部員Xの生活日記

部員Xのブログ!
2016年は下水道関係の記事を書いていこうかと。

半年、設計してみて思ったことなど ~下水道設備の設計の話~

2016-10-08 17:43:03 | 下水道関係

更新をサボってたというか、ネタはあるけど画像とかがないから

更新しなかっただけであって、消して諦めてたわけでもなんでもなくて・・・

 

今後も頑張りますよ、ええ( ー`дー´)キリッ

 

 

さて、去年まで現場にいて、今年から設計側になったわけですが・・・

 

現場からで設計サイドに対して、

非難してはいけません

文句を言ってはいけません

受け止めましょう

現場でフォローしましょう

 

よくわかりました

 

去年の今頃は設計サイドに対して文句を垂れ流していた自分が

恥ずかしい。でも、仕方ないとは思います、人間ですから。

 

去年、自分の倍くらいの歳の大先輩(知識も人間性も素晴らしい人)が

言ってた言葉を思い出しました。

 

「一つの工事を完成させる仕事を全体で100としたら、

設計が70頑張れば現場が30、設計が30しかしなかったら現場が70なんだよ」

 

ほんとそのとおりだと思います。

理想は50対50ですが、そううまくは行かなくて、往々にして設計40、現場60くらい

だと思います。

 

なぜそうなるのかというと、やっぱ予算執行の年度主義があると思います。

ようは、「予算を年度内執行する」という制約が大きい。

それと、人的な問題。設計に関わる人が少ないです、やっぱり。

 

基本的に、一般的な工事(道路工事とか)や業務委託(道路清掃とか)は単年度で発注から

完成検査まで行うの普通。つまり、年度内に終わらせるには年度の早い段階で設計を

終わらせて、発注する必要があります。去年から同じようなことをやってればさほど

難しいことではないかもしれませんが、こと下水道設備に関しては話が違います。

 

今多い改築更新の工事は、毎年毎年違った内容の工事になるため、設計にも

施工にも時間がかかるんです。

同じ標準法で同じくらいの認可水量だったりしても、その処理場、その土地特有の

問題がいろいろとあって単純ではないっ。

 

そのため、「全体設計承認」という年度跨ぎで予算を確保します。

それで一年目に工事をなんとか発注して、二年目で工事を終わらせるのです。

 

それでも時間がない感じ。

あと、予算ってその歳の前年に概算要望、本要望と固めるわけですが、

前年の段階で正直、そこまで設計が固まってないのが現状。

いざ設計が進んでみると思っていたより高くなったり安くなったりすることもあるし、

そもそも予算自体がつかないこともある。

 

それと、設備の劣化状況は日々変化してて、前年に予定してなかった内容を

急遽ぶちこんでやるとかもしょっちゅうなんですよね。

直さないと下水処理に重大な影響を及ぼす場合は緊急で修繕を行う必要があるし、

予算内から直せない、とはいえないわけですね。

 

とくに、大きな市の大きな処理場だったら複数系列の水路があって、1系列止めても

なんとかなる、という場合はリスクのバッファがあるんですが、小さな自治体の小さな処理場で

少ない系列の水路しか無いと、水処理の信頼性がガクンと落ちるので、しっかり

工事で対応する必要があります。

 

そんなこんなで設計に時間がかかって、年度の後半で発注したとします。

そうすると今度は現場の期間が短くなるので、現場が大変になるんです。

 

「良い設計を早く完成させて、早く発注する」

 

これが理想ですが。。。まぁ難しいホントw

実際は「まあまあの設計で発注して、現場で尻拭いをする」こんな感じ。

 

あと、設計を早くやりすぎても問題があって、設計委託をした年度から1~2年以内に

発注することが望まれます。

どういうことかというと、設計を早くやりすぎると、いざ発注の段階になって

実際に設計した人が転勤とかしてて、分かる人がいない、というケースがあります。

コンサルさんも担当者変わるし、発注者側も変わるとホント大変。

発注の手伝いをしてもらうのも本来は業務委託の範囲ではないんですが(委託した年で、委託は終わってる)、

手伝ってもらわないと話が進まないわけです。

 

人不足については・・・まぁどこの業界も同じでしょうから割愛w

 

ながながと書いてきましたが、多少なりとも構造的な問題があるのは

間違いないですが、今以上に良い仕組みがそうそう作れるとも思えないわけで、

なかなか厳しいなと。

 

故に、設計は現場に頼らない心、現場は設計に寛容な心を持ってほしいと

思うわけです。

 

今後も

うまくいかないことも多々あるだろうけど、頑張ってやっていきますよ!!( ー`дー´)キリッ

 

人間、ある程度の苦労はしなきゃだめかと。

多少苦労しないと楽は得られるまでの実力がつかないということ。

楽をしたいから多少の苦労はする、そんな感じですなぁ(社畜心)

 

なんも苦労しないで楽をできるのはホンのホンの一握り。

 

 

 

ではまた~

 

 

 

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関根 康生
オーム社
 

上下水道が一番わかる (しくみ図解)長澤 靖之 監修・著技術評論社

 

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