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ブレーキの整備

2017-05-20 02:38:14 | ブレーキおやじ
ニッサンエルグランドの新車が入庫しました。
リフトアップした時に、下の方から車を眺めるときに、殆ど汚れが無いのは
見ていても実に気持ちの良いものです。
キャリパーの汚れも全く無くて作業の準備も殊の外気分の良いものでした。

早速にキャリパーを取り外し、ピストンを本体から抜き取りました。
この際、ピストンは中々抜けるものではありませんでした。
ピストンを抜き取った後で見たときに、私の平成八年のキャラバンと
構造的には2ポッドに変わりはないのですが、2つのピストンが今までは
大きさが違っていたのですが、このエルグランドでは2つのピストンは
同じ大きさになっていました。
又、ピストンのブーツも型状が変わっていました。
少しは改良をしようと試みている様子は窺えるのですが、
ピストンを抜いた時点で根本的な改善が出来ていないことがはっきりしました。

ピストンを抜く時に非常に抜けづらい様な状態は、状態を考えますと、様は
ブレーキペタルを足で踏み込んだ時に、非常にしっかりとしている感覚!
それは、ピストンの動きが悪い為に生じてしまう、一応、不具合だと決めつけております。
ですから、ピストンを軽く、非常に軽く出し入れする事が出来る様に組み込んだ時には
ブレーキペタルは非常に軽く感じます。
又、ブレーキペタルを踏み込んだ時には、ペタルの遊びから奥に踏み込むのですが、
その際にも、ほんの少しですがストロークが多くなります。
勿論、効き具合は格段に良くなりました。
又、前輪はFFの構造の為、タイヤを取り付けたとしても、構造上、回転は出来ませんが
後輪は、ほんの少しだけ回転させてやるだけで、3~5回転するようになりました。

ピストンがディスクパッドを押しつけた後には、きちんと元の位置に戻る事で、パッドが
ローターから離れている事が裏付けられます。

ユーザー方が運転を始めて数メートル走った所で、あっ!ハンドルが軽い!全然軽い!
と言って頂きました。
見た目の改善はブレーキメーカーもやっているんだな???と言うのは分かるのですが、
シールをキャリパーの中に入れて、次にピストンを組み込むのですが、
その際、この新車のキャリパーは多くのグリースをブーツ内に使用しておりました。
おっ!何かを掴んだのかな?と思いましたが、そこからの作業に進歩がありませんでした。
ですから、ピストンは無理矢理圧入されている為に、中のシールもピストンによって
捻れる様な状態にもなってしまいます。これでは最良の状態にはなりません。

組み上がった状態では、引き摺りは殆どありません。勿論0ではありませんが
そうした事が最良の状態になるようにさせて頂いた仕事であります。

動画で、STOP TECHと言うキャリパーの製造の様子が、
又、ブレンボも出来上がるまでの工程が写し出されていましたが、
ピストンを組み付ける作業においては写し出されてはいませんでしたが、
工程から考えても、その素晴らしい構造のキャリパーが因り素晴らしい制動力を
発揮する事が可能な組み付け方法では無いのが分かりました。
両社の素晴らしいキャリパーが新しく車に取り付けられる事は安全性を考えると
非常に良い事ですが、残念ながらその性能はほんの短期間が最良の状態ではありますが、
短期間で引き摺りが発生して、制動力の低下が始まり、最良のブレーキとは言えない
状態になってしまうのです。

このユーザーは、東京から地方のワインディングを走行しに行くのが楽しみの
ようです。
整備が終わったので、近々富士山の見える地域に走りに行く予定だそうです。
新車で、整備前の状態と、整備後の状態とを比べる為に行かれるそうです。
楽しまれる事を希望します。
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