渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

麻生区「区民会議」

2016年08月01日 | 日記
第6期区民会議の第1回全体会議を、久し振りに傍聴して来ました。

会議委員20名、区長以下職員約15名、参与としての出席市議・県議4名の大会議で、傍聴人は、私、たった一人。
試行1年から始まり、1期2年ゆえに、既に11年経過したことになります。
最初から、折に触れ傍聴を続けて来ましたが、いつも3名程度で、多い時で6・7名程。
懲りずに、外部から見た時の会議の在り方に、注文を付けて来たものです。
「地域の課題を地域で解決」との意気込みでしたが、殆ど何も変わらない10年だった様に思えます。
それもその筈、権限や責任、予算もない上、課題を見つけ、意見交換をして、提案を文書化し、区役所に提出する作業です。
専門の学識経験者が加わっている訳でもありません。
行政が、実行するか否かを決めることになりますが、何が実現したのか承知しません。
行政に首を突っ込んでいる私すら知らないことは、普通の区民には、なかなか判り難い筈です。
このような事を繰り返す意味があるのか、今も理解に苦しみます。

区役所職員の人件費を除き、全委員の報酬は、年間約120~150万円程度。10年間で1,200~1,500万円。
初期の緊張感は、どこへやらで、6期目ともなると、チョットしたお小遣い稼ぎの『勉強会』乃至『頭の健康維持』感覚。
行政の審議会・委員会の類は、似たり寄ったりですが、実効性のある委員会であって欲しいものです。

10年の節目ですので、然るべき見直しを議論しているとは思うのですが、どうなんでしょうか。




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