コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

親子コミュニケーションのちょっとした心がけ 5

2008-05-08 00:11:12 | 親子コミュニケーション

しばらく法座の話題が続いたので、久々に親子コミュニケーションの話題を。

前回はちょっと重い話題になったので、今回は少し軽く。

私が子どもを呼ぶ時、「○○ちゃん」「○○くん」と名前で呼ぶようにしてます。
きっちりフルネームというわけでなく、名前の頭の文字を取った愛称ですが。

「えっ、そんなの当たり前」と思われますか?
おそらくほとんどの方が、普段はそう呼んでおられると思います。
では、怒る時はどうですか?

「あんた、えーかげんにしーやぁ」
「お前は、はよせんかい」
「おのれはぁ…」

こういう呼び方が良いか悪いか…自分がそう呼ばれたときの気持ちを思い出してみてください。

「でも、癖でどうしても言ってしまう」という方、別に責めてはいませんよ。
このことをちょっと気にかけるだけで、その後の展開が変わるんじゃないかなと思っているんです。
「あんた」とか「お前」とか言ってしまった時に、このことが心によみがえってきたら、一度名前で呼びなおしてみてください。
その一瞬だけで、ちょっとだけでも落ち着くことが出来ると思います。
ほんの少しだけでも、言い方が丁寧になったら、その後子どもに対して伝えたいこと、やめて欲しいこと、やってほしいことを、伝えやすくなってきます。

怒鳴られるだけよりも、相手にしてもらっているという感覚。

子どもって、そういうところを敏感に感じてるんです。

私の知っている人も、「お前」っていう言い方はしたくないと考えておられます。
でも、怒りの感情に襲われると「お前」呼ばわりしてしまっている。
その後は感情の方が先にたって、「叱って正す」よりも、「怒って言いたいことを言う」だけになってしまうようです。

私自身も、感情に巻き込まれている時は、お前呼ばわりはしませんが「○○!」と大声で呼び捨てにしています。
そのとき、一息ついて「○○ちゃん」と言い直して、自分も落ち着かせ、相手も落ち着かせ、それから伝えることを始めます。
落ち着けたら、目線をあわす余裕や、ボディタッチする余裕も出来ますからね。
まぁ、なんでもかんでも、すぐにうまくいくって事ではないのですが…

ちょっとこのことを心に停めておけば、少し違ったコミュニケーションへの一歩になるかもしれませんよ。

親子コミュニケーション 0 「序章」
親子コミュニケーション 1 「同じ目線」
親子コミュニケーション 2 「ありがとう」
親子コミュニケーション 3 「きれい」
親子コミュニケーション 4 「しつけ 暴力 虐待」

ジャンル:
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2 コメント

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Unknown (楽邦)
2008-05-08 12:37:35
反省します(苦)
これは気をつけんといかんですね・・

僕は怒る時、すぐ「こら!何しとんじゃ!」
ってでますね。

子供を呼ぶ時は名前で呼びますが、会話の中でよく「あんた」って言いますね。
re:Unknown (MANU.)
2008-05-08 22:29:15
「楽邦」さん、どーもです。

気にかけてくださってありがとう。
「あんた」って出たときに思い出してみてね。

「楽邦」さんがコメントくれたから、この話題と仏法が私の中でリンクしました。

「お前を呼びづめ」って言いますけど、「高橋京介ひとりをよびづめ」って言われるほうが腹底に響きますね。

かつてM先生が、ご示談のときに「○○!」とその人の名前を呼んだことで、その人は自分が呼ばれていたんだと気づき、頭を下げられた…という話を思い出しました。

コメントもらうと、いろいろと響きあってうれしいですね。

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