ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

Vitello Tonnato 仔牛のツナソース (今日はブタさんで)

2011-07-08 00:00:09 | 日記

暑い日が続くと、食が進まないという方もいらっしゃることでしょう
そこで、今日は、ウリちゃんキッチンから「夏の冷たいメインディッシュ」をご紹介
イタリアでは、タイトルにありますとおり仔牛肉のかたまりを茹でて、薄く切ったものにツナソースをかけてお出しするのですが、日本で作りやすいように豚肉を使ってみます。
室温でも、冷蔵庫で軽く冷やしても美味しくいただけますので、暑い日にはピッタリ!

ソースを多めに作って、棒々鶏用のソース、しゃぶしゃぶ用の変わりつけだれとしても美味しくいただけます。


さて、いつものように材料から 4~6人分

Aグループ
豚肉 本ロースかたまりで1kg(イタリアの方は 1kg di Coppa Suino )
タマネギ 中くらい~やや大きめ 1コ
サラダオイル 大さじ2
塩・胡椒 少々
白ワイン 500cc

Bグループ
ツナ缶(身だけ) 140~150g
ケイパー 大さじ1
アンチョビ 3~5枚くらい
マヨネーズ 100g
生クリーム 大さじ 2~3

では、お肉の方から焼いていきます
タマネギは、7~8ミリくらいに厚めにスライス
お肉は、焼く直前に、塩・胡椒をやや多めに肉にすり込みます
厚めのお鍋にサラダオイルを温め、タマネギを入れ油が回れば、お肉を入れて、外側の色が変わるまで焼きます 火は中火からやや強火
普通は、焼き色が欲しいのですが、今回は、焼き色を付けずに、白っぽくなればOKです
タマネギも焦がさないようにします

お肉の色が変われば、ワインを100cc程入れ、蓋をして蒸し焼きのように火を入れていきます
ここから火は、弱火にします
鍋底にいつも1cmくらいワインと肉汁が残っているように、時々確認しながら残りのワインを足していきます

だいたい15~20分間隔で様子を見て、お肉の上下を返したりしながら、1時間30分くらいで全てのワインを投入し、お肉の中までしっかり火を入れます

金属の串か、竹串を刺してみて、中から出てくる肉汁が透明になれば芯まで火が入っています
このまま蓋をして室温になるまで冷まします


次にソースを作ります
お鍋から、お肉のかたまりを出すと、底には、タマネギと水分と油分が残っていますので、ここから全てのタマネギを大きなスプーンのようなもので取り出し、その際一緒に混じってしまう水分、油分もフライパンに移します
このときまだ少量の油分、水分が鍋の底に残るので、それは使用しません

フライパンに取り出したタマネギ、ツナ缶、ケイパー、アンチョビを入れて、アンチョビを潰すようにサッと炒めます
3分くらいで充分

やや冷めたら、フードプロセッサに全てを入れて、30秒ほど高速で回します
このときツナがすっかりペーストになっていなくても大丈夫

そこにマヨネーズを入れて、更に30秒高速で回してください
このままですとソースがやや固いと思いますので、生クリームでソースの固さを調整していきます
様子を見ながら、大さじ1ずつ足して行きます

ソースの固さが決まれば、味を見て、足りなければ塩少々を加えますが、恐らく塩を加えなくとも大丈夫だと思いますので、胡椒少々を加えソースの出来上がり

お肉をお好みの厚さに切って(今日は、5~6mmくらい)
お皿に載せたら、ソースをかけて、お好みのハーブを乗っけて完成です

お客様やご家族と一緒に召し上がるときは、大きめの平たいお皿に全部盛ってしまう方が、豪華で美味しそうに見えます
例えば、一例として、こんな感じ

 

 

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