コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

親子コミュニケーションのちょっとした心がけ 28

2008-09-22 16:03:18 | 親子コミュニケーション

母親が子どもを殺害するという事件がニュースで騒がれています。
ここには「また」という言葉をつけたくなります。

今回は、一旦「子どもを狙った悪質な犯罪」という、周りの人にも恐怖を与える情況が先にありましたから、特にニュースで取り上げられたように思います。
実際、次の日には別のところで女の子が被害にあっているニュース飛び込んできました。

しかし、今朝になって「母親が殺害を自供」というニュースとなってひとつの結末を迎えました。

ネットでこのニュースを話題にして、多くの方のコメントが書き込まれるところがあるのですが、昼の時点で2000以上のコメントがついていました。
その全部を詳しく読んだわけではないのですが、その多くは「ひどい母親」という論調でした。

確かに、子どもを殺害するという行為に対しては、認めがたい行為だと思います。
しかし、そうまでせざるを得なかった、その方の”しんどさ”を無視したくありません。

誰かわからない人が子どもを殺し、まだその辺をうろうろしているかもしれない…とても恐ろしいことです。
このニュースは遠いところの話かもしれないが、今のご時世、近所にもそんな不審者が居るかもしれない…これも恐ろしいことです。
しかし、犯人が母親だと分かると、「あぁ、自分は絶対にこの母親のようなことはしない」と他人事にしてしまいます。

他にも、「虐待死」というニュースは、それこそ珍しくないくらいに目に付きますし、もう20にも30にもなる人が親を殺したり、親に殺されたりするニュースも目にします

「あの親は特別だ」…もちろん、自分がそんなことをするとは思いたくないですし、違うと思いたいですよ。

でも、まだ行動にはしてはいなくとも、心の中で子どもや家族を「いなければいいのに」と思ったことはないでしょうか。

別に、犯罪心理学を勉強したわけではないのですが、”殺す”とまでの行動をするときは何かしら「貯めきれない思い」があるんだと思います。
最初のちょっとした衝動で行為に及ぶのではなく、我慢して我慢して我慢し切れなかったときに自制を飛び出してしまう思いがある。

きっとみんないろいろ我慢していると思います。
それを周りに聞いている人が居たり、小出しにできたり、そうやって貯めることが避けられれば、大きな衝動には至らないんじゃないでしょうか。

それは子育てに苦しんでいる親も同じです。
逆に、子どももそうなんだと思います。

苦しんでいる親が、言いたいことを言える場を作りたいと思います。
また、子どもの話を少しでも聞いてあげる親になるためにどうしたらいいか考える場を作りたいと思います。

私自身、いついかなる振る舞いをするかわからない。
そのことを自覚し自省し、「そんなことはない」と決め付けない。
そんなことを、一人で考えるとつらいので、多くの人と分かち合っていければいいなと思います。

自分を大切にする…
大切にして欲しいという自分を見つめる…
そうすれば、相手も大切にして欲しいと思っていることにきっと気付けます。

ちょっと未消化でまとまりませんが、一度言葉にしてみて、私自身もう一度考えてみたいと思っています。


親子コミュニケーション 27 「話し手・聞き手のルール」
親子コミュニケーション 26 「葛藤ということ」
親子コミュニケーション 25 「成長を信じる関係」
親子コミュニケーション 24 「Keep On Smilin' 笑おうや」
親子コミュニケーション 23 「子どもの話したいこと」
親子コミュニケーション 22 「聞いてもらえる体制作り」
親子コミュニケーション 21 「私メッセージ」
親子コミュニケーション 20 「11~19のまとめ」
親子コミュニケーション 10 「1~9のまとめ」

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