「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

2.79 半途愛郷者への教育(p669~)

2013-01-17 22:36:56 | 理想の西洋世界
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 欧州の真正文化保守は半途愛郷者を思想的に教育・督励していかねばならない。ただ、真の愛郷者もその時はこのことに留意してほしい。
 この闘争を決して人種や民族の紛争にしてはならない。例えば、「ハイル、同胞よ。人種戦争に勝ち抜こう、シオン強占公国のユダ公を殺光しにいこう、ジークハイル!」と宣布したら40年以上多文化主義のテーゼに冒された欧州人民は必ずや逃げ出すだろう。
 そんな宣布を聞いたら、我らも直ぐに逃散する。欧州人民もナチ的大義のために闘争するよりはディミテュードの伽藍でハラキリする方を選ぶだろう。ナチズムは邪悪無双の思想なのだ。旧式の国家主義者はこうした陋習に従うのを止めるべきだ。我らは「現代の愛郷者」として行動せねばならない。
 イスラムは人種でない以上、人種の話も回避すべきだ。この戦役は文化戦争であって、人種戦争ではないのだ。人種戦争と呼ぶのは与否なく逆効果だ。
 文化保守と民族保守は一衣帯水だが、それでも文化保守の戦略を採る方が、多文化主義の洗脳が跋扈する現状では有効だろう。西洋男児もイスラム化に抗するためなら7割が自発的に殉じるだろうが、人種のために殉じられるのは1割もいまい。
 西欧人民の同志を覚醒させるには何十年もかかるだろう。半途たちは光明を失っているのだから。

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