21世紀新訳・仏教経典(抄)

西川隆範編訳・桝田英伸監修

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この世の由来-世記経   ~閻魔王の裁き その2

2012-05-27 20:13:41 | 経典
また次に、 閻魔王は口を開く。 「君は第二天使を見たかね」  罪人は「いいえ」と答える。 「君は人間だった時、病に苦しむ人を見なかったか? ふとんに横たわって苦しみ、自らの汚物で汚れ、起き上がることも出来ず、人に食べさせてもらう病人を。 体中が痛み、涙を流してうめきながら、物言うことも出来ない病いの人を 君は見なかったのかね?」 「はい、見ました」 「自分も同じような病いで苦しむかも、とは . . . 本文を読む
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この世の由来-世記経   ~閻魔王の裁き その1

2012-05-20 20:05:07 | 経典
ジャンブー島の南、金剛山中に、閻魔の王宮がある。 その広さ6000ヨージャナ四方の美しい国土で、花咲き乱れ、鳥たちの歌い合う楽しみの多い世界なのだが、 王には一日に三回、大変気の重いことがある。 それは、“罪人の裁き”である。 王宮の中であろうが外であろうが 時が来ると目の前に「地獄の大鼎(おおかなえ・犠牲獣を煮て神に捧げるための三本足の祭器)」があらわれる。 王は嫌になって鼎(かなえ)を投げ捨 . . . 本文を読む
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この世の由来-世記経   ~地獄 その14 〈八大地獄・8 大焼炙地獄〉

2012-05-13 19:49:30 | 経典
【無間地獄(むけんじごく)】 仏陀は比丘たちに語り続ける。 「第八の大地獄「無間地獄」の周囲もまた、十六の小地獄が取り囲んでいる。 「無間地獄」も十六の小地獄も、どれもが500ヨージャナ(約3500km)四方の広さである。 第八の大地獄はどうして「無間地獄」というのか。 この「無間地獄」にたどり着いた罪人は 獄卒たちに捕えられ、体の皮を足の先から頭のてっぺんまで剥ぎ取られてしまう。 そし . . . 本文を読む
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この世の由来-世記経   ~地獄 その13 〈八大地獄・7 大焼炙地獄〉

2012-05-06 19:56:52 | 経典
【大焼炙地獄(だいしょうしゃじごく)】(大焦熱地獄・だいしょうねつじごく) 仏陀は比丘たちに語り続ける。 「第七の大地獄「大焼炙地獄」の周囲もまた、十六の小地獄が取り囲んでいる。 「大焼炙地獄」も十六の小地獄も、どれもが500ヨージャナ(約3500km)四方の広さである。 第七の大地獄はどうして「大焼炙地獄」というのか。 この地獄にたどり着いた罪人は すぐに大勢の獄卒たちに捕らえられ、大 . . . 本文を読む
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