bujino catches soundscape

音や食+我が家のネコに関する思いつきごとを綴っていくんだろうと…思っていたら最近はフィギュアスケート中心に(汗)

ショパンのバラードについて分析してみる(初心者版のつもり^^;視覚的歌的に)

2014-07-08 21:42:25 | スケート雑談

富山の最初がかなり神だったらしいとの噂。わお!ぜひ見てみたいです!どっかで流してくれないかなあ…。

 
 
 
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えー、このショパンのバラードの全容を分析したいと言った私ですが、とりあえずDOIを見つつプログラムの部分のみを私なりにいろいろと考察してなんとなく一段落ついたので文字にしてみようと。
 
ただこれは私の本当に思い込みも含めた一考察であり、これを持ってして「だから彼はこうだったんだ、絶対!」とか読んだ方が自分の思いと絡めて羽生選手やジェフの意図を勝手に妄信的にこうに違いないと決めてかかるのはご遠慮ください。思ったとしても「○○に違いない!」というフィルターで演技を観られたりましてやそれを広めたりするのは相手を無視した思い込みに過ぎないので、「なるほどーこういう見方もあるんだね」という柔軟な気持ちで読んでいただき、演技を観る参考にしてくださると、いろんな視点で演技が見られておもしろいと思うのでした。
 
 
 
 
で、今回の考察は
を中心に楽譜の解説やネット情報等参考にさせていただきました。

この文献はなかなかおもしろいのですが、やはり初心者向きではないのでまず今回は、楽譜の細かいところはちょっとおいておいて、構成に基づくイメージを私比で(^^;)ざっくりわかりやすめに書いてみることに。
 
たぶん音楽にあまり詳しくない方にでも読めると思います(たぶん…私がわかりやすい文章をかけてさえいれば←これが一番の問題^^;)
 
 
ネットで検索すると、ショパンのバラードについてシューマンが「ショパンの曲で最も好きだ。この曲は大変優れている。しかし、彼の作品の中では最も天才的・独創的なものというわけでもない」と言ったというのがすぐに目に付くわけですが、実際にはある友人にあてたショパンにあった時の興奮を語るお手紙で「(バラード1番は)最高に霊感に満ちた作品だと思う(かりに天分が最高に発揮された作品でないとしても)。私は(バラードの1番を聴かせてもらった時点なのでそれ以降の作品は無視して)彼の作品の中で一番好きだと言いますと、彼は長い間考え込んだあげく、非常に力強い語調で『ありがとう、私もこれが大好きなのです』といいました」と書いてあったようです。
書き方変るとニュアンスも微妙に変る気がしませんか?
 
バラードはもともと叙事詩のことであると前に書きましたが、このショパンのバラードはかなりそこから発展した「歌的」な部分を器楽で演奏しているように思います。そして個人的にはとても男性的な、テナー歌手が歌うとぴったりきそうな雰囲気を感じていますが皆さんはどうですか?
 
 
○序奏
まず最初の部分(首振りまで)
この中には2つのモチーフが入っていてそのモチーフが今回のプログラムのすべてであるともいえます。最初の1音目から5音目まで。この音の動きが第1主題となりますがこの序奏では第1打音が決然と始まってその後同じ音の長さでゆったりと進行します。
 
オペラにはアリア(旋律的に音楽的に歌う)の部分とレチタティーヴォ(会話したり説明したりするように歌う)の部分があってレチタティーヴォは必ずアリアの前に感情や言葉の起伏に合わせて拍子感を目立たなくさせ自由な感じに歌われます。
 
例えばこんな感じ。

Handel「メサイア」(2)福島章恭 / 青木洋也 篠部信宏 / FBC 
 
 なんとなく感じがつかんでもらえれば。。。


バラード1番の序奏部分はレチタティーヴォな雰囲気が感じられる部分ですが、5音目までモチーフ(仮にモチーフとします)がだんだん高い音で繰り返された後、2つ目のモチーフ(最高音から音が上下する5音分、首を振る瞬間まで。これをbモチーフとします)が現れます。ここまで羽生選手は微動だにしませんからこのレチタティーヴォはこの2つのモチーフを印象づけ、曲全体にまたがる思いをここにしっかりためているのか、そんな感じなのかなあと思ってみたり。
 

○第1主題- aモチーフ(滑り出しから3A後のイーグルまで)
ここからリズムがきちんと感じられるので沈鬱な思いに浸りながらワルツを孤独に踊っているようなそんな風景が浮かびました。文献では「スローワルツによるメランコリックなアリア」と評されているのでぴったり!(^^)/
序奏で最初に出てきた旋律がここでしっかり展開されているので何か言葉をつけて歌おうとしたら充分歌えます。
 
 
○第1主題-bモチーフ(イーグルの後から最初のスピンの途中まで)
このモチーフに入るひとつ前まで実はすべて同じ方向(反時計回り)に回っていて、3Aの後のイーグルではじめて(このbに入るひとつ前のフレーズ)逆回り(時計回り)になり、bからはスピンに入るまで回転が交互になっています。bの最初のフレーズの終わりからスピンに入り、2フレーズ目はスピンで表現して繋ぎにそのまま突入していきます。bモチーフの音としてはテンポが速くなった分、暗い中での心の揺れ幅が大きくなった感じ。迷いとか葛藤とか、aモチーフよりも激しくそして這い上がっては堕ちていく感じがします。
 
○繋ぎ(1つ目のスピンの終わりから2つめのスピン終わった後の余韻まで)
とめどない激情の部分をスピンの終わりから次のスピンへ繋ぎ、最高音でバタフライ、2つ目のスピンへと移り変わります。ここまでは音やリズムの感触をしっかりつかんでいる気がしますね。そして2つ目のスピンの最後部分から繋ぎのステップのところで本来なら第2主題の明るいところへ物語が転じていくはずなのですが…
…….ない!^^;;;(しつこい!)
 
 
○繋ぎの繋ぎ(2つ目のスピンの後の小休止から)
えー、ここからいっきに130小節ほどジャンプ!つまりこの曲、今手元にある楽譜としては14ページあるのですが最初に3ページほど演奏したらいきなり最後の4ページにジャンプするんです。8ページカット!これぞ大ジャンプ!
 
 
○フィナーレ1・主題再現
それまでにあった華やかで明るい栄光(はい、この部分ごっそり削られています)からモチーフaの再現によってまた現実に戻ったような沈鬱なオーラが全体を包みます。しかしここ、最初のモチーフaと違うのは、ベース音がずっと同じ音であること(ぜひぜひここは聴き分けて欲しい部分)。
最初はまだベースの音が変化していて沈鬱さよりも悲しさが先に立った感じなのですが、ここは同じベース音が半鐘のように繰り返すことで沈鬱さや不気味さ、緊張感がハンパない。なんか不吉な兆しを感じさせます。その部分で4Tとか、まあやる気でないよ普通^^; なんとかなりませんかね、このタイミング作り。
 
そして4Tの後のaモチーフは高音で警鐘を鳴らします。これがすごい切迫感を作っていて次のコーダに突入!そのコーダのお知らせ、ファンファーレ的なものが3Lz-3Tであります。このタイミングは実ははっきりしているんですが、放送されたDOIではひとつ飛ぶのがやっとな重いリズムになってしまいました。成功例をぜひ見てみたいです。
 
 
○フィナーレ2・コーダ(終結部)
ステップシークエンスです。曲としてはとても壮大なコーダです。この参考にした文献では「和音は鷲掴みにされて撒きちらされ、また塊となって飛び跳ね回り」とあります。まさにちぎっては投げ、ちぎっては投げの状態。私が観た放送ではまき散らす部分が全体的に少しタイミングが遅めです。腕を振り回すのでかなりテンポが振り回され、一度あわなくなるとどんどん遅れるのだと思います。まさに首締め魔のシークエンス(;_;)
最高音から駆け下りたらツイズルで最後にドスンと腰を落としてそこからまた這い上がり、またツイズル。
締めの締めでスピンなのですがここの入りが明確でないのでわかりにくいです。音が上に上がるのに下がったり上がっているのに降りたりが曖昧なので、合わないとはいわないんですが、まだまとまっていない感じがします。最後のシット部分は激しい不協和音(引き裂かれるような苦しみ)からユニゾン(同音で降りてくるところ。失墜)が明確になるといいのになあと欲張ってみたりする^^;
さあ、この辺はこれからどう化けるのか。楽しみ楽しみ。

この最後の3つの音はフォルテッシモで演奏されるのですがこういう締めくくりって同じフォルテッシモでも印象がいろいろです。明るい曲調なら華やかさが際立つし、暗いと重々しさに包まれる感じ。
ですがこのショパンの最後はまさに叩きつける感じ。見放すような突き放すような感じがします。

Yuzuru Hanyu NEW SP - DOI 2014 
 
 
(言葉選ぶのヘタなので初心者向きになったかどうかとても心配…ごめんなさい!)
 
 
 
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このショパンのバラードは歌だと最初に言ったのですが、このコーダ部分は全く歌えない部分でとても器楽的です。
そこがどうも技巧的に構成的に完全な形ではないからシューマンが「最も天才的、独創的ではない」と評した部分なのかもしれないのですが、ショパンはこの課題をバラードの4番でクリアするべく立ち向かったようです。そして成功と感じたからバラードは4番で終わっているのかもしれません。
で、個人的には歌というのは自分という媒体がいてその人をとおして未来を語ったり過去を伝えたりして常に現在があるのですが器楽には何も通さずにいきなりタイムトラベルできるすごさがあると思うんです。なのでこの最後のコーダ部分は過去の凄惨な状況にいきなり自分が落とされた気分になる。だからそれはそれでとても効果的だなあと思っているのですが。。。うーん、難しいですね^^;

でもこうやってみるとやはりまだ後半部分が練れていない感じがします。これからのプロの完成していく様を観るのはワクワクします!

 
そしてこのプログラム、完璧に一色のみで構成したのは、明るい部分を外への扉だとすればこの暗い部分は内面を構成しているのかなと。そしてこれは「起」であって、もしかすると4年間かけて起承転結を作り出していくつもりなのかもしれません。だとするとすごく壮大な4年計画になってしまうけれど…。
まだフリーもあるからわかりませんね^^;

次はもう少し音に対して突っ込んだ話をしてみたいなと思いつつ。。。その方が感情が説明しやすいのです。ただイメージはできているんですが言葉の整理整頓が難しい!そしてたぶん楽譜が読める中級者レベルになると思うのでまたおいおい。。。
 
 
 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (agate)
2014-07-10 10:46:24
こんにちは。お久しぶりです。  
いよいよ、新プロの季節がやってきましたね~。  もう、ワクワクの毎日です。

今回の分析もいつもにも増して興味深く、音と振り付けのつながりがはっきりと確認できました。
素人の私にもとても分かりやすかったです。  すごく細かく見てらっしゃって、感服しております。
動画を見て、頷きながら読ませていただきました。
ありがとうございました。

DOIと富山でこのSPを拝見したのですが、富山はリンクの狭さのせいか、ウォーレイ他、色々振りを省いていました。
残念ながらジャンプが完璧だったという富山一回目は見られなかったのですが、ジャンプ云々よりも前半のスピンが少しスピードが遅く(特にドーナツ)曲にやや合っていなくて、それだけで残念な感じがしてしまい、改めてこのプロ、少しでも曲とズレてくると駄目に感じてしまうオソロシイプロなのだと実感しました。
DOIでは『何でわざわざコンボの前にいれるの?』と思っていたウォーレイも省かれたことで、どれほど効果的だったのかがわかりました。
楽公演では、3Aの後はしばらくはっきりチェックマークが入って、それからインイーグルへ入りました。
ジャンプ自体には問題は無かったので、なぜ着氷後すぐのイーグルを省いたのかはわかりません。

原因は狭いリンクと若干の疲労だと思いますが、富山はDOIで感じた会場の空気をかえてしまうような、圧倒的な演技ではなかったです。   羽生君も私たちも、何となく集中しきれない感じでした。
でも、彼はなんだかんだ、ジャンプが決まると気持ちが乗ってくるので、富山の一回目は本当に素晴らしかったのかもしれませんね。

おっしゃっている4Tの位置、ほんと、わざわざ一番の大技をあんな曲の起伏のない部分に持ってくるなんて、ジェフもやるな~って感じです。  また、それが効果的に思いました。 プログラムに溶け込んでいて。   effortless なジャンプが跳べる羽生君だからこそ、出来ることですよね。  

まあ、競技プロは試合で見てこそ、ですので、お披露目としては素晴らしい仕上がりかと思いました。
練習が余り出来なかったことを考えると驚異的ですらあります。
ステップはじめ後半がもう少し磨かれてきたら、と思うと楽しみで仕方ありません。  

一応、楽譜は読める素人ですので、次回の分析も楽しみに待っています。
Unknown (aoi)
2014-07-10 17:08:13
面白かった!面白かったです。そして、わかり易かったです!
bujinoさんの解釈をDOIの録画を一時停止しながら、交互に見比べてみました。

重く暗い激情的な世界を「完璧に一色のみで構成した」プログラムということでしょうか。
ジェフやっぱり単に暗いもの好きなんじゃ・・・。でも、私、暗いの好きなんでオッケーなんですがw

ツボに入ったのが、こちらの部分ですwww
>その部分で4Tとか、まあやる気でないよ普通^^; なんとかなりませんかね、このタイミング作り。

…本当に。4Tの前に「行くで~そいやっ!」みたいな勢いは、いらないんでしょうか?

そしてすいません、横ですがagateさんの仰っている3Lz前のウォーレイ。「ウォーレイも省かれたことで、どれほど効果的だったのか…」…そうでしたか。私あのウォーレイから3Lzの流れって、綺麗に決まったら盛り上がるかなと思っていたんですよね。

ステップシークエンスは、DOIの映像では遅れ気味でしたね。なんか振りまわされてる感が半端ないwww これからどう乗りこなしていくのか、滑りこなしていくのか楽しみです。

>これは「起」であって、もしかすると4年間かけて起承転結を作り出していくつもりなのかもしれません。

なるほど!面白いですね。
こうも考えられないですか?ショートが暗く重い一色で構成したプログラムだとすると、対象的にフリーで多色的なプログラムを持ってくるんじゃないか?とか。・・・ありきたりですねwww

次回は、中級者レベル~(≧ω≦*) 子供の頃少しピアノを習っていた程度です・・・。
難しいかもですが、先生、よろしくお願いします!
グッジョブ! (abeko)
2014-07-10 17:30:36
はじめまして。
フィギアスケートライトファン、今羽生選手に夢をたくしております。いろいろやってくれそうなので。
そしてまあすこしピアノが弾けるということで、とても興味深かったこの記事に拍手、そしてちょっと私の感想をかかせていただいてもよろしいでしょうか。
なかなか話せるお仲間がみつからなくて、勝手をお許し下さいませ。

まず、バラ1ときいた時点でショート?むりでしょ。と思い、全容を聞いて、楽譜とてらしあわせて、はーこうつなぐと違和感はあらずともいいとこが全部なくなってる、とびっくりしました。でもつぎはぎよりはましかと思い直し、何よりちまたの反応が非常によいようなので、もう一度、見直してみました。初めの静止からの入りはインパクト大、淡々と滑る感じがよいですね。コンビネーションはさすがにもりあがるところにもってきててよいのでは?万が一ふたつめ失敗しても208小節のプレストのとこでステップ始められる様にもってけばなんとかかっこつきそうですよね。あとなんか地味なところにもってこられた4Tですが、もうつなぎの一部となっているというチャンピオンの挑戦ですから失敗するとみっともないですね。でも逆にどのタイミングで跳んでも大丈夫という利点も?

最後のステップ~スピンは一昔前のストレートラインステップみたいでいいですね。こういう羽生選手はみたことがありません。特徴的なリズムとか音とかを効果的につかった振りにしたらすごくかっこよくなりそうです。最後のポーズの前、音にあわせてスピンの時手を上げたのがよかったと思いました。これから滑り込んでいくうちにめりはりがついたら素晴らしいものになるかもと予感させてくれました。

この曲は大学1年のころ練習して特に人前で弾くわけではなかったので、つまらない冒頭(若かったもので)と難しいラストの練習が完全におろそかで中程の派手なところばかり弾いていたわたし、何十年前のことですが。今、羽生選手のおかげでそこ、練習開始しました。この曲はさして難しい背景があるわけでもなく、ほんとに最後のところなんか、このやろうみたいな勢いで滑っていいかんじだと思うのでとてもいいのじゃないかと思います。

で、ちなみに4年の卒試で弾いたのがバラ4。これは深いし、難しいしものになりませんでした。

長くなってしまい、申し訳ありません。彼は音に合わせて滑りたいという気持ちがあるようですが、それほど自分で口出しはしていないようなので、是非いい楽曲をあたえてあげたいです。ジェフはいいセンスしているかもしれません。パリ散のつなぎも(2曲)わたしは見事だと思っています。

実は私、英雄ポロネーズで滑ってほしくて、がんかけて練習してtんです。バラ1がきちゃったけど、そうとう嬉しかったです?
あともうひとつ、ジャンプと音の関係なんですが、私はできれば降りた時にはまってほしいのですがそんなうまくいきませんよね。パリ散のアクセルのはいりはすごく音とあってていいなと思っていますが。

中級篇、楽しみにしています。
失礼いたしました。


Unknown (よのにょ)
2014-07-10 21:13:28
こんばんわ
 初級編なのに皆さん凄いコメント(汗)
 すでにかなり繰り返し見ているのに、楽曲をなかなか脳内再生出来ません。主題の再現とかコーダなどの構成のせいもあるのねきっと。ジェフ~and はにゅ~怒!


 この編曲に違和感を持ったはずなのになわかりやすい記事にしてくださってありがとうございます。(今にして思うとパリ散の拍の解説とか全然わかってなかった汗)

 >スローワルツによるメランコリックなアリア
 >見放すような突き放すような感じ
 
 私の受けた印象が似ていて、ちょっとうれしかった。まるで月の光と遊んでいるかのようなそれでいて憂いを感じさせる前半、美しい。ところが、それと後半のステップからフィニッシュポーズまでの流れがどうやってもつながらなくて。
 フィニッシュのポーズは「俺にさわるな!」という激しい拒絶もしくは己を誇る示威の姿にしか見えず、このプログラムをどうやったら一言で表せるのか苦心惨憺し#バラ一キモポエム選手権。で、出来たのがこれ。

‘新Spはショパンのバラード1番。甘いまどろみの姿を借りて、金メダリスト羽生結弦が疾走する’
もう少し猛々しい感じ。

 ハイ、4年後を想定して逆算したプログラムだと思います(こら)。金メダリストとして成績をあげるだけならもっと楽な道もあるかもしれないけれど自分の理想のスケートにたどり着くための第一歩、起承転結の起、そういえるかもしれないと思います。ご存知です?DOIのパンフに「臥薪嘗胆」と書きおったのですよこの19歳。
 今年くらいは左団扇でテレビ観戦できると思っていたのに。

>agateさん (bujino)
2014-07-12 14:40:42
お久しぶりです~~~!今シーズンもいよいよですね!オラほんとにワクワクするだ~!

素人でもわかりやすいと言ってもらえてもう胸を撫で下ろしています、はい。

富山は前半のスピンが合っていなかったのですか?いやーでも全体の感じはすごかったと聞いているので是非是非観てみたいです!
いろいろジャンプの前後って試しているのかそれともリンクの関係でその時々で瞬間的な計算で省いているのか、どうなんでしょうね。また試合になったら色々わかってくるんでしょうねー。

いつか 4Tに意味合いを見つけてやるーと意気込んでみたものの今のところ「いや難しいでしょココ」と思わざるを得ません。一派宿題もらった気持ちです。
彼ほど「よし飛ぶぞ」というタメがないと
本当に演技の中にうまくいくとキレイに入り込めてしまいそうで、観てる方も準備ができてなくて「おお~!」とか言うのも忘れそうです^^;

次回分の宿題はとりあえず中休みをいただきつつゆっくりゆっくり進行すると思いますので期待半分にしてください^^;(プレッシャーに弱い子)
>aoiさん (bujino)
2014-07-12 14:45:40
毎回ありがとうございます。
皆さん私より熱い!そして深い!もうタジタジでコッチが勉強させていただいています。

やる気でない4Tですね!もうね、どうこれから折り合いつけるか想像もつかないので見てるだけです。でもきっと彼らのことだから見つけるんでしょうね、タイミング。
「はあ?ええっ?」みたいなビックリ感ありますよねー決まったら。おそろしや。

毎シーズン何かきっとチャレンジはするんだろうと思っているので、曲としての「起」ではなくてもとりあえずなにかの「起」であるに違いないと勝手に思っています。
確かにまだフリーありますから、もうガラッとガラッと変えて来るかもしれませんすごい壮大なロックメドレーとか^^;
今シーズンまだまだ驚きたいなーと思いつつ楽しんでいきましょう~~!
>abekoさん (bujino)
2014-07-12 14:56:50
初めまして!わざわざこのへんぴなブログにいらっしゃってくださりありがとうございます。
なんかピアノの方が少しどころではなくバリバリこなせるのでは。すごい~バラードの4番なんか手を付けられません!それこそ色々教えていただきたいところ。
よろしくお願いします。

楽譜の繋ぎ部分、なるほどココで繋げるんだなあと感心してしまいました。
よく見れば切り刻むことなくスッパリスッパリですもんね。
できれば序奏の部分も全部残して揺らぎの3連符も残して欲しかったけどそれだと最初が間延びしてしまうのか。。。

ステップシークエンスは本当になんかかつてのストレートラインステップみたいですよね。ジェフにぜひお手本見せて欲しいです。大ちゃんもこれ得意だろうなあと思いつつ、でもちょっと色が違うかも。やっぱりジェフだ!さあ自分色でモノにできるか楽しみです。やっぱり昨シーズンまでのステップシークエンス観てるからこういうところで自分らしさでないとただの地味になってしまいそうで怖いです。

パリ散はようあんな曲の掛け合わせしたなというのとようそんな路地裏の片隅からそのアレンジ拾ってきたなという感じでもはやジェフあっぱれと言うほかなかったのですねえ。。。
ところでそのパリ散の3Aのお話ですが、前に実はブログにこれについては書いたことあるのですが、彼はたぶん最終的な終着点というか理想の着氷は2013の4CCだと思っています。これは着氷にリズムをピンポイントで合わせていてそれはそれは美しい!!!着氷での音ハメがお好きなら確認してください~~。
>よのにょさん (bujino)
2014-07-12 15:04:03
みなさんのコメントが濃すぎてココまでたどり着いて息切れ・・・^^;;;

今回も3拍子×2です。ブルースが小さい3拍子×4だったし、ロミジュリも基本3拍子、ノートルダムは最後が4+3拍子、クリケットは羽生くんの3拍子についてはなにかいとがあるんだろうか~と疑いたくなってしまいます^^;
一応声を大にして言いますが3拍子は日本人は本当に苦手なんだ~~!でも彼はなぜかできちゃう、なんでだろうなあ~。

イメージが合わさってくれてよかったです。
最後のは「オレに触るな」ですかー。私はここがイメージと全く合わず、なんだろうなあと思っていたのでなるほどなーでした。

臥薪嘗胆...^^;お相撲さんじゃないけど一歩上がるごとに4文字熟語で4年間やってくれないかなあ~^^;;;
ではこの「起」はこれから何が起きる「起」なのかじっくり観させていただきましょう!!!(上から^^;)
Unknown (よのにょ)
2014-07-14 21:43:23
 原曲を繰り返し聞いています(流しています^^)ツイマーマン、アルゲリッチ、辻井さん、アシュケナージ、素人ながら、結構違うなと思いました。ツイマーマンは最初の一音の強さがダントツ。
 編曲では冒頭もカット、終わりもカットされていて、突き放されたという感覚がわかりました、たぶん。

 華やかで明るい栄光、了解しました。耳に覚えのあるメロデイ、後半でこれを使う選択肢もあったと思うのですが、、こういう構成になったということが興味深いです。

 
こんばんは~ (観世)
2014-07-14 22:37:25
復帰されるなり、この内容の濃さと、それについて行っているコメンテーター(違)の皆様の熱量に
ただただ感服です。

bijinoさんが私の所で
「ジェフ、あんなの作りましたよ・・・」と言っておられたのが
どういう意味かな~と考えていたんですが
130小節以上の大ジャンプのことだったんでしょうか。
ねー、あれは思い切って切りましたね。
聴いていて「・・・お、おお?ここはどこ?」みたいな、迷子な気分でした(笑)
あの(切ってしまった)長調で派手なところで、跳ばせてあげたらよかったのに、クワド。
華やかさをほとんどそぎ落として・・・・どんなプログラムが作りたかったんでしょうか、ジェフ。

私の方でも勝手な解釈を、これからしようと思います。
音楽的なことにはたぶん全然触れないけど(^^;)


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