春分の日はお寺に行ってお墓掃除をし、家に帰ってちょい仕事と昼寝をしたあと、TSUTAYA-DISCASで借りっぱなしだったソダーバーグ監督の「コンテイジョン」をやっと観た。
実は家族が肺炎にかかってしまい自宅療養中なので、ゴホゴホ咳が聞こえる中での鑑賞。めっちゃ臨場感が増してえすかったわ〜。(←怖かったの方言)
なんか触れるものすべてが伝染しそうで・・・。観たあと手洗い&うがい&マスク徹底を誓ったのは言うまでもありませんっ!
【解説:goo映画より抜粋】
ある新種のウイルスの感染爆発を通し、様々な立場の人々がそのウイルスに立ち向かおうとする姿を描いた群像ドラマ。死亡患者の家族、ウイルスの蔓延する現場でパンデミックを阻止しようと戦う医師、ラボでウイルスの治療薬を開発しようとする医師、パニックに陥り暴動を起こす一般市民たち、新種のウイルスに対する政府の嘘を報道しようとするジャーナリスト…。マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウといった名優たちが、緊迫した演技を見せている。スティーブン・ソダーバーグ監督が本作で様々な立場にある人々の危機への対し方を通して描いたのは、人間というものの弱さと強さだと言えるだろう。
以下ネタバレバレバレ
映画はソダーバーグ得意の群像劇。一種のパニックムービーにカテゴライズされるのかな?ストーリーは淡々と進むので逆に現実味があり怖かった。
「アウトブレイク」みたいなケレン味はなく、物足りなく感じる人もいるだろう。でも『全員アカデミー賞??』のあおりコピーに偽りはなく、皆さん演技達者な方ばかりで観て損なしの出来ですぞ!
ジェイソン・ボーンじゃないマット・デイモンも誠実なパパ役で良かったよ〜。肥大してたのは役作りかしら?ラストの泣きがグッと来たし。
はじまり10分で死亡、頭の皮べろんちょの浮気妻役グィネス・パルトローも出演時間の短さの割には存在感があった。
やっぱ美人でキャリウーマンの嫁をもらうと浮気されちゃうリスクが増すのかしら?とマイホームパパだけど求職中のマット・デイモンをみて気の毒に思ったりもした。
ケイト・ウィンスレットは、アトランタの疾病予防センター(CDC)チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示でミネソタに原因究明のため派遣されるドクター役。真面目で誠実な医師役で好感が持てたのだが、どんどん原因を解明していくのかと思いきや、志なかばで感染してしまい自分が手配した隔離場所であっさり死んでしまったのがリアルだった。でも調査する時、手袋!マスクせんかい!って思いながら見てたよ。接触感染なんだからさ〜。
ローレンス・フィッシュバーンは、誠実な人なのだろうが交際している彼女にこっそり町を出るように教えちゃったり利己的な一面も。最後センターの清掃員の息子に自分のワクチンあげたりしていい人なんだけどね。
マリオン・コティヤールは世界保健機構(WHO)のドクター役で、感染源と見られる香港へ調査へ赴き、そこで信頼していた現地職員にワクチン目当てで誘拐されてしまう。現地職員出身の小さな村でもこのウイルスが蔓延してるが、人里離れた寒村などどうせワクチンができても回ってくるのはいつになるかわからないからだ。これまた利己主義であるが、実際毎日世界中で人が死んでいく中で、ワクチンが開発・生産されても優先順位が歴然とあるからだろうね。
チーヴァー博士は、レベル4での研究に限ったけど、指示に背いてレベル3でウイルスを調べ「コウモリが持ってたウイルスが不幸にも豚の体内に入り、人間にも適応する型に変異してできた新しいウイルス」とわかるのだが、このレベル3研究者がエリオット・グールド。「オーシャンズ〜」の常連だけんど、1938年生まれなんで74歳かぁ〜。まだまだイケるね!
チーヴァー博士の部下?で、猿の実験で効果があったワクチン57番を自分に打って人体実験し、ワクチン生産を早めたドクター役にジェニファー・エール。彼女勇者やわ〜。こんな勇敢な研究者がたくさんいると思いたい。
そんで、そんで、ジュード・ロウですたいっ。ネットでこのウイルスをいち早くかぎつけ、政府批判をし「レンギョー」という漢方薬?が効くとデマを流して、株で460万ドルも儲けちゃう似非ジャーナリスト役。ネットしか見ず、政府を信用してない人は彼みたいなのに騙されちゃうかもね。なんせ1200万人ものブログ信者がついちゃうんだから。
SARSや豚インフルエンザは蔓延しなかったが、今回のウイルスは致死率20〜30%。世界中で2600万人ぐらいが亡くなってしまう。こういった異常事態が起きた時、取るべき行動は?自分は家族を守れるか?
接触感染なので学校は閉鎖、仕事もできないだろう。公共交通機関はストップ、車での移動も規制される。映画では最初は食料品を買いだめするぐらいだが、徐々に強奪がおき街は無法地帯に。看護師組合は伝染のリスクにストを行い、ボランティアが感染者を看る事態に。隔離施設はいっぱいで、死体は専用の袋も無くなりゴミ袋に入れて街の空き地にシャベルカーで埋葬。食品は配給制になるが十分に行き届かないetc。なんか映像がきれいなだけに妙に怖かった。
ワクチンもビンゴゲームの機械っぽいので、誕生日で優先順位を決定。3月10日生まれの方が1番です!みたいな・・・。日本だと幼児とかお年寄り優先になるのかしらん?
日本で大震災を直接経験された方々が観ると、また違った見え方がするのかもしれないですね。
お星様は



+

3つ半。最後の最後に感染源が明かされる構成に感心いたしやした!。