第一生命が最大２億円追加払い

　第一生命保険は２９日、２００５年度までの５年間の保険金請求分で、最大２０００件の追加支払いが発生したと発表した。支払額は最大２億円程度になる見込み。

　同社は０７年、金融庁の命令で保険金の支払い漏れなどを調査した際、社内の情報共有に問題があったとして、渡辺光一郎社長ら役職員７人を報酬返上などの処分にする。

　０７年の調査後、契約者への案内が不十分だった契約が見つかり、０８年１月から再度、該当する契約者に案内していた。不十分だったのは、契約者から提出されたカルテに、複数の病院が記載されていた契約。

【関連記事】
第一生命、３０００億円の資金調達へ
第一生命は「ダイバーシティ元年」　女性の管理職登用、動き広がる
日本生命、企業年金減額へ　積立金約３５０億円不足で
生保６社が増益　日生は２年ぶり逆ざや解消　大手生保上半期業績
「家庭が持ちたい」綾瀬はるかの一言にドキッ　必見写真も

大気汚染対策、冬季は生産停止 蘭州市のレンガ工場

　新華社電によると、中国西部の甘粛省蘭州市は冬季の大気汚染対策として、今年１１月２５日～２０１１年３月３１日の間、市内のレンガ製造会社７７社を生産停止にすることを決定した。

　同市の生産停止措置は２回目。１回目は（市が財政投資している）市属及び市属以下の企業６５社とレンガ製造会社２８社などに対して、１１年３月３１日まで生産制限・停止にすることを指示した。

　蘭州市環境保護局科学技術法規処の康明科処長によると、「今回、生産停止を指示したのは主にエネルギー消費量が多く、煙や塵（ちり）が排出基準を満たしていない企業だ」という。

　同市のエネルギー構造は石炭が中心で、石炭は企業の主なエネルギー源でもある。

　蘭州市の姚国慶副市長は「工業企業は市の経済成長に貢献しているが、冬季の大気汚染の主な発生源でもある」と語った。

　全国の重点都市８６カ所のモニタリングデータによると、１１月２２、２３日の同市の大気質は「重度汚染」に相当し、全国で最下位だった。

　同市環境保護局の統計によると、同市政府は環境保護分野に過去５年間で４０億元（約５０４億円）を投資している。（上海支局）

マッサの解雇を否定するフェラーリ

2010年シーズン限りでの解雇説も流れていたフェリペ・マッサ（フェラーリ）。しかし、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長がマッサの解雇を否定した。

2011年シーズンは苦戦が続いたことで、マッサが解雇されるのではないかとの憶測が出ていた。しかしモンテゼモーロは、来年にマッサが復活することを確信していると語り、マッサの解雇を否定した。

マッサは、ブリヂストンのタイヤを使いこなせなかったことが不調の原因だとしている。そのため、来季からF1へタイヤを供給するピレリに期待しており、アブダビでのピレリテスト後、次のように語っていた。

「第一印象は、とても前向きだよ。もちろん、まだやるべきことは多いけど、とてもいい1日になった」

【関連記事】
【動画】レース・オブ・チャンピオンズ、ヘイキ・コバライネンが意識を失ったクラッシュ
セバスチャン・ベッテルとミハエル・シューマッハ、レース・オブ・チャンピオンズ国別対抗を4連覇
ブリヂストン、特別企画展「Bridgestone 14 years in F1」を開催
ニコ・ヒュルケンベルグ、フェラーリ入りのうわさ　フェリペ・マッサがシートを失う？
フェリペ・マッサ、ピレリタイヤに「うれしくないサプライズはなかった」

フェラーリ、2011年F1新技術のルール明確化を求める

2011年のF1では、ドライバーがコックピット内からリアウイングを調整することが可能になるが、そのルールが明確化されていないことから、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、シーズン開幕前のルール明確化を求めた。

来季からは、KERS（運動エネルギー回生システム）が復活し、タイヤサプライヤーがピレリに変更されるのと同時に、コース上での追い抜き促進を目的として、前を走るクルマに接近したときにのみリアウイングを調整できる「アジャスタブル・リアウイング」が導入される。

しかし、ウィリアムズのエンジニアリング責任者パトリック・ヘッドは、「アジャスタブル・リアウイング」についてはルールが明確になっていないと語っていた。

モンテゼモーロも、バレンシアで行われたフェラーリのシーズン終了イベントで「レギュレーションについては、完全に明確になった状態でシーズンを始められるよう願っている」とコメントした。

さらにモンテゼモーロは、レギュレーションの抜け穴を使用して開発されたダブルディフューザーが大問題になった2009年シーズンにふれながら、こう続けた。

「心配しているわけではないが、2009年の経験は今でも頭にくる」

【関連記事】
【動画】レース・オブ・チャンピオンズ、ヘイキ・コバライネンが意識を失ったクラッシュ
セバスチャン・ベッテルとミハエル・シューマッハ、レース・オブ・チャンピオンズ国別対抗を4連覇
ブリヂストン、特別企画展「Bridgestone 14 years in F1」を開催
セバスチャン・ベッテルのタイトル獲得をトロ・ロッソがサポート？
フェラーリ、戦略ミスによる解雇の可能性は？

アロンソ、「フェラーリの一員であることに満足」

フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）が、今シーズンはレッドブルが最速だったと認めつつも、フェラーリの一員であることに満足だと語った。

「外側からでは、フェラーリのように偉大なチームの一員になることの満足感を想像することは難しいよ」とアロンソは『Marca（マルカ）』紙へ語る。

そして、シーズン中は圧倒的な速さを見せ、2010年のコンストラクターズ、ドライバーズ両選手権を制覇したレッドブルについては「レッドブル？　好きじゃないから冷蔵庫に入れたままだよ」とジョークのネタにしていた。

【関連記事】
【動画】レース・オブ・チャンピオンズ、ヘイキ・コバライネンが意識を失ったクラッシュ
セバスチャン・ベッテルとミハエル・シューマッハ、レース・オブ・チャンピオンズ国別対抗を4連覇
ブリヂストン、特別企画展「Bridgestone 14 years in F1」を開催
ビタリー・ペトロフ、自身のホームページでフェルナンド・アロンソファンから非難
フェルナンド・アロンソ、メディアを通じてセバスチャン・ベッテルを祝福