写真歳時記≪まさとしの一日一首≫――写真と短歌で綴るコラボ作品

きょうも生きた、泳いだ、自転車漕いだ。
その一日を、フォト短歌に仕立てる。
写真歳時記≪まさとしの一日一首≫。

カウナス杉原記念館に桜ほころぶ

2015-05-05 07:27:44 | 日記
大戦時ユダヤ人数多救いたる旧日領事館に桜ほころぶ
(in Kaunas, Lithuania) まさとし

第二次大戦当時、Lithuania の首都は Kaunas に
置かれていた。1940年7月、日本領事館前に人垣が
できた。ナチスの迫害を逃れ、日本を通過して米国
に活路を見出そうとするユダヤ人たちの群れだった。
領事代理だった杉原千畝(ちうね)氏は、ビザ発給の
許可を求めて日本に何度も打電したが、断られた。
日本はナチスドイツと同盟を結んでいたからだった。
義を見てせざるは勇なきなり――杉原氏は決断した。
本国の指示に背き、独断で1,600ものビザを発給した。
その結果、6,000人を超えるユダヤ人の命が救われた。
このような日本人の先輩を持てたことに、われわれは
誇りを抱いてよい。
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