bujino catches soundscape

音や食+我が家のネコに関する思いつきごとを綴っていくんだろうと…思っていたら最近はフィギュアスケート中心に(汗)

AOIの井戸端会議とノートルダム4曲目のお話

2013-06-02 23:43:14 | スケート雑談

(今回はカテゴリーに悩んだけど、でも半分はAOIのお話なので雑談に放り込む。)

やっぱりセクシー大王はランビなのではないかと…(AOIのお写真を見ながらしみじみ)その上のお衣装は襟ぐりと言ってもいいのでしょうかというほどのあき具合ではございませんか、ひゃー。

まあ華奢じゃありませんけどね。一体お衣装何回着替えたの?
 
そのステファン様が生歌をご披露なされたとのこと。いやーなんでもやるんですね、マルチアーティストだなあ。そしてまああのお声ですからね、想像できたこととはいえうまーい!

STEPHANE LAMBIEL & LARISSA EVANS / LIVE YOUR FANTASY (ART ON ICE SONG 2013) 
 
さらにさらに4回転も決めちゃったそうで、一体何者!?
Twitterでは成功した後に羽生くんと喋くりまくっていたというご報告。ということは英語ずいぶん上達したんですね。そいつはこれから楽しみだ。
 
望結ちゃんの9歳のお誕生日ケーキがすごい。望結ちゃんより大ちゃんの方が目立ってどうする。
 
楽しそうだなArt On Ice
ところでさすがショーだけあって歓声がすごいそうですね。あわあわ。私ほんとうにFaOI行って大丈夫かしらん。絶叫系(?)のライブに行ったことがないのでついていけるかどうかとっても不安になってきました(汗)もうあと一ヶ月ではないですか。まだチケット引き換えにいっていない…(大丈夫?)
 
そんななかで私はいまだにシーズンを振り返っている行き遅れ。。。ああ場違い。なんとか6月中に終わらせないとダメだよう~。と思いつつ今日もまだNHKにはたどり着けません^^;
 
で、そんな時代遅れな私の今回のお題。
羽生くんの「ノートルダム」の4曲目が変拍子でメリチャリと全然違うんですなお話が途中だったなあと。なので今回はそのお話。
 
ええとメリチャリ。
ISU WORLD 2013 - ICE DANCE FD -18/21- Meryl DAVIS Charlie WHITE - 16.03.2013 
もはやおばちゃんたちが何言っているかなんて私にはわかる由もありませぬ^^;
3'35"から「踊ってエスメラルダ」が始まります。これは4分の4拍子。

あ、ところで~~~、音楽の先生的質問です!(知ったかぶりっこ)
4分の4拍子が「C」で表される理由はなんでしょうかあ?そして4分の3拍子はなんと表すでしょうか!(もしや初心者向けだった!?私先生になってはじめて知ったんでめっちゃ難しい問題を振ったつもり……)
わたしちゃんと以前の記事に答えを書いてましたね^^;歳はとりたくないもんじゃ。わからない人は以前の記事群からさがしてみっましょう!

羽生くんのはどれにしよう。。。あまり感情移入しなくてもいいヤツ。。。(ない)

2013 四大陸選手権 羽生結弦 FP 「ノートルダム・ド・パリ」 

これねえ、演技として腕をとても有効に使おうとして失敗した?うーん、ブンブン振り回すのをやめにして曲の流れにあわせるようにしたんかなあと思われるフシがあちこちに。そうしたらステップとか身体の動きやジャンプとあわなくなっちゃった。サルコウの手前あたりなんかはかなり動きの方が音楽より前倒しになっている気がします。全部をひとつにする難しさを味わったかもしれない演技。

これは4'20から本題にはいります。
さあみなさんこの2つを材料にしてリズムの練習しましょう!
 

2つの曲の拍ですが...
(もしかすると等幅フォントだとうまく反映されてないかもしれないので…2文字で1拍となります)

(メリチャリ)
なーーーななーな|なーーーなーーー
1 2 3 4 |1 2 3 4
(羽生)
なーーななな|なーーーなーーー
1 2 3 |1 2 3 4  

となります。
 
つまりメリチャリのヤツは普通の4分の4拍子。
羽生くんのは4分の3拍子+4分の4拍子

そのうえ後の4拍子の対旋律が半拍前にでるのが私にはもうすごーくストレスで「3拍子なん4拍子なんどっちっ!(怒)」みたいな感じに^^;。前が4拍子なら多分そんなこと思わないんだろうけれど前のリズムと同じ動きにフェイントかけられた気になります。何がやっているんだ?ホルンかな、オーボエかな。
さらにいえばルーズな入り、のばしもルーズすぎて気持ちが悪い。この曲が悪いわけじゃなくて拍取りをしようとするからいけないんだろうけれど。

「こいつなに言ってんだ」状態かもしれませんごめんなさい^^;
うっとおしいついでにどういうことかというと
 
旋律後半部分(バイオリン群)
なーーーなーーー
1 2 3 4
なーーななーーな
対旋律後半部分(多分ホルンかオーボエ)

これって演技する方としては相当しんどさが違うんじゃないのかと…(私はこれを繰り返し聴いて悲鳴を上げるレベル)なんで普通に歌通りの拍子で演奏しなかったんだろうと素朴な疑問。

キレイに前も後も3拍子ならまあリズム感覚の優れている人は「はあい」と動けるのかもしれないんですが、ルーズな複合拍子なんて大嫌いだああああああ!
演奏する方はまだいいよ、指揮者が前にいてそれに反応してやるんだからさあ。でもただ聴いてそれにあわせようとするとなんかもうね、私は具合がヘンになりそうだったです、はい。(自分がリズム音痴なせいもあるかもしれないけど)
なんでこんなリズムを作っちゃったんだろうと個人的にはビックリしてしまったこのプログラムなのでした。

ついでに言えば、あの3曲目と4曲目の間のティンパニゴロゴロね、あれもどうやって次のタイミングにみんな入っているんだろう。大ちゃんも道化師にあるんだよね>ティンパニゴロゴロ。私は演技と一緒に聴いているとあれが拷問。だいたいその次のリアクションって大きいじゃないですか、そこがずれるとすごいストレスなんですよ。で、羽生くんはだいたいそのリアクションのタイミングが早い、GPFがわりと近い感じだけどやっぱり早い。大ちゃんも苦戦してたけど(全日本はめっちゃ早い^^;)GPFはシンクロしていてちょっと神がかってました。すごい!
 
難題をてんこ盛りに盛り込んだプログラムだとは聞いていましたが、まさか曲まで...とか考えすぎか^^;
でもこんないろいろな意味で超難解プロを今季やったおかげで、リズムに強いのかメロディーの流れに強いのか、はたまた作られたプログラムを忠実に滑ることが最優先なのか。。。それをひとつ越えると選手の傾向って見えてくると思うし、克服すべき課題も見えてくる。なので二期目のプロがすごく私にとっては期待値マックスなんです^^;;
 
そういえばAOIでは「パリの散歩道」だったみたいですね。SPはどうなるのかな。新しくするとも今のままで行くとも聞いていませんが(ただ私が出遅れているだけかも)点数の出るプロだからもしやとか…ないかな。ジェフと音楽的感性は似ていそうな気がするので新プロならやっぱりジェフにやって欲しいな。
 
でも昨年の滑りを見て今季改めて見ていると十代ってすごいというか、1年で「16歳」のイメージと「17歳」とか「18歳」のイメージがいかに変わっていくのかをしみじみ感じました。76歳と77歳にどれほどの差を感じますかだねえ…(逆に老いをしっかり感じる歳か。36歳と37歳くらい?)
 
...皆さんがショーで盛り上がっている中でひっそりアップしておこう... 


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8 コメント

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変拍子 (yuki)
2013-06-03 08:21:52
bujinoさん、こんにちは。
またお邪魔してしまいます。
こどものころ楽譜は良く見てたけど、そういえば、Cの表記の理由とか分からないです。
3/4拍子のときはどんな表記だったか、全然覚えてない!あれれ~?

4曲目、思っていたよりずいぶんと複雑なんですね。
スーパーボールを落とした時のような不規則な余韻を残すティンパニあたりを聞いてたら止まっちゃいそうだなあとは思ってはいましたが、音楽に引きずられるなってことなんでしょうか。

曲も衣装も、とにかく誤魔化しを許さない、素の部分を磨いて勝負しろって感じでしたよね。
そこまで考えてこの4曲目だとしたら、鬼過ぎてワクワクが止まらな……いえいえ、逃げださない羽生くんが可愛過ぎて頭の中が大変です(それも…)

パリ散、持越しいいですね。
本人も、四大陸とワールドは悔しかったでしょうし……なんて言ってると、また違う凄いプロにガツンとやられちゃうそうです。


わたしもツイレポを追っていた口ですが、ランビエールともそんなに仲良しとか、羽生くん、いつの間に(笑


またも長文失礼しました。
シーズンオフにも、心躍る記事を書いてくださって、ありがとうございます。
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初めまして。羊と申します。 ()
2013-06-03 19:09:18
いつも楽しく、また音楽的考察をなるほどとうなりながら拝見させていただいております。
ランビエールと羽生君は、昨日AOIで初めて生で鑑賞しました。それぞれの特色がはっきりわかり感動でした。
来シーズン、羽生君はスケカナとエリックボンパールでチャン選手と戦うのですね。頑張ってほしいです。
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夢から覚めたアサイン (ぐみ)
2013-06-04 00:04:57
実はAOIに行きまくり、ヘロヘロ(財布も体も)ながらも夢のような世界にひたり、今日も仕事してるふりだけしてたようなショー惚け状態だったのですが・・・
アサインを見て、容赦なく厳しい現実に覚醒しました。
ああ、もうちょっとほうけていたかったのに(笑)。

4曲目、bujinoさんの解説を意識して聞くと、たしかになんだか聴きすぎていつの間にかちょっと伸びちゃったカセットテープの曲みたいな、「・・・あ、あれ?」なテンポのように聞こえます・・・。
私には拍がとれなくて当たり前でした。

たしか2012年のワールドSP解説の五十嵐さんが「悲愴」の曲に対して「こういう曲はステップが踏みにくい」とおっしゃっていて、そういう観点がなかった自分は「ほー。」と思ったのですが、この4曲目に至っては何をさせたくてこの曲を選んだのか、意図すら予測できないですよ・・・。
わざとリズムを取りにくくすることで、パッションをみなぎらせ過ぎないようにしたとか?
体力使い果たして気力だけで滑る状態になりがちだから、冷静でいないとダメな難しさを最後に与えた?
うーん・・・教えてーウィルソン!
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 (空色羊)
2013-06-05 15:45:09
フィンランディアFSの記事の時点で、拍やフレーズが理解できなくて(音痴なんです)、「山に向かってジャンプ」しかわかりませんでした(笑)
でも改めて音楽を聴きくらべると、羽生君のはなんか違う・・・ような。3拍子と4拍子を混ぜるとこうなるんですね~
ぐみさんのおっしゃるように、最後まで冷静でいなさいってことでしょうか。
「コントロール、コントロール」というウィルソンとオーサーの声が聞こえてきそうなプログラムだと思いました。
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>YUKIさん (bujino)
2013-06-05 16:37:52
こんにちは、コメントありがとうございます。
拍子の話、私SPのジャンプのタイミングのお話のときにすでに説明していました^^;本当にすみません!

拍子もティンパニも大変でした。でもティンパニゴロゴロは結構いろんな曲にありますよね。クライマックスを演じるにはとっても効果的だとは思うんですけど、合わないとさっぱりな感じでストレスが^^;

お衣装はどうなんでしょうねー、ジョニーリスペクトだからそういうつもりだったのかもしれないし、でもああいう風に腕になんにも飾りがないと、疲れて振り回し始めると印象悪く見えることも。
結局は試練のFS、得点稼ぎのSPという意図は充分にあったのかもしれませんね。
そうなると、チャンくんもエレジー残してるし、SP残してGPSガチンコ対決ってのは。。。(怖すぎる)今の実力で完璧に滑れば97,8点はいけるはずなのでいい勝負に思えます。

もうネタもつきかけですから時々の更新になるとは思いますが、これからもよろしくお願いします。
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>羊さん (bujino)
2013-06-05 16:40:16
はじめまして、ようこそコメントありがとうございます。
ランビ様、羽生くんのことを「一色」と表していたわけですが、このAOIではどんな印象を受けたんでしょうねー、なんかとても気になります。
私もちゃんとFaOIに行けたら^^;ランビとの2ショット見られそうです。楽しみ!
これからもよろしくお願いします。
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>ぐみさん (bujino)
2013-06-05 16:50:19
すごいパワフルですね!何公演行かれたんですか?生演技見続けなんてなんってうらやましい~~~。

アサイン、大変ですね!楽しみましょう~、羽生くんも楽しみにしてるみたいですよ!応援応援!

>ちょっと伸びちゃったカセットテープの曲みたいな

そうなんです微妙なんです。。。私も何回聞き返したか。Youtubeとかで聴いていると「普通にルーズな3拍子」に聴こえることもあって自信なかったんで、しっかりテレビ放送ので確認しました。音楽って聴き続けているといろんな発見が増えるのでおもしろい。
それにしてもウィルソン、たしかお抱え演奏もっているはずだから、この曲もそこに演奏させたんだとしたら。。。やっぱワザとなんではと疑っちゃうわけなんですよねえ~。鬼。
でも今回はすごく早く、ワールドの時点からもうプログラムを持っていたってのが、なんとなく彼のイメージが固まったのではないかと期待しているんですが。。。こういうところはクリケットにいることがとても利点になりますよね。居続けるとウィルソンのしかしなくなるのって不安もあるんですがそれはまだ先の話。今はしっかりハマるプロを完成させて欲しいです。

冷静はどうでしょう。学べたかな。毎年今年はどうなっちゃうの的ドキドキ感がねー。それが楽しいですね。
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>空色羊さん (bujino)
2013-06-05 16:54:34
>ヤマに向かってジャンプ!
がわかったら充分という気が。音楽と演技のシンクロ感が実感していただけたならとっても嬉しいです。
でもこんな拍、冷静にしていたら止まってしまいそうです。拍を難しくすることと冷静になることは一緒じゃないようにも思うんですが。。。考えすぎてしまいそう。
なので拍に惑わされないで流れにのることが目標だったのかなあ。タイミングを取るのが難しい音楽は考えすぎる分だけうまくいかないような気がするので、もっと単純に音の伸びとかに身を委ねて彼のよさを活かして欲しかったのかもしれません。
それにしてもスローだし難しいよ。。。
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