BS・・もとい! VS隊長な日々

ただの保護者だったのにいつの間にやらBS隊長3年を経てとうとうVS隊長。
愚痴や独り言が満載

ちかいとおきて

2008-11-13 12:41:37 | ボーイスカウト
ちかいとおきて・・・・・もうこの業界にいれば100万編聞いている
文言だと思う。

諳んじることのできない指導者・・・・まあ、いるだろうな。

別にそれを非難しているのではない。
私自身、BS隊長のころは「ちかい」は大丈夫だったが8項の「おきて」
が怪しかった。

もちろん最終的には全て言えた。
だが、指を折りながら「誠実である・・・ひとつ」「友情にあつい・・・ふたつ」
と数えながら確認していたのだから大きなことは言えないのだ。

VSに移動してからこうした基本中の基本、活動以前の心構えの部分が
非常に弱くなっていることを感じ、できるだけ注意してきたつもりだった。

だが、注意したつもり・・・程度ではやはり怪しいのである。

繰り返し、口にし当たり前に諳んじることができるように。

それを目指すにはやはり反復しかなかろう。

その意味で今、うちのVS隊の活動では例外なく開式儀礼で全員で
「ちかい」「おきて」「隊憲章の活動方針」を唱和している。

(ちなみに閉式儀礼にてはBSAのScout Oathを採用している。
 これもただの英語カブレではなくきちんとした理由がある。)


ちょっとどうか、と思うが今年の上進式でVSに上進してきたスカウトが
式中で「おきて」の8項を諳んじることができなかった、というのも
ショックをうけ、契機となったのも事実である。


年明けに当団では毎年餅つき大会を実施する。
これは団行事でありスカウト、指導者、育成会員、更には一般参加者と
一同に会しての行事となる。

昨年よりこの団行事の開式と閉式のセレモニー進行をVS隊が請け負って
いるのだが、今年はこの「ちかいとおきて」の唱和を開式儀礼中で実施
したいと考えた。
もちろん、そう思った発端はあるのだけどね。


で、BVS,CSはまだ「ちかい」を立てていないので「唱和」はできないが
BS隊諸君には是非大きな声で参加してほしい、そう考えていた。
VSの隊会議で決議し、派遣中の上班を通じてBS隊集会にて動議として
あがるようにした。

先週、そのBS隊集会。
動議を上班がだした。 ほとんど全員の指導者が「いいねぇ、ボーイスカウト
らしいね。」と賛意を表した。
ただ、ひとり発団時から当団に在籍していた副長が「ちかい」について
疑義を出したらしい。

「ちかい」とは文字通り「誓う」ことであり、生涯に1度(原則的には)
のもので軽々に口にすべきものではないのではないか、という意見だった。

ここがうちの団の弱いところなのだが大半の指導者が保護者リーダーで
自身にスカウト経歴がない。
すると「青少年育成」の部分であればまだしも「ボーイスカウトとは何ぞや」
という部分になるとどうしても及び腰になる。
このときもこの副長の意見に誰も何も言えなくなったらしい。

私がそこにいればもちろんきちんと説明するのだが、これは全てBS副長である
うちの奥さんよりの伝聞だからあとの祭り。


さて、皆さんはどう考えるだろうか?

実は私はVS隊で唱和を実施する際にこのことは考えておいた。
副長の言は「ちかい」の重さ、を再認識する、という意味では非常に
価値のある意見だったと思っている。
なんとなく覚えろ、といわれるから覚える。
言えといわれるから言う。

それではなんの意味もない。

その意味ではありがたい意見だった。

だが、しかし、である。


上進式なり入隊式、つまり「ちかいの式」「ちかいを立てる場」は
繰り返しやってくるものではない。
基本的にこの「ちかいの式」を経てスカウトになれば、それは
「永遠のスカウト」であるから重複してちかいを立てることはない。
(指導者になる際に新たに「追認」という形でちかいの式を迎えるが)

だが、そうしてなったスカウトである我が身を振り返り、その誇り
と責任を改めて自覚するために唱和することはまったく問題ないはず。

そう確信してVS隊では実施していたのだから。


そして、今回の意見をいただき、私の考えをお伝えするだけでなく、
(なにせ保護者指導者の成れの果てだから)
こうした分野に造詣の深い先輩指導者に確認することにした。

同じ県連内ですでにLTを引退されているが、昭和の20年代から活動を
つづけ多くの研修所、実修所で所長経験をもち、わけてもこの「ちかいとおきて」
のセッションを最重要視されていたある指導者にことの経緯をお伝えし
お尋ねしてみた。

すぐさま返答をいただき、いわく

手許にある日本連盟発行の「進歩の手引」によっても、
”ちかい”はスカウトになるとき1度行い、その他は”ちかい”を
思いおこすために機会あるごとに唱えます。
とあるように、隊や団の集会など「機会あるごとに」自分が宣言した
「ちかい」を再認識し、またスカウト人生の暮しの指針となる「おきて」
を自他共に明かすために唱和することは、大いに勧められることです。

と心強い内容。


別件でお話する機会のあった地区コミもまったく同様のお答え。

即座にBS隊指導者の方々に私の考えとあわせてご連絡したのは
言うまでもない。

・・・・いまだになんの返信もないのだが


ともするとこうした話というのはなんとなく、「自分はしらないから」
「自分はスカウト暦がないから」 という理由で慣習に流されてしまって
はいないだろうか?

あるいは自分のスカウト暦のどこかで聞いた「真意を確認していない情報」
を盲信してしまってはいないだろうか?


スカウトにとって指導者の言は重い。


とくにその指導の根幹をなす部分については思い込みでの発言は
そのスカウトのスカウト人生をかえてしまうことすらある。


虚心坦懐、あらためて謙虚に耳を傾け心静かに考えてみたいことが
実はたくさんあるのではないだろうか?


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7 コメント

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何度ちかってもいいのでは? (ゆきなり)
2008-11-13 15:35:06
私の隊でも
BSなら班長会議
VSならVS会議で唱和もしくは復唱をします。
私の団でも以前「ちかいは一生で一回だけ!だからVS上進のときも"ちかい"は無し!」といっていた方がいましたが、いまではVS上進でもちかいの再確認をします。
「セレモニーは1回だけ」というのは分かりますが、こういうものは形式でなくマインドの問題だと思うし、何回確認してもいいものだと思います。
口に出して言うことでどんどん心身に染みていくものでもあると思います。

昨年イギリスで開催された21WSJでは、様々な国の言葉でちかいをたてる
というプログラムがあったようですね、YouTubeのをみてるだけでもちょっとぐっときました。

一生に一回だけというならこれはどうなの?という気がします。
そんな寂しいこといわずに何回でも「ぼくはスカウトなんだ」と再確認すれば良いのでは?
思わず… (ibcjap1)
2008-11-13 16:19:55
爆笑しました!!!

(失礼)
B-Pが生きてた頃の映像(VTR)を多数持っていますが、創始者は訪問した世界のあらゆる場所やセレモニーで、参集した仲間と共に《ちかい》を唱和されておりました。

もうこれだけでも充分な『証拠』であります。


【ちかいは生涯一度だけ…】と言った馬鹿げた話しは俺も聞いたコトがあります。

如何にも『正当性』がある様に錯覚する話しではありますが、これは明らかに違うと思います。

BSAもしかり、IBSに関しても集会セレモニーでは必ず『ちかい』に相当する"SCOUT OATH"を唱和します。逆に諸外国においては『おきて』(SCOUT LAW)を言う隊は少ないですネ。(笑)


『ちかい』と『おきて』の唱和……


やって当たり前!!!!!

やらない方がどうかと思います。


だって俺達…
スカウトなのですから(^-^)v
絶句! (Iインストラクター)
2008-11-13 21:19:41
ちかいは一度だけ!

言った人に会わせて欲しい!(笑)

ちかいとおきて というのは、ボーイスカウトにとって、正にお題目であるのだから、何度でも唱えるもの、そして自身に言い聞かせるものだと信じています。
こんな書き方すると、宗教のようだと言われたことがありますが、仕方ないでしょう。
私はBP教と思ってやってきましたから。
何か問題でも…? (tadnaka)
2008-11-13 21:41:41
ご無沙汰してます。

ちかいとおきて、何度唱えても問題があるとは思えません。どうして『ちかいを立てる一度』にこだわるのでしょうね。

自分が立てた『ちかい』、私は制服を着る度に再認識するのは、当然だと考えています。ちかいの中で『おきてを守ります』と言うので、守るべきおきてを再認識するのも当然かと考えます。

どなたかのコメントで『制服を着ている時は訓練の場であり、制服を着ていない時(有事の際)に訓練の成果を発揮する』との記載を見た事があります。であるなら制服を着た時ぐらい、参加した全員がちかいとおきてを諳じる事ができるように訓練する意味合いも込めて、ちかいとおきての唱和をするのは必然だと思う次第です。

実修所の基本訓練で、ちかいとおきてを諳じる事ができない参加者が多かったので(私も時々12のおきてと混同する事がありました)、閑時作業としてちかいとおきての暗記をしてました(汗)
一日に何度も言葉にしましたよ。
Unknown (竹若番)
2008-11-14 00:03:56
本日の団会議で新年初集会の実行委員長をやるようになりました。
たまたま初集会の開会セレモニーでちかいとおきてをやろうと考えてました。
委員長権限でやってみます。
それよりおきてを私が現役の頃の混同してますのでよく間違えます。
まずはきちんとしないといけませんね。
Unknown (kaz-Y)
2008-11-14 11:36:40
唱和しよう。といったら、言うだけでは意味が無いといった副長がいました。確かにね。

しかし、言えない事の方がもっと問題だと思うんです。

おきてを言えない1級、ましてや菊なんて考えられない。

彼らは、ちかいとおきてを実践している筈だから。
言えないという事は知らないことと同じで、普段から実践し努力しているとは言えない。

また、人間は忘却の生き物ですから、どんどん忘れていきます。

よって、唱和は必要不可欠だと思っております。

前期まで、ほとんどやっておらず、ちかいとおきてを言えないスカウトがいることに気づかされ、今期から全ての集会において取り入れるように指導しております。

自分も覚えるのに必死ですけどね。(爆)
Unknown (RS-master)
2008-11-15 14:09:46
ちかいは1回だけ....私はあんまり聴いたことがないですね...
先日のVS隊地区有志の合同キャンプ報告会でも、報告会の次第を考えるとき、国旗儀礼、おきての唱和を入れてやっていました。ちょっとリハ-サル不足でたよりなかったけど...(笑)

13NJ、14NJの派遣隊長をした時も、初めての派遣隊員顔合わせのときに、隊員全員でちかいの唱和してから活動に入りました。混成隊ですから、メンバーすべてに共通する価値観、指針であるちかいとおきてに重きをおいて一丸となりたかったからです。

私の隊では、違和感無く集会や会議の開会、閉会には唱和してます。

BS隊では、みんな油断しているな....と思った時は、突然班対抗「おきてゲーム」と称して班員全員が隊長の耳元で順番通り正確に言えるかを競争して、全員クリアした班が勝ちみたいなゲームもやったことがあります。ちょっと、不謹慎かな???

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