破壊的な愛らしさを内包する馬、メジロベイリー。1998年生まれ、11歳。
父サンデーサイレンス、母レールデュタン、母父マルゼンスキー、兄メジロブライト。
この子は、メジロ牧場で休養していたころに見せていただいたのですよ。
人生で最初にさわった、
(当時)現役GI馬!ビロードみたいな皮膚で、キャワイー!ってヤツですか?おっとりしてるんですよ、コレがまた。
兄メジロブライトは2004年10歳の時このビッグレッドファームで亡くなり、2009年弟メジロベイリーは青森から北海道に戻ってきました。兄と同じビッグレッドファームに。
岡田氏は、この馬に「走る馬を出す形」を見ているのでしょうか?それともこの血統が好きなのでしょうか?そんな人間の思惑にはまーーーーーったく関係なく、馬たちは純粋です。
兄のブライトは人の言葉を理解していたんだよ。
「ブライトちょっとそっち行って」と言うと、「ほえー、こっちけ?」とちゃんと動いてくれたし。
この写真を撮った後、ベイリーの顔が人の頭の上に乗っているように見える構図で写真を撮りたかったんで、ちょっとしゃがんでみた。
で、「もうちょっと下に」とか手で合図したんだけど、結果的にはこの構図が大失敗!
ベイリーは、兄と同じように人の言葉を理解して、一緒に、「もうちょっと下に」頭を下げて来ちゃったんだな、コレが!お陰で、目線の高さが同じ!ベイリーは牧柵からファインダーをのぞいてる。そんな可愛い写真が撮れたんだー。
写真を見る度に笑ってるけど、しょーもなく可愛い子だなぁと思います。
昔は、もっと可愛らしい顔をしていたような気がしたんだけど、いつの間にかすっかりおっさん顔になり、全く似てないと思っていた、メジロブライトに似てるんだな。母方の血だろうな。これは吃驚!吃驚!
兄ちゃんよりも年上になってしまいました。
父は比較的若くして逝ってしまいました。
2000年の2歳チャンピオンを争ったアグネスタキオンが鬼籍に入ってしまいました。
メジロベイリーはいつまでも、天然のほほん系で長生きをしてもらいたいものです、心からそう思います。
Love xx
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