現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

エーリヒ・ケストナー「ゴルディウスの結び目」子どもと子どもの本のために所収

2016-12-02 17:25:11 | 参考文献
 「ゴルディウスの結び目」とは、誰にも解けない結び目を、アレクサンダー大王が一刀両断にした故事からきていて、解決策を苦心して議論するよりも、武力行使をした方が解決が早いことを意味します。
 ケストナーは、十二年もの間、ナチスに執筆を禁止された苦しい経験をふまえて、若い人たちに、どんなに大変でも武力ではなく平和的な話し合いで解決すべきことを語ります。
 こうしたことは、第二次世界大戦直後だけに必要だったことでしょうか。
 いえいえ、現代の世界には議論による解決ではなく、ポピュリズムによって力付くで決定しようとする政治家たちが、世界中で権力を握り始めています。
 そして、そのことは日本も例外ではありません。

子どもと子どもの本のために (同時代ライブラリー (305))
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