BRIX Ⅱ in つくば (The Hardy-style Scientific Bids at Tsukuba)

ハーディ式の“つくばSci”(サイエンティフィック)を軸に,『ブリッジソサエティ掲示板』同様他システムも取り上げる.

LoTT今は?(十二) 楽園で踊る

2017年04月24日 | Weblog

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0.      愚者


〔口絵の言葉〕 ブリッジの「生ま字引」を絵に描いたようなものか?

 

前稿(十一)で、LoTTとSFは、WA楽園に似合わず性格が悪いハンドでも、最初見たときほど無意味や無力でも無かったことが分かりました。それで念のため下のハンドも見直してみます。このほうが、メジャー対マイナーのSF=17で、最初の基本計算例に近いのだし、ノンバル同士だから例題にも近い。

   BD1

A103

   

 

    Q754
    J932
    Q5
KQJ9854         〇

72

98      AKJ1032
Q4     10
A9     J732
    6
    6
    AK8765
    K10864

SF予想=19だから、4Hや4Sに対して5Dで競ることは、ほぼ正当と見られますが、メイクしたときにマイナーだから5Hよりも50点=2IMPも確実に低いので、後者のモンテカルロ法のデータを見ると、微妙にも見えます。

一歩進めて考えて見ます。5Dの出来目が50%だとすれば、これによる+部分の目減りは1IMPに止まります。ブルームのデータの最小値は1.15IMPだったから、それでも0.15IMPの+になる

5Dの出来目がこれより小さければ小さいほど、5Hの場合と比べた目減りが減りますから、どうもマイナーで5台に競った方が良さげな気がします。

(結果的には、4H、4S、5Dが全部できるから、5Dが正しい。しかし5H,5Sも同様に正しい。)

         ____________

それでは5Dに対して、5台メジャーで競り返すべきか?

今回はSF予想でもLoTT予想(=トータルトランプ)のどちらでも19だから、ビッド段階でそう推定できたとしましょう。

コーエンの御託宣では、トータルトリック(予想)=19では、この枚数では該当しない(何故か11対8だけ良し。)から5Hも5Sもダメです。

現実にはトータルトリックは20だから、その値が正しく予想できれば競るべきケース(10-10だけダメ。)ではありますが。

         ____________

後書き 高い台の競り合いについて、LoTT(FSを含む。)の考え方の信頼性が増したと感じます。つくばSciのLoTT指針も、現行のものより大幅にグレードアップ出来ると思いますが、SFの方が推定できる機会が少ないと思うので、どう明文化すべきかはまだ分かりません。

ただ昨日も、今回読み書きしたことを参考にして、取り敢えず5台のビッドにほぼノータイムで反応して、良い結果を得ました。(掲載に値するようなハンドかどうか後で見てみます。)

ともかく事前に準備して置いて、現場で頭を使わないのが、愚者には向いています。

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