放馬（その1）

雨の上がった日曜日の東京競馬場。
ここで問題です。
東京5Rの写真の中に不自然なところがあります。さてどこだという訳で、

ここだ。

なぜ、そこに馬場を歩くジョッキーが？馬はどこへ行ったんだっ？！
実は本馬場に入場した直後、4. フェイトフルウォーが棹立ちになりまして、それがまた綺麗な垂直に2、3回立ちあがって、へたすりゃバックドロップも辞さず！くらいの勢いで、乗っていたジョッキーは仕方なくずるずると降り、手綱を掴もうとするものの、旨い具合にするりと逃げたんだなー。

最初は、自分が自由になったことに気付いているのかいないのか、近くをフラフラしているだけだったので、これは簡単に捕まりそうだなと思っていたら、

そうは問屋が降ろさず、周りの馬を軽く威嚇したり、(8. いやーん、止めてぇぇぇぇぇっ)

係員の制止も振り切り(フツーな)

逃げ回る。

この馬から降りた勝春…なぜ、よそを向いている？

ボー然としているのか？

そして、同じく制止しようとした誘導馬も被害に遭う。

「ギャーん！ごわ゛い゛よ゛ーっ」
こんなコワイ思いをしたのは、

キモンホワイトくん。5歳なのに、ちょっとしょんぼり。

逃げた、フェイトフルウォーの運命や！