JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

押淵玲子CD、画像など

CD好評発売中詳細はHPまで
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尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

ライブ画像をアップしています

2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

ANIME JAZZと介護の1年

2014-12-31 17:19:39 | 日記
今年も最後となりました。
だいたい、せねばならないことは終わりました。

先ほど、結局1年の最後も父の愚痴・・・。
元気の余裕があればこっちに来いということだろう。
そんなことが出来るほど、私は元気ではない。
明日の最後は倒れてるかも。。。

思えば、ANIME JAZZと介護に明け暮れた1年でした。

レコーディングは諸事情もあり
半年にも渡る長期戦で
更に2年に一度のANIME JAZZ LIVEの年でもあり
レコーディング用のアレンジに
ライブ用のアレンジに
衣装作成に
ヴォーカル陣の練習に、と。
ほぼ1年通してANIME JAZZ漬けでしたね。

母の認知症が顕著になりだして
ずっと探していた施設の検索も新たな条件ができ
また、新しい施設の出来たり
この2~3年ずっと調べていたことが
より具体的になり
そして、親とは散々にもめて。

これだけもめるというのも珍しいのだが
自分の「老い」を自覚していない
また、「老い」に対して謙虚ではない人達は
こうなってしまうんだな、と。
周囲の人達にとっては反面教師となったことでしょう。

老いる前に
思えば、父がクリニックの開業を辞めた時に
家をコンパクトで暮らしやすい家に建て替えるべきでした。
そういう案も出たのに
母が猛反対したのです。
「開業を辞めて惨めな家に住みたくない」
新しい家になるのだから、良いではないか、と思ったのだが
とにかく、無駄に広く
古い日本家屋に住み続けたので
結局、自滅してしまったわけです。

何度救急車のおじさんに怒られたことでしょう。
「年寄りのことを考えなさい!」と私は怒られ
廊下のドアを全部撤去しようと言ったこともありました。
客間の和室と
応接間が別に存在して
二間続きの離れが2つ存在して
物を捨てない母。

あっという間にガラクタだらけになってしまい
庭もきれいな石庭だったのに
鬱蒼とした庭になってしまった。

母の見栄だけで色んなことがお流れになり
結局、家を売却する羽目になってしまったと思う。

そして、父も母も友人が居ない。

誰も彼らに助言をしないし
親身に心配などしてくれない。
猜疑心が強いから
私の心配でさえ「何か魂胆があるのではないか」と。

もめにもめて
何度激しい胃痛で倒れただろう。
ガスター10のお世話にはたくさんなったなぁ。
こんなにあの薬が有り難かった1年はない。

そして、目眩も何度も起こして
吐くほどの目眩というのは久しぶりだったが
こんなに何度もひどい目眩で倒れたのは珍しい。

そして、大々的な不眠症。
というか、父は夜中だろうが早朝だろうがお構いなしに電話をし
呼び出してくれるから
本当に体調が狂ってしまった。

果ては結局心療内科へかかることになり
はたまた、緩やかに私の乳がんも悪変していくことになった。

これだけストレスフルな1年はなかったかもしれない。
大好きな果物も
特に柑橘系は食べられなくなったし
胃痛と喘息と、何だか得体のしれない胸の痛み、
背中の痛みに悩まされる年末となってしまった。

ここまでくると
「ああ、長生きしなくていいや」という気分満載。

あちこち痛くて、気分も悪いと
これで末期を迎えたら、どれだけ気分が悪いんだろう?とか。
私の理想はステージで死ぬことだが
いや、そりゃ出来んかも。
ちょっと現実的になってきたのかしら。

来年はたくさんライブをする計画です。

皆さん、くれぐれもストレスなど溜める事のないように
よいお年をお迎えください。

調子がイマイチ君の年末

2014-12-29 10:58:16 | 日記
年末の仕事があるというのに
体調が悪いままなのですが・・・

多くはストレスによるものだと思います。

目眩の芯が残っている感じ
靴を履くときなど最新の注意を払わねば
この一発でダメになってしまうこともあります。
それと、寝返りの時に「大丈夫か?」と点検しながら。
恐る恐る生活するのは、目眩経験者なら理解していただけるはず。
何も起こらなければ平和な日々なわけですよ。

そして、先日からの「ケホケホ」という咳。
大きな咳は何だか胸が痛いので、しないようにしてます。
(不消化なかんじになりますが)
一度クシャミを我慢して、胸が張り裂けそうに痛い目に遭いました。
横に居たダ~リンは
「肺に異常がある人は得てしてそうなっちゃうんだよ」と。
肺炎だったり、腫瘍だったり、色んな肺の病気の人は
クシャミをするだけで胸が痛むから
ましてやそれを止めると数倍の負荷が肺にかかるので、ダメなんだと。
そうなんだ・・・・。
それにしても喉に猫を飼っている感じなので
呼吸器内科へ喘息の薬を貰いに行く。
「どうですか?」と聞かれるので、肺門の腫瘍が少し太ったことなど話したら
「この薬は肺にできた腫瘍に起因する咳には効かないよ」と。
え????そうなんだ。
でも、咳き込んで苦しいし、夜しか苦しまないから
これは喘息なんじゃないか、と思うわけですよ・・・・。
だいたい肺に転移して咳が苦しかったとしても
咳に対しては対症療法しか無いわけで、ちょっとでも静まるんなら薬欲しい。。。
マックスどれくらい使えるのかを詳しく聞いて
そうなのね、やっぱりあんまり効かないかもって所見なのよね。

でも、多分、効いていると思います。
眠れていますから。

そして、数週間前から悩まされているのは
突然やってくる胃というか、胸の痛み。
それはそれは七転八倒するくらい痛いくて
胃が冷たい?と
白湯を飲んでみたりしますが
とにかく、痛い。
胃が痙攣起こしているのよね、きっと。
これってストレスかも?と思いながら
こういうとーーーーっても胃が痛い時の「ガスター10」
よく効きます。多分。
同時に色んな事をするので、何が効いているのかわからないけれど
ここのところ、ずっと、胃とそのちょっとした当たりを冷やさないように
腹巻きとか・・・その上に貼るカイロとか・・・
このまま「腹巻き女」になったらどうしよう。
ただでさえ、太っているのに
ますます胴が太くなる。

全体的に介護のストレスなのかなぁ。

父は「私は具合が悪い」と何度も言うのに
「ちょっと来い」で大したこと無い用事を言いつける。
それに、自分たちの体の不調にはとても神経質で
「もう死ぬかもしれない。お前みたいに長く生きられないんだ」とか。
もう・・・・
私は乳がん7年半ですが、父は35年は経っているのですよ。
母も5年経ちますが、1センチにも満たない程の早期発見で
今まで何も異常はなかったではないか。

私は着々と緩やかに悪化しているのだし
それで私が長生きだと?
たいがいにしてください。

父の無茶苦茶な思考で「もう治療なんかやめてやる!」と
私は何度薬を壁に投げつけたことでしょう。

音楽のためだけには、もう少し長生きしたいのですが
他はどうでしょうね?
少なくとも両親より早く死にたいかも。

ささやかな復讐の為に親より早く死にたいと思っているけれど
彼らは私の死を悲しむこともないでしょう。
「不便になった」くらいにしか思わないでしょうね。

ところで、今年も色んな方から「民間治療」を勧められました。

今のところ、何にも興味がありません。
乳がんの治療法は結構色んな薬が開発されていて
悪化速度も緩いので、そんなことまでしなくても、と。
免疫療法とかは色々研究されているかと思いますが
今は数百万を今の年齢で使って、延命して何をする?ということですよ。
丸山ワクチンに対してもそうです。
長生きって、60歳位までは多分大丈夫ですから
それ以上に生きる必要があるのか?
そのお金を使って、私はまだやりたい事がある。
長く生きるだけが良いことではないと思っています。

それと、大きな理由はまだ確かなデータがないから。

免疫療法は今からの治療なので、今からのデータですが
丸山ワクチンは出現してから何十年ですよ。
その間で効くのならば、ちゃんとしたデータが出ても良いのではないか。
データ化されていない所が胡散臭いところでもあるし
同時に化学治療などもやっていたら
どちらが奏効していたのかわからない例が多い
単独使用と併用とのデータも出ないのか?と
やはり、研究者の怠慢だったり、じつはそこまで効くというデータがないのかも、と。

というわけで、勧めてくださった方々のご厚意には感謝いたしております。
私の為を思ってのことだと、それは十分理解いたしております。
しかし、私は今の治療に満足しているし
それでも短くて60歳までくらいは生きられるのです。
このままで進んでいこうと思っています。

さてさて。別のPCから作成していた年賀状が出来上がりました。
さあ、出してこよう。

一息ついたのかな?

2014-12-24 16:41:40 | 日記
両親の引っ越しの余波でまだまだ忙しいのですが
彼らのお陰で滞っていた書類作成をやっつけていました。
まだ、経理を卒業できていないのですよ。

その上、父が何も引っ越しの準備をしなかったので
今頃になって色んな契約を断る手続きが多く
そして、実家の片付けです!!
そりゃあもう大変。

そんな中、また喘息なのかな?
ゼロゼロヒイヒイと喉がなるし
ケホケホと咳は続くし
一体私は大丈夫なのかしらん?

そんな日々に薬よりも何よりも効くようなきがするのは
これですよね。



先日「何だか少なくなっとうよ」と言ったら
どっさり買ってきてくれました。

今日はクリスマスイブなんですね。
そんなことも忘れていました。
去年まではクリスマスソングを歌っていたのに
全く、です。
イギリスの歌が結構好きだったので
そういう歌ばかり集めて演奏したいな、と思っていましたが
何だか遅いですね。



そんなことを思い出していたら、
そうだ、私は死ぬまでにマスターしたいクラシックの曲があったのよね、と
来年早々から、チャレンジして
ちょっとだけジャズアレンジしてみようかしら。

調子が悪い日が多くて
何だか長生きしないような気がしています。
まあ、もちろん、再発転移しているので長くは無いのですが
それなりに充分仕事をして死にたいな、とか思っているのですが
父と母の我儘で駄目になるんでしょうね。

年を取り過ぎているから仕方ないけれど
父は「お前はどうせお父さんと同じくらいに死ぬんだからな」と笑います。
長生きしているじゃないかとも言いますが
長生きしているのは父で
私は全然長生きしていませんがね。
それでも「昔は60才前に皆死んでた」と言われても
あなた達は幾つまで生きてる?と思います。
何も望まないし
私が密かに早く死にたいと願っていることも
きっとその理由がわからないでしょうね。

先日は母の買い溜めた書道の紙を
一箇所にまとめました。
なんてすごい量・・・。
これで、よく「私はお金で苦労した」と言えるよな、と。
服も物凄い量あります。
これはトランクルームを借りたので
そちらに全部収納するつもりですが・・・
後日、アップしますが着物も物凄い量だったのですよ。
一番大きな衣装ケースで15箱分。。。
本当に自分が美しいからといって、外見だけにしかお金を使わない人だったのね、と思います。

まあ、それでも幼少時は美しい母は憧れでしたが・・・

今はどうでしょうね。
やはり、色んな感情は複雑で
母に触られると、今でも私はぞっとします。
それくらいトラウマって酷いものなんですよ。
「玲子の体は?」とか聞かれると「早く死んであげるから大丈夫よ」と言いたくなります。
姉の葬儀の時に自分の友人とケラケラと笑って過ごし
通夜葬式の法要の間は眠りこけていた人ですから。
ご遺体にも触らなかったし。
今回の引っ越しでも姉の祭壇を引っ越しさせたのは私で
両親は全く気が付かなかったのだし。

本当に彼らを見ていると「老い方」を考えさせられます。

まだANIME JAZZ LIVEのお礼参りが全部済んでいないし
色んな方へのお礼状が滞っているのですが
ちょっと長い目でお待ちください。
ぼちぼち取り掛かれると思います。
はぁ~~~・・・
と一杯・・・テキーラは美味しいですよね。



来年のライブは4月からです。
4月3日 リバーサイドで「桜」をテーマに
というか、五木寛之のこの本はとてもよい感じなので
この本に出てくる曲、全部やろうかしら、と思っています。



そして、5月30日はニューコンボで「薔薇」です。
基本的には「薔薇の名前」をテーマで考えています。
7月7日は「蓮」
そして、9月は彼岸花でライブをしようか、と思っているところです。

遅れましたが、
ANIME JAZZ EARTHは発売中です。
メールまで
お知らせ下さい。
1枚3000円 1枚につき800円を「がんの子供を守る会」へ寄付しています。
そうぞよろしくお願いします。


来年は・・・

2014-12-17 10:32:42 | 日記
先日、知り合いがホストバンドだということで
セッションに参加してきました。
この所、親の介護問題で音楽から離れていますからね
リハビリもせねばですし。

で、セッションに参加しながら
つらつらとライブのことなど考えておりました。

今から準備を初めて
色んな参考文献を読みあさって
大体4月からかな?

で、4月3日 リバーサイドで「桜」をテーマに。
やはりね、季節柄ですね。

桜に関する本は色々あるのですが
五木寛之氏の「赤い桜の森」をイメージして
選曲をしていこうかな?
そうすると、やはり「花と鬼」という私の永遠のテーマに迫ろうか。
続き物のライブにして
1年間、花を題名にしたライブをやろうかな?と。

5月末は「薔薇」

7月は例年の七夕ライブですから
その頃に咲くものとしては
やっぱり題材にしやすい「蓮」かな?

9月は彼岸花。

12月くらいには何にしようか
山茶花?
ポインセチア?
胡蝶蘭?
やっぱり、童謡アレンジも出来る山茶花かな?

あれこれ、構想は膨らんでいきます。

面白いことを考えよう!!

最近の気になる目眩

2014-12-15 10:31:20 | 日記
一昨日、泣きすぎたのだろうか?

昨日はまたしても目眩で倒れてしまった。

朝方、起きた時に「ふらつくかも」と思いながら
色々な用事を済ませて
さあ、出かけようとした時に

グラ~ン・・・・・

玄関先で目眩がして
上下左右わからなくなり
ドアに背を預けて
何とかグラグラのひと波が去るのを待って
「あなた、助けて・・・」と。

こういう時にせっかちな夫を持つと大変不便です。

介助に来ても
せかせかと動きまわり
その動きがさらなる目眩を呼び
歩行困難になっても
せかせかと・・・

じっとしてて

所謂回転性の目眩で
おそらく耳の中に問題があるのだろうと
ずーっと思っていたのですが
ここ最近、あまりに頻発するので
どこか他に悪いところでもあるのか?

太ってるしなぁ
脳梗塞?

分からんよなぁ。

先日の血液検査の結果もちょっと気になるし
脳転移した?

そうなると命は短いよね。
悠長に2年後でもCDを作ろうかとか
そんなこと言ってられないよね。
2年後には結構辛い病状になってるだろうから
レコーディングできるほど体力があるかどうか・・・

いかんいかん

ネガティブスパイラルになるから
こういう考えは辞めよう。

私は両親のことで
この数年大変だったのだから。
特にこの半年
電話攻撃だけでも吐き気がするほど大変だったのだし
毎日毎日、どうしようもないことばかり
いい加減にしてくれ、ということばかり
あれだけ生きても
「まだ長生きしていない」と言うし
じゃあ、私はどうなるんだ?と言いたい時も沢山あり
気が狂いそうだったのだから

そのストレスのせいなのよ。

仕事が何もできなくなるほど呼びつけられ
それだけでは済まずに毎日10回以上の電話攻撃
そうだ
普通の人でも具合が悪くなるわよ。

だから、悪い方に考えるのはよそう。

まあ、不安なんだけど・・・。

はぁ・・・

やっぱり、なかなかうまく行かんものよね。
目眩を抱えながら、そろっと仕事をするものの
グラン・・・ときたらそれで終わりだもの。

なかなかだねぇ。

心配なのよねぇ。