「2083―ー欧州独立宣言」日本語版

グローバル極右界の「共産党宣言」、現代世界最大の奇書

2.6 欧州人権裁判所は文化マルクス主義者の傀儡機関だ(p338~)

2012-11-14 21:17:48 | 左翼思想批判
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 ストラスブールの欧州人権裁判所は加盟国の人権状況を監視するために1950年設立された機関だ。しかし、この機関は今や非西欧人、特にムスリムの利益ばかりを代弁する文化マルクス主義者の傀儡機関と化してしまった。構成員を文化保守主義者に変更するか、命令権限を制限せぬ限り、この「認識外怪獣」の改革は決して見込めない状況だ。なんとかせねば、西欧の文化的身份が根柢まで穢されることだろう。
 2009年のイタリアでの事例をみよう。裁判所が十字架を「侵標」と判定したので、文化マルクス主義者たちは公立学校の教室から十字架を全廃させようとした。すると、イタリア国民の大多数が判定に反発し、政治家たちはより多くの十字架を公共の場に掲げた。十字架を欧州文明の歴史的身份と認識していたからだ。
 これとよく似た事件簿を見ても、裁判所が今やPC主義者、文化マルクス主義者、多文化主義者の伏魔殿と化したことが分かるだろう。裁判所は「人道」の名の下で多文化主義の教条を打ち立て、西欧文明を自殺に追い込むイデオロギー上の「叩鎚」に過ぎない。その真名は「嫌西洋流の機関」なのだ。裁判所は、こうした文化マルクス主義思想の方こそを断固として封絶する保守主義の裁判所へと改造されねばならない。

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