが両足の痛みを訴え出した。どうやら休憩中に運動不足の筋肉の緊張が緩んで“吊り”が始まったらしい。ヒザの曲げ伸ばしやマッサージしたらナントカ頑張って歩きはじめてくれたので一安心。



やっと白毛門に到着、数人しか休んでる人が居ない、いるうちにシャッターをお願いしてしまう。ほとんどの人達が目前の笠か朝日に行ってしまったことになる。



そこに爽やかなトレランの青年が現れた。半パンツに派手なスニーカーで背中に薄っぺらなザックを背負っている。

カミさんが彼の姿恰好からかイケメンさんとみてか田中陽気さんの名前を出したところ「彼、友達です」と我々の会話に入ってきた。なんと土合橋の登山口7:30発で我々を追い抜いて、白毛門を越え笠、朝日に達し折り返してきたのだと。ハイキング地図だと同じコース7h30を彼は3h30ほど駆け抜けてきた韋駄天さんだった。カミさんが名前を聞き出してなんと記念写真をお願いしてしまう。

帰宅してネット検索したところ、トレイルランナー 代田渉さん 長野県出身 Runtrip にはトレイルランナーとして挨拶文「主に中距離(30~50km)を得意とする山屋上がり(登山歴20年)のトレイルランナー……関東周辺のトレイルランニングコースを紹介している」著書(共著)「東京周辺トレイルランニングコースガイド」山と渓谷社   今月初めに道志山塊の阿夫利山に行った際に見つけた置き忘れのトレランのガイド表示の話をしたら「上野原秋山トレイルコース」は、彼がコース作りしたとのことでした。自治体によっては取り外すところと残すところがあるような話をしてました。トレイルコースアドバイザーとか

トレランさんとハイカーさんとは、現状ではあまり互いに好印象ではありません。山は静かに歩くものと思っている私は、集団で狭い山道を後ろから擦り抜けていく彼らを危ないなと思い目くじらを立てます。彼のホームページを読むと高尾山等のハイカーで混みあった山でなくて里山には人の少ない静かな山道がたくさんある、そんなコースの紹介をしていました。しかし、それでも静かな山歩きをしてる私には困った存在であることに違いない。でも、山で出会ったらお互いに挨拶できるような関係だったら許されるかと思います。



土合橋6:20…松木沢ノ頭8:54…白毛門10:15,11:20…松木沢ノ頭11:42…土合橋14:05
帰りに水上から仏岩温泉によって汗を流してから往路を帰京した。
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道志/阿夫利山 北尾根から金剛山、秋山温泉

2016-06-01 | 山行
2016年6月1日(水) じつは2月の冬枯れ尾根歩きと温泉の計画がボツになり新緑ハイクで再登場。暑さと薮承知ででかけた。今日のメンバーは4人で松浦本の愛好者達だ。

高尾発8:01甲府行に乗車し上野原8:25着 
上野原発8:30バス無生野行、古福志BS先の神田木橋で下車(自由乗降区間)8:55頃 標高は350m。



橋を渡った左側に工場、手前角にキャンプ場の看板があり左手に折れて階段を下りると秋山川に掛かる吊橋で
渡った先のキャンプ場「緑と太陽の丘」にはバンガローが点在していた。テニスコートなんかもあって管理棟とかトイレなんかもみえる。ここが阿夫利山北尾根の末端で右手のバンガローの裏から踏み跡があった。



蜘蛛の巣を掃いながら植林を少し登ると明るい新緑の尾根みちに変わった。600m辺りから尾根が狭くなり露岩伝いに。両手を使って登りきると金波美峠からの尾根道に出た。P718mに寄ってからと歩きかけたが止めて戻り、北尾根を少し戻り右手に落ち葉の道形を巻きながら東南の尾根に乗った。阿夫利山は視界はないが静かな頂だった。



新緑の笠のなかを辿り井戸沢ノ頭ではコースが二手に分かれ南東の金剛山を目指した。金剛山には新しい祠があり、濠状山道がP461も山腹を縫ってつけられていた。地元の参拝道なのかもしれない。



数個所にトレランのコース表示が樹木に巻きつけてあったが、目障りなので大会が終わったら外してもらいたいものだ。


真新しい鹿フェンスを潜ると森が伐採されて明るくなった。尾根の鼻先が高台になりベンチがあって眼下には富岡の集落と田植えを終えた棚田が広がっていた。向かいは高柄山とか前道志の山々だ。高台下に墓地があって舗装林道が秋山まで降りている。

墓地の下の最終目的地を目指して民家の間を近道させて頂き秋山温泉には予定より早くに到着してしまった。
源泉かけ流しのヌル目のアルカリ泉でお風呂にのんびり入り、大広間で下山祝いとお昼寝を楽しみ16:30の無料の送迎バスで上野原より帰京した。

神田木橋(350m)9:05…吊橋…キャンプ場(バンガロー裏手)9:15…(露岩650)10:15…北尾根頭(高見山)(710)10:35…(金波美峠方面に行きかけ戻る)…阿夫利山(729m)11:00,25…井戸沢ノ頭(670)11:45…金剛山(632)12:10…フェンス12:41…高台(ベンチ)12:45,50…墓地…秋山温泉13:00

*コースタイムが4hと歩きには物足りず、次回は他のコースと組み合わせて秋山温泉を利用してみたい。
*帰宅して調べたら「上野原秋山トレイルレース」で、秋山温泉をベースに周回する山岳レースとか。今年の
12月初めの第5回大会前後は、練習ランともすれ違うので紅葉見物ハイキングはトレランコースをよく調べて避けた方がよろしいかと思いました。


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