昨日は2回目の6、3でした。
風が北っぽく振れ振れドッカーンな感じで乗りにくかったけど、ちょっとセイルの感じが分かってきた感じです。
GPSドチョッピーな海面で相当難しい感じでしたが一回だけアタックしときました。
鬼ブローではなかったですが、まあまあのブローで高速蛇行をしながらなんとか気合いで行ってみましたが、59,7でした。
60キロオーバー連続記録が早くも終わってしまいました・・・
あと、今日気がついたのですが、高速蛇行してるとき、自分の目がまさにカッと見開いてる事に気がつきちょっと笑えました。
そして今日は乗り納めで7、6に乗っときました。
初めは吹いてましたがだんだんアンダーに。。。
GPSやりたかったけど、とてもそんなブローは無く、終始慣れる事とセッティングの方向性を探していました。
マウイセイルの乗り方、セッティングの方向性が分かってきたみたいな気がしました。
スピードは、せっかくだから50キロは超えておこうと、ちょっとブローが入った所で2〜3回アタックしましたが、まったく期待出来る風ではなかったので、記録は見ずにいましたが、帰ってきてびっくり! 57,2キロ!
前は7、6は、ブローがばんばん入ってる中で何回かやっても、58キロ台が超えられませんでしたが、なぜこんな大して吹いてないのにこんな出るんだ!って、ちょっと興奮してしまいました。
これなら7点台で初の60キロオーバーも見えてきちゃいますね!!
ところで話は全然変わりますが、移籍の理由でも話しましょうか。
近年、ワールドカップの様相が変わり、レーシングセイルのトップスピードに重点があまり置かれなくなってきました。
GAASTRAだけでなく、他のメーカーも同じ方向性になってると思います。
実際、3年程前までは、みんなGPSでどんどん記録を伸ばしていってたのに、ここ2年程は、そういう話があまり聞こえなくなってしまっていました。僕だけでなく、なんとなく回りもそうなんじゃないかなって。
新しいセイルの方向性がそうなっていってるのは間違いない事でしょうね。
ただ、どういうわけか、ノリオだけが別でした。
マウイセイルに変わったノリオだけがどんどん速くなっていき、3年前はバトルしながら練習出来てたのに、ここの所はお話しにならない状態が続いていました。
僕だけじゃなく全国的にそうだったんじゃないかと思います。
そしてみんな、ノリオを特別扱いしだしました。
「あいつは特別だ」と。
でも、僕はノリオの事を良く知っています。
彼は時々全然速くない時があります。
道具の調子やチューニングが悪いと全然速くないんです。
みんなは速い部分しかみてないと思いますが、僕は遅い部分も知ってます。
彼だけが特別ではないという事も知ってます。
だから、本当に速いセイルなんだろうなって思ってました。
僕の原点はスピードです。
スラロームにスピード以外に何も求めていません。
もしめちゃくちゃ速いがめちゃくちゃ乗りにくいセイルと、めちゃくちゃ速くないがめちゃくちゃ乗りやすいセイルがあったら、問答無用で速い方を選びます。
速さが楽しいからウインドしてるんです。
ウインドが遅い乗り物だったらもうとっくにやめてます。
最近のセイルは非常に乗りやすく、異常に風域も広いです。
GAASTRAも、一度プレーニングに入ってしまえば岩のように安定してて、セイラーは何もする事が無いくらい素晴らしいです。
レースではこちらのタイプの方が向いていると思います。
マウイセイルに乗った時、あまりの違いに戸惑いました。
しかし、ノリオが速い理由が分かりました。
細かい所はまだ把握出来てませんが、間違いなく速いです。
マウイセイルは僕の望む性能を持っていました。
もうひとつの理由に、自分にプレッシャーを掛けようというのもありました。
震災にはじまり、それに伴う不況、あげくの果てには村櫛海岸の壊滅的被害。
もうこのままウインドやめようかとも思っていました。
このままではテンションは下がり続ける一方だし、引退か移籍するべきかかなり悩みました。
ガストラも含め、すべてのブランドを視野に入れていました。
でも正直、マウイセイル以外は何に乗ってもダメだと思いました。
ガストラにしろセバーンにしろ、ノースでもニールでも、もし速く走れなかった時にきっと「○○だからしょうがない」ってきっと速くならない言い訳を言うだけだと思いました。
実際、日本ではノリオに誰も勝ててはいないのですから。
でも、同じ物にしてしまえばはっきりします。
言い訳などいっさい出来ません。
マウイセイルを選ぶという事は、僕にとっては凄いプレッシャーでもあります。
遅いのを道具のせいにして笑ってごまかしてた方が全然楽です。
でも、そんなのは僕には耐えられません。
だからマウイセイルを選びました。
またGPSで70キロを目指せると思うとわくわくします。
この先、どうなる事やら分かりませんが、行ける所まで行ってみたいと思います!
ご清聴、ありがとうございました!!
それでは皆さん、良いお年をお迎えください!!