「
チーム・バチスタの栄光」を読みました
著者は海堂尊(かいどうたける)氏
現役の医師だそうです
卒業制作も終わり、ふと空いた時間ができるようになりました
昔は本の虫とは行かないまでも、小説やマンガを読みふけっていた私も
いつからかマンガしか読まなくなっていました
小説を読みたいなぁと思いつつも
やっぱりマンガのほうが入り込みやすいし楽しい上、疲れないんです
そんな折、先日友人と立ち寄った本屋で
小説読みたいから買ってみようかなと思いたち
「チーム・バチスタの栄光」を購入しました
予備知識も何もなかったのですが
鮮やかな表紙の黄色が目を引いたんです
「チーム・バチスタ」とは、
難解と言われている心臓手術である「バチスタ手術」を連続で成功させている手術チームの名称
ところが、チーム・バチスタは3例立て続けに手術を失敗、患者を術中死させてしまう
その原因を調査することを病院長から依頼された田口医師(主人公1)は
「愚痴外来」と揶揄される不定愁訴外来の責任者
最初は嫌々ながらも聞き取りや手術立会いなど、調査を進める田口医師と
調査に途中参戦する厚生労働省の役人、白鳥(主人公2)が
術中死の原因を探っていく
とにかく状況描写や人物の個性たっぷりなキャラクターが面白いです
「ミステリー」という分類のようですが
そんなに重くてかたい印象は受けません
いいバランスを保ってるというか・・・
それは主人公である田口医師のキャラクターによるところが大きいのかもしれません
あまりいろいろ感想を書いてしまうと内容にまで踏み込んでしまいそうなので
ぜひ読んでみてください
久しぶりに文章を読んで景色を想像しました
景色というか状況でしょうか
マンガではそれも描いてくれているので想像はしないですが
やっぱり自分で思い描くのも楽しいものです
自分の中で小説ブームが到来しそうです
さっきも新しい本を買ってきたので、早速読みます。