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意外~




雑誌やインターネットを初めとしたマスコミなどに露出が多く、美しくいかにもおしゃれで、裕福で知性と教養にあふれ(という宣伝文句で)、上品なイメージで...というある女性がいる。最近よくいるタイプかもしれないが。
なんとはなしにわたしの好きなタイプの顔立ちをしておられて、素敵な方だなと思っていた。


それなのに、ああそれなのに...

この人の筆跡を見て椅子からずり落ちそうになった。

天が2ブツも3ブツも与えたもうた人が、小学2年生のような筆跡...彼女の価値観を疑う。顔を綺麗にしたり華麗なる生活を語る前に、見つめ直した方がいいことがあるのである。
ま、ええかっこせずに筆跡を世間に公表するという態度は公平ではあるが(もしかしたら彼女にとってはどうでもいいことなのかもしれない)。


そういえば今まで人に接してきて、美しい字を書く人は、まず育ちがよろしそうで、美意識が高そうで、かなり印象に残っている。


姿勢がいい人。食事の仕方が美しい人。接客業の人に礼儀正しい人。筆跡の美しい人。ボロボロの靴を履いていたとしても「実はお姫さま(王子さま)かも」オーラが出ているはずである。



いつものように前置きが長く続いたが、ここからが今日の本当に言いたいこと、である。

人間の心は意外性にがっかりし、意外性にドキッとするものなのだ。

前者は冒頭に書いた露出の多い女性の例など。後者は例えば今時の子が達筆だったり、箸にも棒にもかからない男の子が実はピアノがかなり上手に弾けたり、パシリをさせていた子が実はケンブリッジを出てたりとか(笑)...


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