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conservatory




英国の一般的な家にはConservatory「温室」があることが多い。

今まで見た中でも、ほんの3畳くらいのから、キューガーデンにあるような巨大なもの、素材もプレハブ製から、ビクトリア朝に作られたらしい優雅なメタル製のものまで、英国人の家にはなくてはならない設備だと思う。


「温室」というと、小学校の校庭にあった植物を育てるグリーン・ハウスを思い浮かべるかもしれないが、どちらかというと気候の悪い土地で太陽の光と暖かさ、そして植物の成長を楽しむ第二のリビングルーム...

というような形で発達したのかと想像する。
サン・ルームといったほうが適切かもしれない。

辞書には

"a room with glass walls and a glass roof, usually connected to a house, used for growing plants or for relaxing in"

「ガラス製の壁と天井の、一般には家につながった形をした、植物を育てたりリラックスする部屋」

と定義してある。


おもしろいことに、ベルギーでコンサバトリー(仏語でコンセルバトワール)とは即「音楽・芸術学校」という意味だ。

元はもちろんラテン語で、「保存する」「保護する」という意味らしい。植物を育て保護する場所、人の才能を伸ばし育成する場所、なのだろうか。



で、うちにもその第二のリビンングルーム、コンサバトリーがあり、過度に機能的だ。すなわち太陽が出たらもう一気にここはモロッコかというくらい気温が上がる。

気温が上がるのはうれしいのだが、太陽光が直接当たろうものなら、ある種の植物の葉は一気にダメになるくらいの強烈さ。ユーカリやオリーブなど、強烈な太陽と乾燥を好むに違いない植物もほとんど毎晩水を欲しがるほど。

また、ここに置いたダイニングテーブルの椅子のクッションが日に焼けて色が変わるのに1ヶ月かからなかった。

広めでガラガラなので、ソファの類も入れたく、すぐに日に焼けてしまうという経験を含めて焼けても惜しくない値段の、しかしちょっとはましな家具を探し求めた。それがやっと届いたのが先週。


夕方からここに座るのは至福。
昼間は暑いのは風が通るので我慢できても、壁や窓枠の白色に反射する光がまぶしくてまぶしくて...

日が落ち着いてから、モロッコのミントティーなどを飲む。

ミントはここでごきげんに大量成長中。
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