ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

気になっていた野生ラン 奥三河の山で

2016-06-10 06:01:10 | 草花
三河でもいくつかの野生ランに出逢うことが出来ます。
ネジバナ、キンラン、ギンラン、シラン、クモキリソウ、コクラン、ジガバチソウ、エビネ、ナツエビネ、コケイラン、ベニシュスラン、アケボノシュスラン、ミヤマウズラ、コアツモリソウ、クモラン、ヨウラクラン、カヤラン、カキラン、トキソウ、サワラン、コバノトンボソウ、オオバノトンボソウ、エンシュウムヨウラン、キンセイラン、アオフタバラン、ユウシュンラン、マメヅタラン、ムギラン、ウチョウラン、イワチドリ、セッコク、クマガイソウ、ムカデラン、ツチアケビ、シュンラン、フウラン、マヤラン・・・・などですが、この中で花ばかりではなくて個体すら見ていないものもかなりあります。

山野草ブームというものが今も続いているかどうかよく判りませんが、上記の野生ランはその影響を相当受けていると言えるのではないでしょうか。

今回、ウチョウランを見に行ってきましたが、花には少し早くて、未だ蕾でした。
そんな道中で見かけた野生ランを挙げてみました。
花の姿が少なくて恐縮ですが・・・・・・・

ムギラン ↓

古い木や岩に着生します。花の時季は6月頃で、薄黄色の花を咲かせます。
今年はこの花を見ていません。



オオバノトンボソウ ↓

草の高さは30~50センチくらいで、七月頃に主に樹陰で地味な薄い黄緑色の花をつけますが、三河の低山では花茎を虫に食われて損傷しているものが多いです。



マメヅタラン ↓

上述のムギランと同じような環境で生育し、しばしば同じ場所で見ることがありますが、住み分けはしているようで、混生しているのは見たことがありません。



セッコク ↓

このランも岩や樹木に着生しますが、樹木の場合は杉の古木が好きみたいですね。
三河では岩に着くのをセッコク、樹木に着くのをモッコクと呼ぶこともあります。



ウチョウラン ↓


ウチョウラン ↓

今回はウチョウランを見に来たのですが少しだけ早かったようです。
このランは割合身近に見られるものでしたが、乱獲に遭い、株数は激減しています。
しかし、手の届かないような危険な岩場ではまだ残っているので、双眼鏡持参で岩場を探し回ればまだ見ることはできます。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6/3日 茶臼山 その3(茶臼... | トップ | 6/3日 面の木の湿地周辺で見... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野生ラン (かなこ)
2016-06-10 09:18:37
ぶちょうほうさんおはyぷございます。
沢山の種類の野生ランですね。
愛知は欄の宝庫ですね。
お花が咲いていなかったのがちょと残念でした。
でも素敵でした目が点に・・

セッコクとモッコク確かに創かもしれませんね。
岩に咲のを見たことが無く珍しかったです。
貴重なランは自然界でひっそり咲きのがいいですね。

私の東洋ランの鉢植えを沢山頂きましたがどうしたらいいのか思案しています。
かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-06-10 11:13:37
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今回は雨に降られて、若干気分が萎え、テンションが下がりました。
本来ですともう一種類は見られたのですが、薄暗くて写真を撮るのをやめにしてしまいました。

こうして、今まで見てきたものを列挙してきますと愛知県にも意外にたくさん野生ランがあるものだと再認識しました。

やはり、平地に下ろさずに、現地で咲く姿を見るのが一番いいのだと思いました。
今年はムギランの咲いた姿を見ていないのが残念です。
また、クモランはこれまで一度も花を見たことがありません。
そのこと専門に出かけるようになれば見ることもできるでしょうが、今は未だ山を歩くことの方に重きを置いていますので、花に合わせて山に入るというのには少しばかり条件がきつくなります。

セッコクは”石ッコク”でモッコクは”木ッコク”なんでしょうね。

東洋ランは我が家でも到来ものがありますが、年とともに少しずつ株数が減ってしまいます。

コメントを投稿