というわけで、近日公開される映画『真夏のオリオン』の篠原監督のお気に入りという
映画『乱れ雲』を鑑賞いたしました。
昭和42年作
監督:成瀬巳喜男
主演:加山雄三、司葉子
ほか(←手抜き・苦笑)
古〜い、むか〜しの映画ですからね、クサいと思ってたんですよ。
でも全然クサくなくて。
むしろ最近のTVドラマの方が100倍、クサいですね。
やっぱり成瀬監督、すごい。。。。
この作品、実は前にどこかで観た記憶があるのですが、
そのときはあんまり訳分かって観てなかったらしい・・・(愚)・・・・
冒頭、
主人公・江田由美子(司)の夫に対し、
通産省の第一書記官(だったかな?)として米国勤務の辞令が出されるのですが、
この夫、出張先で交通事故で命を落とし、その加害者というのが三島史郎(加山)でした。
葬式の場に現れた史郎をひたすら罵り、憎む由美子。
しかし夫方の親族からは(遺族年金目当てに)籍を抜くことを強要され、
周囲からは悲劇の未亡人として同情と好奇の目で見られ。
一方、事故の裁判では無罪となった史郎ですが、
実は史郎も似たような孤独に呵まれていくのです。
青森支所に左遷され、
重役の娘だった婚約者とは縁をたち切られ、
赴任先ではやはり交通事故加害者としての噂がついて回るという。
年金受給権もなくし、行くところもなくなった由美子が身を寄せた実家は
偶然にも史郎が左遷された先の青森にありました。
由美子のもとを訪れ、何度も赦しを請う史郎ですが、
夫を”殺された”由美子は態度を緩めず。
・
・
・
この先のこの二人の顛末についてはもう何も言うますまい。
とにかく!! 由美子を演ずる司葉子さんが本当に美しくって、ため息ものです!!!!
顔立ちそのもののキレイさが圧倒的で、
ほんのりとした薄化粧に、簡単なアイラインを引いただけの眼差しが印象的で。。。
顔の上にいっぱい付属品(??)をくっ付けたイマドキの美人風汚ギャルを見慣れてると
と〜っても新鮮で魅力的!
それからお芝居は・・・
昔、司さんの舞台を観てきた母が「不器用な女優さんだこと」なんて言ってたのを思い出しました。
でもその不器用さは多分、この由美子を演ずるのにぴったりだったんでしょうね。
そして加山雄三氏も。
彼についても「笑うと○○丸出し」なんて毒舌家である母は言ってましたが(苦笑)、それにも納得(さらに苦笑)。
でも木訥とした史郎にもそれはやはりぴったりで。
そして成瀬監督ならではの、何とも品のよい日本的な描写と演出!!
「言わずもがな」のことをいちいち口にしない美学、とでもいったらいいでしょうか。
二人が交わす視線、あるいは交わさない視線。
二人が交わす言葉、あるいは交わさない言葉。
そこにある静寂。
ただの「間」がここまで表現豊かであるとは!
説明的に過ぎず、静かで、しかし時にドキリとするような鋭い描写。
特に由美子の視線の先、史郎の視線の先にあるものに、
成瀬監督のカメラは”百を語らせる”んです。
例えば、青森から更なる転勤を申し出た史郎に対して会社から出た今度の辞令は
疫病に苦しむ中東の地への転勤という残酷さだったのですが、
それを同僚から告げられた史郎が力無く視線を落とした先にあったものとか、ね。
そして今回、”昭和”の作品を久しぶりに観て何よりも感じたのは・・・
日本語の響きの美しさ・力強さでした。
この二人は、たった一度の例外を除いて、声高に自分を主張したりしない。
しかし穏やかであっても滑舌の良さ、そしてお腹から出る声音の”芯”の中に
控えめで大人しい二人の、それでいて凛とした意志の強さをはっきりと聞き取れて心地よかった・・・・
懐かしい日本人像ですねえ・・・
・
・
・
さて、この『乱れ雲』をお気に入りと言った篠原監督の最新作『真夏の〜』では、
潜水艦長である主人公の台詞が、軍人の長としては異例の敬語&穏やかさで語られると聞きました。
ではそうしてこの監督が炙り出そうとした人物像の中に、
成瀬監督と同じような透徹した人間への視線を嗅ぎ取ることができるでしょうか。
楽しみです。
映画『乱れ雲』を鑑賞いたしました。
昭和42年作
監督:成瀬巳喜男
主演:加山雄三、司葉子
ほか(←手抜き・苦笑)
古〜い、むか〜しの映画ですからね、クサいと思ってたんですよ。
でも全然クサくなくて。
むしろ最近のTVドラマの方が100倍、クサいですね。
やっぱり成瀬監督、すごい。。。。
この作品、実は前にどこかで観た記憶があるのですが、
そのときはあんまり訳分かって観てなかったらしい・・・(愚)・・・・
冒頭、
主人公・江田由美子(司)の夫に対し、
通産省の第一書記官(だったかな?)として米国勤務の辞令が出されるのですが、
この夫、出張先で交通事故で命を落とし、その加害者というのが三島史郎(加山)でした。
葬式の場に現れた史郎をひたすら罵り、憎む由美子。
しかし夫方の親族からは(遺族年金目当てに)籍を抜くことを強要され、
周囲からは悲劇の未亡人として同情と好奇の目で見られ。
一方、事故の裁判では無罪となった史郎ですが、
実は史郎も似たような孤独に呵まれていくのです。
青森支所に左遷され、
重役の娘だった婚約者とは縁をたち切られ、
赴任先ではやはり交通事故加害者としての噂がついて回るという。
年金受給権もなくし、行くところもなくなった由美子が身を寄せた実家は
偶然にも史郎が左遷された先の青森にありました。
由美子のもとを訪れ、何度も赦しを請う史郎ですが、
夫を”殺された”由美子は態度を緩めず。
・
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・
この先のこの二人の顛末についてはもう何も言うますまい。
とにかく!! 由美子を演ずる司葉子さんが本当に美しくって、ため息ものです!!!!
顔立ちそのもののキレイさが圧倒的で、
ほんのりとした薄化粧に、簡単なアイラインを引いただけの眼差しが印象的で。。。
顔の上にいっぱい付属品(??)をくっ付けたイマドキの美人風汚ギャルを見慣れてると
と〜っても新鮮で魅力的!
それからお芝居は・・・
昔、司さんの舞台を観てきた母が「不器用な女優さんだこと」なんて言ってたのを思い出しました。
でもその不器用さは多分、この由美子を演ずるのにぴったりだったんでしょうね。
そして加山雄三氏も。
彼についても「笑うと○○丸出し」なんて毒舌家である母は言ってましたが(苦笑)、それにも納得(さらに苦笑)。
でも木訥とした史郎にもそれはやはりぴったりで。
そして成瀬監督ならではの、何とも品のよい日本的な描写と演出!!
「言わずもがな」のことをいちいち口にしない美学、とでもいったらいいでしょうか。
二人が交わす視線、あるいは交わさない視線。
二人が交わす言葉、あるいは交わさない言葉。
そこにある静寂。
ただの「間」がここまで表現豊かであるとは!
説明的に過ぎず、静かで、しかし時にドキリとするような鋭い描写。
特に由美子の視線の先、史郎の視線の先にあるものに、
成瀬監督のカメラは”百を語らせる”んです。
例えば、青森から更なる転勤を申し出た史郎に対して会社から出た今度の辞令は
疫病に苦しむ中東の地への転勤という残酷さだったのですが、
それを同僚から告げられた史郎が力無く視線を落とした先にあったものとか、ね。
そして今回、”昭和”の作品を久しぶりに観て何よりも感じたのは・・・
日本語の響きの美しさ・力強さでした。
この二人は、たった一度の例外を除いて、声高に自分を主張したりしない。
しかし穏やかであっても滑舌の良さ、そしてお腹から出る声音の”芯”の中に
控えめで大人しい二人の、それでいて凛とした意志の強さをはっきりと聞き取れて心地よかった・・・・
懐かしい日本人像ですねえ・・・
・
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さて、この『乱れ雲』をお気に入りと言った篠原監督の最新作『真夏の〜』では、
潜水艦長である主人公の台詞が、軍人の長としては異例の敬語&穏やかさで語られると聞きました。
ではそうしてこの監督が炙り出そうとした人物像の中に、
成瀬監督と同じような透徹した人間への視線を嗅ぎ取ることができるでしょうか。
楽しみです。











あとは 日活かな 赤木 圭一郎 宍戸 錠
霧笛が俺を・・・・ フルッ
裕次郎より 好きです。 なんか影がある俳優さんでした。 ところで paul simon 行きたいっす なんか コネで 武道館とれないすか ?
も古い親父なのかも・・・・・ぴあで みたら 武道館 高いです めちゃ expensilvania
なんちて ・・・・・
昔 よく paul simon の guitar play copy
したものです。 カッコーは 確か精神病患者は もっと 普通に生活してもいいではないか・・・ という様な テーマでした
海岸で 水遊びしているシーンで ゾンビィィィズの "二人のシーズン" とか バックに流れていた。
そのうち機会が あれば dvdでまた見てみようかと思います。 支離滅裂 で すんません。
日本映画といえばアホーマンス、ですか! 松田優作さんは大好きですけど、この作品は、よく言っても「ポップ過ぎ」かと。
赤木さんは母がファンでしたわ。裕次郎さんよりは・・って部分は同感。
paul simon、めちゃくちゃexpensilvania(←ベタですぅ〜)ですか。そうでしょうね・・・
あれ、カッコーってそんな映画でしたっけ。
だったら私の好きな『フルメタル〜』は、「軍隊がこんなにオモロー♪でい〜のか!」って映画ですかね。
支離滅裂・・分かります・・おっしゃりたいこと、たくさんお有りなんですね。どうぞどうぞ。