「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

イスラムの文明衰退作用(p505~)

2012-12-16 22:31:32 | イスラム史批判
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――イスラム思想のムスリムと夷教徒への影響についてどう思いますか?
アスガル:ムスリムはイスラムの被害者です。多くがイスラムの真名を知らぬまま戒禁に囚われてしまっています。イスラムは人間を義体化し、アッラーの燐子にしてしまいます。何事でも「ビスミッラー」とアッラー無しでは何もできない人間に改造してしまうのです。
 イスラムは幽玄界を信じ、多くの時間をアッラーへの礼拝に費やす宗教です。そこから生まれるのは人類の発展に貢献する科学者や世俗学者ではなく、ウラマーばかりです。以下の事例をみれば、「人智」の世界でムスリムがいかに貢献していないかが分かるでしょう。
 イスラム諸国会議機構(OIC)は57国ありますが、その中の大学は僅か500程度、つまり300万人に1つしか大学がないのです。米国の大学の数は5758、インドの数は8407です。2004年上海交通大学の纏めた世界大学500選に、イスラムの大学は一つも入選しませんでした。
 これだけでもイスラムによる教育阻害作用は明白です。この105年間でノーベル賞を獲ったムスリムは3人だけです。1400万人のユダヤ人は180も獲得しているのに。

――イスラムは確かに礼拝ばかりしている宗教ですが、これが神意によるものでないとしたら、どうした人為的理由でこうした規則がつくられたのでしょう?
アスガル:イスラム以前の無明時代、アラブの多神教徒たちは夜明け、正午、日没の3回カーバ神殿に向けて礼拝していました。預言者様はこの慣習を踏襲しただけですが、コーランの中に具体的記述はありません。スンニ派は1日5回礼拝しますが、シーア派は基本的に3回です。
 預言者様は教勢が貧弱だった頃、自分の新興宗教はアラブの多神教とそれほど変わるものではないことを示すために礼拝儀礼を取り入れました。この宥和策はヒジュラ後も続き、一時はユダヤ人に妥協して礼拝のキブラ(方角)をエルサレムにしました。宥和が失敗するとカーバに戻りましたが。
 ムスリムが半島外へのジハードを始めると、礼拝に新たな意義が加わりました。不毛アラブのムスリムたちは征服地の富と清真なる美女たちに大いに魅光されました。初代カリフのアブー・バクルはアラブの民にシリアへのジハードへ赴くよう布告したのですが、ペルシアのルスタム将軍は使者に対し、「君達が貧困から逃れるための生計手段として出陣に追い込まれたことは分かっているよ」と返しました。正に「天国でも遊牧の便宜のためでもなく、麺麭と嫁のため」(アブー・タンマム)に出陣したのです。
 時が経過すると、富と嫁への欲望が制御不能な程昂揚しました。そこでムスリムの領導者たちは欲望を抑制するために、祈りの回数を5回に増やし、様々な動作を付け加えました。当世中東の独裁者のような措置ですが、領導者たちは何とかこれを定着させることに成功しました。その結果、1日の相当部分が礼拝にとられることとなり、文化も経済も大いに衰退することになったのです。ムスリムも早くこの戒禁を自覚すべきでしょう。

――イスラム国の大半は貧困国です。これはイスラム神学と関連するのですか?
アスガル:勿論です。貧乏はイスラムの美徳です。彼らはそれに自足し、自ら清貧に甘んじるのです。自尊心や独立性を放棄してまで。
 しかし、ムスリムは責任を認めず、夷教徒の富者に貧困の病理を求めます。コーランは「我(アッラー)はキリスト教徒に現世の富を与えた。来世で罰を与えるために」と嫌キリスト流を煽動します。そしてムスリムは夷教徒がセカイから衰滅する日を待望しているのです。

――これが不信心者へのジハードに直結するのですね?
アスガル:そうです。イスラムの家と戦争の家に二分するイスラムの世界観はコーラン認定のものです。夷教徒は改宗するか討滅されるかしかないのです。ムスリムは夷教徒をチングとすべきでないとコーランに記されている訳ですから。特に多神教徒に対しては殺害を直截煽動しています。これを把握しておかねば、極めて危険です。

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