葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

「北の潮彩」 fin

2007年06月30日 11時13分32秒 | 日記 ・ 雑記録
仙崎港の青灯台を元気な姿で見ることは出来なかったが、存在は確認した。
代替の防波堤灯台を 「灯台表」 で確認しようと、分厚い本をめくっていたら
中から1枚の紙片が出てきた。
函館市の住所とお名前が書いてある。
北海道の灯台めぐりを終えて家に帰ってから、探して探して、
半ば狂ったように探しても見つからなかった紙片だ。

公式発表(?)では 「北の潮彩」 で JAF の世話になったのは
北海道全周を終える最終日の浦河灯台で、となっているが、実はもう一度ある。
2日目の砂埼灯台で、だ。
灯台周辺は深い砂で、4駆で辛うじて走り回れる砂の深さだ。
灯台の四隅には、砂地に立つ灯台を支えたのか太い鉄棒が残っている。
鉄棒の先端はワイヤーが通せるように輪になっている。
そのうちの1本が深い砂の中に横たわっていた、らしい。
車がその上をまたいだとき、鉄棒が車軸に絡んだ。
難渋しているとき、灯台見物に来た(?)のが函館市の○野氏だ。
引っ張ってくれたが動かない。 細いロープは二度切れた。
結果的には遅れて着いた JAF が、後方に引っ張る事で絡んだ鉄棒から離脱したが。

○野氏には、帰ってから御礼をするから、と住所とお名前を書いていただいたのだが
その紙片が行方不明になっていたのだ。
長い旅の途中で、分厚い 「灯台表」 に紛れ込み、ページに挟まっていたのだろう。
下関に帰ってから、○野氏に御礼ができない事がズゥ~っとしこりになっていた。
広い北海道の、人里離れた砂埼灯台の深い砂の中で、
涙が出るほどありがたい親切、嬉しい援助を受けながら、
大事な紙片をなくしてしまった自分が情けないし、御礼ができない事がつらかった。

今朝、早速、唐戸市場に走った。
山口も北海道も、下関も函館も、特産品は水産物だ。
でも、処変われば品変わる、から、
日本で一番美味い山口の、山口で一番美味い仙崎の、仙崎で一番美味い大和蒲鉾を送った。

留萌港の青灯台がきっかけで、仙崎港の青灯台探しに行った。
その翌日に、探して探して探しまくった紙片が出てきた。 小説よりも奇なり、か。
遅れながらも○野氏へ御礼が出来た。
これで 「北の潮彩」 に fin が打てる。

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1 コメント

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