コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

親子コミュニケーションのちょっとした心がけ 21

2008-07-10 23:35:54 | 親子コミュニケーション

今まで書いてきたちょっとした心がけを、実際によく見かける場面で考えてみたいと思います。
こういうときはどうしたら良いのというご質問をいただいたりしますので、そんな一例になればと思います。

今回は、ショッピングセンターでの一場面。

お菓子売り場で子どもが「これ買って~」とぐずる場面ってよくありますよね。
さてどうしますか?

「はい、わかりました」と買ってあげますか。
これで済むなら子どもも万々歳ですし、問題ないですね。
しかし、いつも要求どおりにしているわけにもいきません。

「駄目」「買いません」ストレートですね。
これでわかってくれれば言うことありません。
しかし実際は「いやぁ、買って~」とますます声を大きくして要求してくるんじゃないでしょうか。
それはこちらも「困る」状況ですから、どんどん「何とかしたくなってくる」
その「何とかしたくなる」気持ちが強いと、「駄目って言ってるでしょ!」と怒鳴ってしまったり、あるいは手を上げてしまったり…
そんなはずじゃなかったんじゃないでしょうか。

「今日はやめとこう。明日にしよ、明日に」よく使う方法じゃないですかね。
「じゃあ絶対明日な」と子どもは結構その場は引いてくれます。
しかし、これが毎日続くと、子どもも誤魔化されませんし、下手すれば押さえ込んでいたもの、我慢していたものがそのときの気分で一気に噴出し、手のつけられなくなることになりかねません。

そこで、まずそのときの子どもの「気持ちを受け止める」ことをしてあげればどうでしょうか。
「そうか、これ買って欲しいんや」と一度受け止める。
子どもとしても、一度受け止めてくれるからこちらの話を聞こうとしてくれます。
まぁ、一回ではなかなか子どもも引きませんので
「そう、買って欲しいんや。これ買って」とまた要求に移るでしょう。
そこは根気強く
「そうか、これ買って欲しいんや」とだけ繰り返す。
たまに「○○ちゃんはこれを買って欲しいんやね」と名前も入れて、しっかりと受け止める。
そうやって受け入れていることを子どもが感じているようならば、こちらの思いを話してやります。
「おかあさんは、今日は買わない方が良いと思ってる」
「おかあさんは、もうすぐご飯だからおやつはいらないと思ってる」
「おかあさんは、明日にした方が良いと思うな」

そう、以前書いた「私メッセージ」というやつです。

こういう方法を使っても、なかなかこちらの思いを聞いてはくれないでしょうが、最初から押さえつける・締め付ける態度を示すよりも、子どもとの間に「いい関係」が築けるはずです。
また、相手の気持ちを受け止めることを心がけて訓練することは、自分の気持ちを受け止める訓練にもなりますし、「私メッセージ」はそうした自分の気持ちを相手に伝える訓練になります。

今回、「お菓子」という例なので、「お菓子を手に入れる」という目的を果たすまでは子どももなかなか折れないでしょうが(子どもにとっては大きな問題ですもんね)、こうした日常の場面に心がけることで、「親子コミュニケーション」にとって一歩進んだものになっていけると思います。

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