BS・・もとい! VS隊長な日々

ただの保護者だったのにいつの間にやらBS隊長3年を経てとうとうVS隊長。
愚痴や独り言が満載

ボーイスカウト活動の行く末・・・2

2007-05-28 00:18:31 | ボーイスカウト活動の行く末
一つ前の記事でSAJの考えている部門間の統廃合についての
記事で、いま抱えているVS,RSのユースプログラムの問題点
の原因はそのプログラム内容にも、そして部門間の年齢構成と
いった構造にもない、と私は断じた。

そして私はその原因を指導者層が非常に薄い現状を挙げた。

そのこと自体は事実なのだと思うのだがそのことに関してTBを
ぬまたさんよりいただいた。

彼の記事のなかでは指導者層が薄くなっていることは事実であり
ひとつの団の中で見識と行動力を備えた隊長を5人(5部門)に
配置することが難しい団が多く存在する可能性。
5人の適材隊長を配置した団を現状の数維持することの難しさを
認識し、 そうであるのなら仕組みをシンプルにするほうが望ま
しいのではないか、との提言をいただいた。

そしてその仕組みをシンプルにすることの具体的な方法のひとつ
として部門の統廃合があってもいいのではないか、ということ
なのではないか、と読むことができる。

前段の5人の適材隊長を各団が配置することの困難さはたしかに
存在しよう。

しかしそのことへの対策として部門の統廃合が寄与するのかが
よく判らない。


今、小児科医師と産婦人科医師が不足していて夜間の救急診療に
対応できる小児科と分娩に対応できる産婦人科の病院が決定的に
足りないことが喧伝されている。

ところが小児科医師については絶対数でいえば必ずしも絶望的に
少ないということよりも医師が1名の小規模医院が多数存在して
複数の医師を抱えて交代勤務により夜間の対応が出来る体制に
なっている医院が足りないのだ、と読んだことがある。

ようするに夜間休診になる1人医師の医院がたとえ地域に100
あっても複数医師による夜間対応ができる医院が0という事態が
起きているということだ。 

対策は、少々荒っぽいが医院の数を半分なり1/3なりに減らして
医師を残った医院に集約する。 自動的に複数医師の体制になり
その医院相互で交代の当番を編成すれば夜間も休日も対応ができる
ようになる。 そのための医師の増員は不要である、
という処方箋だ。



この論理は少々極論だろうがボーイスカウトでいえば
5部門の隊長を確保できないから3部門に統合してまかないましょ、
というのは小児科の医師がいないから眼科の医師に兼務してもらい
二つの科を統合しましょ、ということに聞こえる。

隊長の数が足りずに統廃合によって隊長の要求数を減ずるのなら
ば部門間で統廃合するのではなく「団」自体を統廃合するのが
スジではないだろうか。

今、仮に27ケ団ある地区だとして現状の指導者層では27ケ団に
5人ずつの適材隊長を配置できないのだとしたら、現実にスカウト
の数も複数班を編成できない団が存在するのだから団を統廃合して
15ケ団なり20ケ団なりにするほうがスジが通るのではないか?


当然、指導者層を厚くするための方策、特に指導者要請のシステム
は検証し改革する必要が急務になるとは思う。
実際にこの秋からのWB研の実施方法に多少の試行が入るような話
も聞いた。

しかしながらここでも以前のSAJの教育本部の指導者訓練体系に
関する中間答申にあるような「単位制」であったり日帰りや1泊を
繰り返すことによる参加のハードルを下げるような方策が有効か
どうかについたは私はいまだに懐疑的ではあるのだが・・・。
それ自体はまた別の議論だからここでは深くは言及しない。


今の5部門の編成はそれなりの意味、意義があって存在している。
この5つの部門による編成では教育効果に問題がある、というので
あればいくらでも議論して再編成すればいい。

しかし現在の問題はその5部門の維持するだけのスカウトも指導者
も足りないから部門の統合しようというのであれば明らかに本末
転倒である。
必要な5部門を維持できないのなら維持できるようにするための
リソース(指導者)を増やす方策を考えるべきだし、それが短期的
にできない、ということであれば維持が難しい団を近隣で維持可能
な団と統合しスカウトの活動機会を確保するのが本来だろうと思う。

今の5部門はけっして指導者が余ったから、隊長ポストを増やす
ために成立した部門数ではないはずなのだから。
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ローバー発隊しましたが・・・ (KM)
2007-05-28 01:11:26
実は5月26日土曜日に、当団ローバー隊が発隊しました。ゆきがかり上、私がローバー隊長を拝命しました。(VS隊長と兼務です)
発隊するのと時を同じくして、ローバー部門の改革案が示されるのは大きなショックを感じておりますが、
結局、スカウトを生涯にわたって指導し、活動のサポートを行うのは原隊であり、所属団であることは間違いないと私は思いますので、指導プログラムがどのように変革しようとも、スカウトをサポートする団の体制は必要なものであると感じております。
その意味では、ローバー部門の教育制度がどのように変革しようとも、それを支援・支持する団の体制は必要不可欠なものであると私は思います。

部門の統廃合につきましては、私もbskurosanさんと同じ意見を持っております。「各年代のプログラム」に問題があるのではなく、それをスカウトに提供していく「指導者の側」に問題があると思います。
それは、部門を統廃合したからといって解決できる問題ではないと思います。
私はやむをえず、VSとRSの隊長を兼務しておりますが、「VSとRSを一緒に活動させよう」とは全く思っておりません。それは目標とするところや、活動のベースが全く異なっているから、一緒に活動することはデメリットのほうが大きいと感じているからです。BSとVSについても同様です。
部門の統廃合 (haru)
2007-05-28 07:18:03
指導者層が薄い=部門の統廃合



どーなんでしょうね。私もbskurosanさんと同じです。



部門の統廃合をし、前期後期と分けるなら、やはり、指導者が不足したままでしょ。



どこぞの連盟のどこぞの地区では、スカウトのために、団の統廃合をすすめている。聞いて、うらやましく思う。



指導者・団員の意識改革のため、WB研修所を出っぱなしでなく、ブラッシュアップが必要だと思う。

どうなるのでしょう?・・・ (bskurosan)
2007-05-28 09:29:15
>KM隊長
ローバー隊の発隊式、おめでとうございます。
某所でその様子も拝見しましたが無事にスタートが
きられたことにお喜び申し上げます。
KM隊長がRSとVSの隊長を兼務されることもそれが
本来の姿でないことを誰よりもご存知のKM隊長のこと
ですから早晩、きちんとした体制を模索してくださると
思っております。

うちも今のVSスカウトがRSに上進する際を考えると
現実論としてその時点でのRS隊長は私がやる以外に
方法が見当たりません。
そしてその時点でVS隊長の後任が見つかっている公算も
非常に低いといわざるを得ません。
私としても考えどころです。

もっともその時点でRSが存在していれば・・・の話しですが。


>Haruさん
ご無沙汰です。
現実には団が団委員長、あるいは創設者の私物もどきに
なっているケースが沢山ありますから統廃合を唱えると
議論が感情論になっていくケースが多いのが問題ですよね。

でも、今回のSAJの方針を実行に移すくらいならそれ以前に
団の統廃合という大鉈を振るってもいいとおもうんですけどね。
あんまり使いたくない言葉ですが (ぬまた)
2007-05-28 13:30:22
私はこの話を聞いて、リストラ案なんだな、と思いました。存続を優先させるための。

だから、この(パフォーマンスやモチベーションの低下という)痛みを伴う案の是非を論じるためには、その背景の考え方をもう少し知る必要がありますね。(といいつつ、一石を投じたのは私・・・。)


そうは言っても、ひとつ反駁ですが、BSとVSの件については、いわば上流と下流という隣接した2つの工程を担当する部門をひとつにした、という印象を持っています。つまり、マネージャーが2人から1人になった。

あるいは、中高一貫みたいなものかもしれません。


それと、確かに団の統廃合の方が理にかなってる気もしますが、実際問題こちらの方が収拾つかなくなりそうですね。この団ダメだな、って言えないし、誰も白旗揚げないと思います。

自発活動を自己否定してしまうことかもしれません。


いずれにしても、指導者という「限られたリソースの再配分」というのは、加盟員がこれだけ減った中で、組織としては不可避なのかな、と感じています。

でも、これは「教育改革」ですから、(スカウトの部分だけでなく)団も指導者も、教育し、成長させる仕組みを再整備していくなかで、再生への道のりが示されていかなければならないと考えています。
団の統廃合は? (kaz)
2007-05-28 13:52:37
kazです。
団の統廃合の考え方は、一理あると思います。

しかし、統合するほうは、良いとしても、される方は、あまり良い気が致しませんよね。
そいう意味では、共存として活動する手法を考えるべきかと思います。
私たちの地域は、団が過密しておりますので、ある意味、勧誘や転団において取った取られた的な、会話も耳にします。
個人的に、合う合わないは存在する筈ですので、自分の隊が合わなくて辞められる方には、隣団を紹介するぐらいの器量の深さが欲しいですよね(勧誘活動による場合は、まだ良いけど隣団に転団に関しては、裏切り者呼ばわりや盗人的に言う指導者や役員の方もおられるようですよね。そういう方が、スカウト活動を語っておられることが、おかしいのですが・・・)。

私は、個人の選択の幅が広がるという意味で、同一地域に幾つかの団が存在する事自体は、悪いことではないと思っております。

もし人数が少なくて、活気がないようでしたら、隊活動を合同でするようにして、それぞれの団に活気を持たせることが必要のような気がします。

隊同士で切磋琢磨できれば、スカウトもリーダーも育っていくのかなと・・・。

これも難しい一面はありますが、隊長同士の話し合いで解決できるので、団統合よりは、現実的ではないかと。実際、私の地域では合同キャンプとかはやっているので、その幅を広げて、考えれば決して不可能なことではないような気が致します。

地区での活動ではという考えもあるかもしれませんが、私たちの地区で、地区単位で活動するには、あまりにも隊が多すぎてイベント化しすぎるような気が致します。そして、やるにしてもより早い段階で、このようなことを皆でやりましょうとアナウンスできればまだ良いのですが、あまりにも遅い気が致します。

地区に関わって思うことは、団あっての地区ということです。団より地区のほうが上位であるという考え方はないと思います。どちらかというと逆のように感じております。
隊合同 (kazgifu)
2007-05-29 21:44:28
ハンドルネームがかぶっていますので
gifuをつけました。
(kazさん気にしないでくださいね)

BS隊長をやっていますが
うちの隊はスカウトが3名ですので
班制度の維持が出来ません。
ですので、同じ地区の隣の隊と合同で活動を行っています。
この事が良いのか悪いのか、未だに判別つかないのが
本音です。

昨年まではまるっと隣の隊と合同でしたが
今年からは独自の活動も増やしていこうと思っています。

しかし、人数が余りにも少ないとスカウト活動は
困難になります。
そのためにも緊急避難的に近隣の隊と「合同」
と言うのも「有り」と思います。
この事は直接的には地区に許可を取っておりません。
地区が関与するべき事ではないと思っています。

私はスカウト活動において「地区」と言うものは
どうあるべきなのか良く分かっておりません。
必要があるのか?と疑問にさえ思います。
絶対的に必要がない、とまでは言いませんが・・・。
話が出来る同じ部門の隊長が顔を合わせる事が出来るよ。
スキルアップのためのラウンドテーブルを
「地区」と言う範囲で行おうね。

「地区行事」「地区要請」が余りにも多すぎないか?
疑問に思うこのごろです。
Unknown (京都のちずやん)
2007-05-29 22:05:52
初めてコメント差し上げます。
子どもを預ける保護者目線から「形だけのリーダーが多いなら、団の統合したら!」
なんて県コミに厚かましくも意見申し立てたコトもあります。(特にウチの団は近くに団が集まっているので)少なくとも未だ密かに思ってます。でも、努力の方法が解らずに本当に統合されなければいけない団が多ければ悲しいことです。

指導者の数も少なくて兼務されていう話もよく耳に致しますが。どうやったらスカウトが増えるだろうと悩む前に、やっぱりどうやったら良いリーダーが増えるだろうと、大半の団は危機感を持たなかったのが この結果なのでしょう?
もう、間に合わないのでしょうか?統合は本当に避けられないのでしょうか?
「どうしてこの活動が縮小傾向にあるのかなぁ」と耳にするたび、本は立派だけれど、見回す限り魅力的に見えなくなっている現実に 本当に気付かないのですですか? 
そちらの方がビックリです
怒られるかも知れませんが (京都のちずやん)
2007-05-29 22:13:32
経験の薄い、ただの保護者にBS、VSの統合の重要さの何が解るんだ!とお叱りを受けるかも知れませんが、しかれるだけの内容を見せて、言い返せ!(期待してますからら)とコチラで申し上げます。
この活動に期待が大きかったから、幻滅も大きくてショックを受けてしまった物ですから。
ちゃんとやれば楽しいのです。 (Iインストラクター)
2007-05-30 01:48:14
経験の薄い、ただの保護者に…



ただの保護者の方々に楽しさ、や意義を理解して納得してもらえなければ、スカウトは入って来ませんので、この運動自体、継続出来ません。



本だけは立派!

厳しいですが、本当にそのとおりかも知れません。

本のとおり、(可能な限り、近づける)やってナンボだと思っています。

本のとおりにやろうとしないで、やらないで、スカウトが減っているとか、言っている場合ではないと思います。集まらないものは、とりあえず仕方ないので、隣の隊もその隣の隊もいっしょでもいいから、班ごとに隊が別でもいいから、本に書いてあるような活動をすれば、良い結果が得られると思います。



大人の事情で活動内容のハードルを下げすぎなんだと思います。



Unknown (bskurosan)
2007-05-30 19:23:13
>Kazgihu さんいらっしゃいませ。

先日は人違いで失礼いたしました。

スカウトの数が少なくて、というのは本当に切ないですよね。
ご苦労も多いと思います。

でもそんな現状に「しかたないじゃん」とある意味匙を投げて
しまう指導者も多く存在するなかで隣団との合同活動を模索して
活動を作り上げているKazgihuさんに経緯を表します。

地区に断る必要はないでしょう。

地区もコミも、あるいは団委員さんたちも「隊長」への奉仕者である。

と以前にALTの方から伺いました。
原隊指導者は地区の「部下」ではありません。
理不尽なこと、不必要なことはそれと指摘してツッパネましょう。

まあ、やりすぎると睨まれるけど。



>京都のちずやんさん はじめまして。

ぬまたさんのところやKM隊長さんの所では何度か拝見してます。

別に怒りませんよ。
次のエントリーにも書いてますが、今でこそどっぷりとつかってる私ですが
もともとはまったく興味がなかったものですから、その当時の自分が
どう感じていたかを思い出すと非常に新鮮です。

私は息子をこの活動にいれた当時はほとんど期待するものが
ありませんでした。 息子が楽しんでればそれでいいや、程度の認識。
だからその意味では幻滅する要素がありませんでした。

でも、指導者になってから、特にこの2年間くらは自分の団にも
地区にも、役員さんたちにも、県連やSAJ、そしてなによりこの活動自体に
幻滅しかかったことが何度かあります。
今回のことも結構、いや相当がっかりしています。

でもそんな私を支えてくれているのは今、私の隊にいるスカウト達です。

CSシカのころからずっと見てきました。
さんざん五月蝿いことも厳しいことも言ってきました。
何度も泣かせたはずです。
でもVSの今でも楽しそうに活動に出てきてくれます。

彼ら、彼女らがいなければ今のわたしはありません。
すいません (kaz-Y)
2007-05-31 10:10:57
kazgifuさん
ハドルネームが被っていたようですいません。
今後、-Yをつけさせていただきます。

また、是非頑張って活動を続けてください。

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