mardi brabo

手作りとおやつと雑貨とフランスを愛する日々。
火曜(mardi)は休日、何しよう。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

さよなら mardi brabo

2007年08月29日 | quotidien(日々)
突然ですが、これをもちまして、「mardi brabo」は終わりとさせて頂く事に致しました。

新たなブログ、「chez brabo」を始めました。どうぞよろしく。


人生とは、いつ、どんな風に転機が訪れるか、分からないものですね。

「カフェをやりたい」「雑貨屋をやりたい」と思っていらっしゃるお嬢さん、沢山おられると思います。
しかし、ブラボーは、そんな夢、持った事もないし、考えた事もありませんでした。
なのに、15年もカフェに携わり、おまけにこの度、雑貨屋さんを始める事になりました。
「できるのか、オレ・・・」と不安で、お口の回りにいっぱいブツブツが出来ました。
でも、折角来た「流れ」なら、「流されてみるか」と腹をくくりました。
やるときゃ、やるのよ。あたし。

そんなわけで、これをもって、おバカなキャラのブラボーは封印し、これからは、クールでビューテホーにやって行こうと思います。(ホントか?)

わずか一年でありましたが、みなさま、ご愛読ありがとうございました。

「chez brabo」でお目にかかれることを、楽しみにしております。
コメント (10)
この記事をはてなブックマークに追加

ベルギーでタンタンに出会う

2007年08月26日 | voyage(旅)
 この後ろ姿は、誰あろう。ムッシュ・タンタンですっ!

 もう旅も、あと数時間を残すのみとなっていました。
 時計は3時になろうとしています。5時の列車で空港に向かうので、4時半にはホテルに戻らなければなりません。
 最後の目的地は、「マンガ博物館」です。

 ベルギーは、『タンタン』に代表されるように、マンガ大国なのです。
 「アキバ系」の兄ちゃんが存在するのも、その辺に原因があると、ブラボーは考えています。

 「マンガ博物館」は、歩いて行ける距離だけども、時間もない上、少し場末感の漂う場所にあります。
 「ベルギーなのにスペインワインを飲んじったよ、ウシシ」と、先程のランチで飲んだワインで、明らかに「良い調子」の連れ(くるくる)を「サッサと歩きなさーい!」と引っぱりながら、目を吊り上げて歩くわたくし。

 ようやく着いた「マンガ博物館」でしたが、正直『タンタン』以外、ベルギーのマンガなんて、そんな知ってるわけないんですよねー。

 もの凄く古い『タンタン』のお宝本とか、タンタンやスノーイーの顔(絵柄)の変遷表とか、見て楽しいものもありましたが、割とアッサリと、見終わってしまいました。
      

 「ミュージアムショップを見てもう帰ろう」と言う連れ(くるくる)に、「ちょっと待って。あの辺りの、建物の写真を撮って来るから」と言いました。

 この博物館の建物は、ベルギー・アールヌーボーの巨匠「オルタ」の作品なので、ここへ来たからには、建物も鑑賞しなければならないのです。
     

 ところが、次の瞬間、ブラボーの背後から「ブ、ブラボーちゃん~・・・タンタンが居る~!」と、上ずった連れ(くるくる)の声が聞こえて来ました。

 「え~?」と振り向くと、なんと、博物館の受付に、スノーイーを抱いた、タンタンが居るではありませんかっ!
 思わず、建物の事など忘れ去り、走り出していました。

 「ム、ムッシュ・タンタン!あなたの写真を撮っても良いですかあ~?」と声を掛けると、タンタンは、「もちろん!」と言ってくれました。
 
 「ささ、くるくるさん。大好きなタンタンと一緒に写って頂きなさい!」と連れ(くるくる)を促し、シャッターを押し、「ありがとうございましたー!」とお礼を言って、立ち去りました。

 一瞬、「え?もう良いの?」という顔をタンタンがしたのですが、どうにも、他人様に向けて、何枚も写真を撮るというのは、失礼な気がして、一枚きりにしたのです。

 でも後で冷静になってみると、彼は、その為にそこに居るんだよな。遠慮の要らない、客寄せパンダじゃん。

 ブラボーの妹なんて、『タンタン』を勝手に「小さな男の子の冒険の話」だと思い込んでいたらしく、写真を見た瞬間に「なに、このコスプレのおっさんは。ぬいぐるみまで抱いて、気色わりぃー」とまで言っていました。

 一枚きりの写真は、くるくるとのツーショットだし、興奮のあまり手ぶれしているので、ここではお見せ出来ませんが、彼は、美しい青い目の青年でしたよ。

 ディズニーランドに行った事のないブラボーには、どうしてみんなが、人が入ってると分かり切っているミッキーマウスに会って喜ぶのか疑問でしたが、ちょっと分かった気がしました。

 こうして、短いようで長かった、ブラボーとくるくるの旅は終わりを告げたのでした。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

高級ショコラティエへ行く

2007年08月24日 | おやつ日記
 例えば、東京に行って、高級ショコラティエのティールームに行くだろうか、と考えたら、おそらく答えは「ノン」でしょう。

 しかし、ここはチョコレートの本場、ベルギーです。
 折角来たのだから、行ってみようじゃないか!という話になりました。
 高級ホテルやレストランには近づけなくても、ショコラティエくらいなら、行けるくらいのお金も度胸も持っているのが中年女です。

 選んだのは、ガイドブック一押しの「ヴィタメール」です。
 「お金も度胸も」とか言いながら、店の外に椅子とテーブルが並んでいるのを見ると、「ここでケーキが食べられますかー」と言ってしまう私たち。
 しかし、「ケーキは上のサロンで」と言われ、ちょっと緊張の面持ちで、二階のサロンへと上がっていきました。
 上がってみると、そこには何故か、巨大な「招きネコ」が置かれていました。
 どんな高級ショコラティエやねん。

 サロンは、古い洋館風で、暖炉やシャンデリアなどのある素敵なお部屋でした。
     
 フロアを切り盛りするのは、背が高くて、黒いパンツスーツをキリリと着こなした「○○女史」と呼ばれそうな女性です。

 メニューを持って来てくれてからは、10分くらい、姿を見せません。
 ブラボー達は、ケーキと決めていたので、飲み物を選んでいました。

 ブラボーはケーキに甘い飲み物を合わせる事は許せません。とはいえ、その事で、カフェでお客さまを「叱りあげた」事などありませんよ、念のため。

 しかし、ここはショコラティエ。
 ケーキも食べてみたいけれど、やっぱりホットチョコレートも飲んでみなければっ!と勇気を持って、甘い甘いに挑戦することにしました。

 くるくるは、「この紅茶のラインナップは、マリアージュフレールのみたいだなあ」と言いながら、紅茶をセレクト。

 ようやくオーダーを聞きにきてくれた女性に「ケーキが食べたい」と告げると、「もう選んだのか?」と聞き返され、「まだ」と言うと「じゃあ、下で選んで来て」と言われました。

 何じゃそりゃ。私たちは、ケーキの見本のトレイでも持って来て選ばせてもらえるのかと思っていました。
 仕方なく、再びゾロゾロと階段を降り、売場のお嬢さんに選んだケーキを伝え、またゾロゾロと階段を上る私たち。
 ちっともエレガントじゃないじゃん。

 席に戻って、しばらくすると、飲み物が運ばれて来ました。
 紅茶はやっぱりマリアージュフレールで、ティーバッグが出て来ました。
 「別にありがたくもないお味」と感想を述べる連れ(くるくる)。
 
 一方、ブラボーのホットチョコレートは、深い香りで「ありがたい」お味。
 トリュフが一人一粒と、ベルギー伝統菓子のスペキュールが添えられていて、それだけで、充分お茶が楽しめるようになっていました。

 しかし、待てど暮らせど、ケーキが出て来ません。
 「なぜにこれほど時間が掛かる?アイスやフルーツで飾り付けでもしてるんだろうか。」「うんうん、そうに違いない。何たって1個900円のケーキだもんな」。
 などと話しながら待っていた私たちに運ばれて来たものは・・・。

   
  皿にのっけただけやんっ!

 ブラボーのケーキは、濃い飲み物を考慮して、ムース系の軽めのケーキです。
 一方、くるくるは、コッテリとしたチョコレートケーキ。

 「どうせなら、そのホットチョコレートを飲むべきだわ」という連れ(くるくる)と、「どうせなら、やっぱりコッテリとしたチョコレートケーキを食べるべきだわ」というブラボー。

 結論。
 高級ショコラティエは恐れるに足らず、どうせ入ったなら、甘い甘い地獄に身を任せるべき。というわけ。
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

ベルギーでパンを切る

2007年08月22日 | おやつ日記
 もう疲れたので、夕食はスーパーで何か買って、ホテルで食べよう。と、いつになく元気の無い連れ(くるくる)。

 ブラボーはまだ元気百倍なのにぃ!と言ったら、「でもアナタ、目が真っ赤よ」と言われました。
 鏡を見ると、良く言えば、うさちゃんのお目目のような、正直に言えば、中年丸出し顔のブラボーが居ました。
 素直にスーパーの食料品売場へ向かうわたくし。

 トマトやハムやチーズを買い込み、パンの売場に行った時の事です!
 今まで見た事の無いマシーンが目に入りました。

 パンが並んだボックスの中央に、何やら機械が設置されており、地元の人達は当たり前のように、そこに選んだパンを放り込んではスイッチを押します。
 すると、ガガガガガッと音がして、下から薄くスライスされたパンが出て来るではありませんかっ!
 そして、慣れた手つきで、スライスされたパンを元の形に整え、上の方についたステンレスの板に乗せます。
 そして、備え付けの紙袋にステンレスの板ごと滑り込ませ、サッと抜くと、袋の中にはキッチリと揃った姿でパンが入っているという仕組みです。
 板がターナーのような役割をしているわけですね。単純だけどよく出来てるっ!

 更に、そのパン袋は、上になる部分が透明セロファンで出来ていて、中のパンが見えるようになっています。これならレジの人にも一目瞭然!
 まあ、最初から全部透明のビニール袋に入れれば良いじゃないかと言われたら、そうなんですが、この紙袋がまた、可愛いんです。ちょっとしたこだわり?

 数人の地元客が、手際良くパンをスライスしてはサッ!スライスしてはサッ!と袋へ入れるのを見とれていました。
 ブラボーは、うどんや蕎麦を打ってる所とか、とにかく、職人技を見るのが好きなのです。

 そして、どうしても、自分でもやってみたくなりました。
 
 横で「デニッシュパンが欲しいー、クロワッサンが食べたいー」と連れ(くるくる)が言っていたのが聞こえた様な記憶がないわけではありませんが、とにかく、ブラボーは「切ることの出来るパン」を1つ選んで、機械にポン、スイッチオン!
ガガガガガッ、まとめてサッ!に挑戦しました。たのしー!何個もやってみたいー!
    

 しかし、レジに向かう途中にふと思いました。
 このパンには値札が付いていないのです。
 フランスと同様、ベルギーでも、トマトを買う時は、重さに従ったシールをプリントして、自分で貼付けてからレジに向かいます。
    
 なのに、パンには何の印もありません。あれだけの種類のパンとその値段を、レジ係の人が把握しているとは到底思えなかったのです。

 日本じゃ考えられないけど、お店に居ても、自分の担当の事以外は、本当に何も知らないし、レジ係の人達は、大抵、店の利益の事なんて、ホントどうでも良いといった様子の店員さん、多いです。
 自分に与えられた仕事を自分の時間内だけこなし、決められた給与を受け取れたら良い、みたいな。

 走って売場に戻り、見回しても、それらしき装置はありませんし、店員さんをつかまえて聞いてみましたが、そのままレジへ行けと言われました。

 半信半疑でレジの長い行列に並び、ようやく順番が来ました。
 ここで「値段がないから並び直し」と言われたら辛いな~と思っていたら、何の問題も無く、レジ係の女性はパンの金額を打ち込んでくれました。

 ただし、値段は間違っていました。しかも本当の値段よりも安かったです。

 そんなわけで、スーパーでのお買い物は、ブラボーに楽しく、お財布に優しく、そして、デニッシュを食べ損ねた連れ(くるくる)に、少しの不満を残しました。
コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

ベルギーにてベルギーワッフルを食す

2007年08月14日 | おやつ日記
 ベルギーに行けば、至る所にワッフル屋があるに違いない、と、夢見るように想像していましたが、違いました。

 もちろん、季節柄もございましょう。焼き立てのワッフルは、冬にこそ美味しい。
 しかし「観光シーズン」という側面から見ると、オンシーズンです。
 観光客は名物を食べたいんじゃないかな~と、ブラボーは思うんだけれども、ヨーロッパの人はそんな事はお構い無しです。ヴァカンスだって取っちゃうんだもんね。好きだよ、アンタ達のそういう所。

 でも、折角なら、焼き上がる匂いに誘われて、行列に加わりたいのが人情ってもんでしょう。

 「焼いてるはず」とガイドブックにあった店に行ってみると、「焼き置きしてあるもの」が幾つか並んで居ます。
 外から買えるようになっているのに、誰も居ないので、店の中に入ってみると、立ち飲みのカフェスペースがあったので、そこでコーヒーと共に、ワッフルを頂く事にしました。

 「鼻歌」どころではなく、「熱唱」しながら仕事をこなしていくお調子者のお兄ちゃんが「ワッフルは、リエージュとブリュッセルがあるよ」と説明してくれました。
 
 リエージュとは、ベルギーのドイツに近い地方にある都市で、そこで産まれたワッフルが、数年前、日本でも大流行したベルギーワッフルです。
生地がかなり重くて、ギューッと甘くて、焼ける匂いを嗅ぐだけで胸焼けがしそうな、アレです。

 ブラボー達が居たのは、ベルギーの首都、ブリュッセルですが、リエージュ風も食べられるようです。
 ちなみにブリュッセル風は、長方形で生地は軽め。その分、アイスやホイップをトッピングして食べる事が多いようです。

 両方あると言うので、それぞれ1個ずつお願いすると、「焼いて置いてあるヤツ」を温め直しております。熱唱しながら。
 温め直したブリュッセル風を手に「アイスをのっけるか~い?」と言われ、一瞬「ハイ」と答えたのですが、「やっぱり良いです!アイスやめます!」と言って、粉砂糖だけにしてもらいました。

 大きなケーキにかぶりつくとか、生クリームをペロンとなめるとか、頭で考えている時はとても憧れるのですが、実際に目の前にすると、怖じ気づいてしまうのです。

 リエージュ風の権限を任された連れ(くるくる)も、数あるトッピングの中から、ダークチェリーソースを選び、「自分でストップって言ってね~」と言いながらソースを掛ける兄ちゃんに、すぐさまストップをかけ、色見も夢も無い、年寄りにお似合いなワッフルタイムとなりました。
    
 ブラボー達の後に入って来たのは、日本人の若い新婚カップルでした。
 やっぱり、この時期ワッフルを食べるのは日本人観光客くらいなんでしょうか。

 この二人は、チョコソースを、いつまでもストップをかける事無く海のように掛けてもらい、飲み物もナシで食べあげて行きました。
 やっぱり若いってすごいわ。

 ブラボー達は、コーヒー無しでは食べられません。
 ちなみに、コーヒーに添えられているのは、ベルギーの伝統菓子「スペキュール」。シナモンやナツメグの入ったスパイスクッキーです。

 ああ、コーヒーにはこのクッキー一枚で十分じゃ。と、虚弱な胃腸になってしまったものですが、「今度は冬に、クリームたっぷりのを食べに行きたいなあ」と頭の中ではまた、夢見てしまうのでありました。
コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

オランダのパンケーキ

2007年08月08日 | おやつ日記
 オーダーをしくじってしまいました。
 折角、珍しく夕食を食べにレストランへ出かけたというのに・・・。

 目指したお店は、オランダ名物の「パンケーキ屋」でした。

 以前にも「おやつ日記」に書いた事がありますが、オランダのパンケーキとは、要するにクレープなんだけども「広げた状態」が基本です。
 直径40センチもある巨大なパンケーキは、前回経験済みだったにも関わらず、「でも店も違うし、大きさも違うかも」と甘い考えを持ってしまい、また「折角二人なんだから、色んな種類が食べられるかも」と野望を持ってしまったのでした。

 まず飲み物を決めました。
 飲んでも飲んでも顔色の変わらない羨ましい体質の連れ(くるくる)は当然ビールです。
 ブラボーは、ソフトドリンクの中から「トニック」を見つけました。
 その「トニック」に続いて、カシスやベリーなどの名前が並んでいました。
 「トニック」は甘さ控えめの炭酸水なので、てっきり、そのトニックに添えて、ベリーなどのシロップが出て来るのだと思ったのです。ディアボロみたいに。
 だから、「トニックのカシスフレイバー」と注文したつもりだったのです。
 なのに、出て来たのは、トニックとカシスソーダ、そしてビールでした。
     
 ブラボーは、お酒は好きなんだけども、もの凄く顔に出るので、外で飲む時は必ずウーロン茶も一緒に注文して、交互に、体内で薄めながら飲むのです。
 なのに、日本の居酒屋さんなどは、気が利き過ぎて、飲み物が1つ多いですよと訂正されたり、勝手に後から持って来る事にしていたり、という事がよくあります。

 なのに、こちらでは、当たり前のように2人連れの客に3つの飲み物を持って来られました。「えー、あー、はい。・・・飲みます。」

 そしてパンケーキ。
 何にする?と問うブラボーに、なんと「オムレツ」と答える連れ(くるくる)!

 なんだって、パンケーキ屋に来て、オムレツを食べなければならないのだ!?しかも、朝食にゆで卵も食べているのだから、卵摂り過ぎでしょう!?そう言うと、大好物のオムレツを否定され、明らかに気分を害している様子の連れ(くるくる)。

 いかん、いかん、オムレツごときで険悪になっては。と気を取り直し、それじゃあ、オムレツと、ごはんパンケーキと、おやつパンケーキを頼んで、2人で分けましょう、と提案しました。すると「サラダも要る」と言うヘルシー志向の連れ(くるくる)。

 まず出て来たのは、サラダ。
 一番安い「グリーンサラダ」を頼んだつもりだったのに、モッツァレラとオリーブのドサドサ乗った「グリークサラダ」が出て来ました。
 メニューを見直すと、こちらが読み間違えただけで、一番安いのがグリークサラダになっていました。一番安いのがこの量・・・。
 サラダが暗示した通り、あとのメニューも大盛りオンパレードでした。

 次に出て来たオムレツは、見事に期待を裏切って、ふくふくのオムレツではなく、卵3個分を使った、巨大な薄焼き卵でした。
 厚みを支えているのは、なんと下に敷かれた食パン一枚です。
 野菜も「サラダはそれだけで充分」というくらい添えられています。
   
 そして「ごはんパンケーキ」として頼んだのは「チーズ&ジンジャー」。
 生姜好きなので、つい手を出してしまったのですが、このジンジャーは、砂糖で甘く甘く煮詰めたもので、親指大くらいの大きさのものが、ゴロゴロと、おそらく、日本のスーパーで売っている生姜の2袋分くらいが、直径40センチのパンケーキの上に乗せられていました。
 チーズはパンケーキの表面を覆い隠すように香ばしく溶けています。

 チーズの塩味と、甘い生姜、そしてその生姜の柔らかいけどジョリジョリというような歯ごたえが「初体験!」な一品でした。
   
 更に、出て来た「おやつパンケーキ」は「リンゴとバナナ」。

 直径40センチというと、車のハンドルくらいの大きさです。その上に、リンゴ1個分とバナナ1本分がちりばめられていました。これは想像できる程度のお味。

 どれかのお皿をひとつだけでも、いや、例えば上に乗っているリンゴ1個分を食べただけでも、お腹を満たす事は出来るでしょう。それが4皿です。

 「どうしよう・・・」という気持ちばかりが心を占めていて、折角なのに「う~ん、おいしいぃー!」と楽しんで食べる事を忘れていました。

 「美味しさ」の中には「量も適当」という要素もあるもんだな、と改めて思いました。

 「30分で食べ切ったら無料!」の特大カレーを食べ切る事が出来ず、高い金額を払った、という様な気持ちでした。

 勝負に・・・負けた。
コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加

ストループワッフル

2007年07月30日 | おやつ日記
 アムスの街を散策しているとき、ピロリンと携帯が鳴って、見ると、妹から「ワッフルを忘れるな」という暗号の様なメールが入っていました。

 この「ワッフル」とは、オランダ伝統の庶民のおやつ、ストループワッフルの事です。
 薄くて丸いワッフルにキャラメルが挟んであり、オランダでは温かい飲み物の入ったカップに、蓋のように乗せ、中のキャラメルがトロリとした所で頂くのだそうです。
 ブラボーが買って帰って以来、ブラボー姉妹の大のお気に入りなのです。
 『おやつ日記』にも2度目のエントリーです。

 実はこの時、既に妹用のワッフルは購入済みでした。
 観光客で賑わう界隈のお菓子屋さんで、直径3.5センチのミニサイズのものを見つけたのです。
 何しろ、このワッフル、重いのです。なので、ミニサイズ200グラム入りを1個買って、お茶を濁そうという算段でした。

 ところがその後、スーパーに入ってみると、ワッフルがワゴンに盛られ、「本日限りのボーナスセール!」になっていたのです。
 なんと、1袋1.25ユーロ(約200円)です。大きいサイズのものと一緒に、ミニサイズのも売られていました。そして、どちらを買っても値段は同じなのです!
 先ほどの土産物屋では、2.9ユーロ(約480円)でした!半値以下やんっ。

 それを見た、やはりワッフルファンの連れ(くるくる)が「私は2個買って帰るよ。そして、もう1個買って、ホテルで食べるおやつにしよう!」と言いました。
 更に「沢山買うと、さっきのも合わせて1個当たりの値段が安くなるよ。」と、前向きな提案をして来ました。

 うむ、確かに、先ほどの1個だけでは、ブラボーは480円でワッフルを買った事になる。しかし、もう1個買う事によって1個当たりのお値段は340円。相場でワッフルをゲットしたことになるではないか・・・。
 妹からの脅迫メールのこともあり、ワゴンのワッフルに手を伸ばしました。

 すると「待ちなっ!」と制されました。「何事?」と思うと、おもむろにワッフルをひっくり返してみている連れ(くるくる)。
 「同じ値段なら、一番デカイのを買おう!」と選んでいるではありませんか!

 なんと、ワッフルは、3種類、ミニと普通と特大があったのです!
 一番デカイのは、9枚入り、一袋360グラムです。

 そして、全部で4袋のワッフルを持つのはだぁれ? それはブラボー!

 ・・・くるくるというヤツは、根性が無いのです。重たい荷物を持って歩くと、みるみるごキゲンが悪くなって、100メートルごとに休憩を取らなければならなくなるのです。その時くるくるは、既に本を3冊ほど買って持っていました。
 
 ブラボーが持つしかないのです。前に買ったのと合わせて、1.5キロです。
 1.5キロ・・・。これって、お菓子の重量ですか?

 夕方、くったり疲れて、ホテルに戻り、ワッフルを一枚ずつ食べました。
 このワッフル、輸入菓子が置いてある様な店なら、岡山でも買う事ができます。
 しかし、やっぱりフレッシュなものは、サクサク感が違います。
 バターの塩味を感じつつ、キャラメルの甘さがギューッとしていて、疲れた身体に効きます。
 「ようかんを一切れ食べた様な満足感だ。」と上手い表現をする連れ(くるくる)。
 ああそうだね、確かに重さもようかんみたいだ。

 それでも日本に持って帰ると、あっと言う間に売り切れてしまい、何でもっと買って来なかったんだろう、と後悔する美味しさなのでした。

 この次はもっと、根性と筋力をアップさせておこう。ワッフルに負けぬよう!
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

オランダで生ざかな

2007年07月24日 | おやつ日記
 オランダって不思議な国です。

 よく「西洋人は生さかなが食べられない」と言いますよね。
 でも、日本のお刺身は、それはそれは美しく魚をさばき、3枚におろしたものを、さらに繊細に切り分けて頂きます。
 間違っても、頭と骨と内臓を取り除いた魚を、シッポをつまんで、手を高くかざし、上を向き、丸ごと口に滑り込ませる様な真似は致しませんっ!

 なのに、このオランダの「ハーリング」は、「丸呑み」が流儀なのです。

 「ハーリング」は、ニシンを塩漬けにして、というか「海水でしめる」というのが元々の調理法のようですが、頭と小骨と内臓を取っただけのものです。

 そこには、オランダ人の歴史や誇りがあるらしいとか、漁が解禁となった最初のニシンは、女王に届けられ、ニュースになるのだとか、5月6月が旬なので、この時期には「ハーリング」を売る屋台が、あちらこちらに現れるのだとか、とにかく、オランダ人にとって、「ハーリング」はなくてはならない食べ物のようです。一年中、食べるのは食べるようですが、旬のニシンは特に柔らかくて美味しいのだそうです。

 そんな事を真面目に調べていたのも8年前。
 今回のオランダでは「やる気」の欠けたブラボーは、すっかり忘れ去っていました。
 
 広場のベンチに座って、休んでいた時の事です。
 休んでいてもキョロキョロしている連れ(くるくる)が、「あの屋台は何を売っているんだろう。魚の絵が付いている・・・」とつぶやきました。

 その瞬間、ブラボーの頭の中に忘れていた宿題がブワワワワと蘇り、次の瞬間、屋台に向かって走り出していました。突如置き去りにされる連れ(くるくる)。
 前回は、冬だったので屋台が閉まっていて、食べられなかったのです。

 目が点になったまま固まっている連れ(くるくる)に構う事なく、怪しく屋台の周りをウロウロして写真を撮り、列に並び、遂に「ハーリング」をゲットしました!しかもこの時は6月。旬だぞぅ!旬だぞぅ!

 「丸呑み」するのは、さすがに勇気が要るし、オランダの国旗の付いたピックを刺して欲しかったので、一口大にカットしてもらいました。
      
      
 ニシンには、たっぷりの刻みタマネギとピクルスが添えられています。
 一切れ目は、トッピングをよけて、ニシンだけを食べてみました。
 当然の事ながら、そのままのお味。ワイルド。ちょっと生臭くもあります。
 次に、タマネギやピクルスをたっぷり乗せて食べてみます。
 すると、生臭さは消え、脂ののった身がトロンと口の中で溶けるようです。
 刻みネギや大葉と一緒に食べる、アジのたたきみたいな感じでした。

 でもちょっと驚きだったのは、オランダ人は、この「ハーリング」をパンに挟んで食べるという事。
 なんっっにも塗ってもいない柔らかめのパンに、そのまま一尾のニシンをデロンと挟んで、タマネギとピクルスをたっぷり乗せて食べるのです。

 お刺身をご飯の上に乗せて食べるのだから、そ、それもアリかな、とも思うのですが、何となく、魚の生臭汁がパンにしみ込むような気がして、ちょっとなぁ…。
 でも、あんなに次々に買い求める人がいるのだから、きっと美味しいんだろう。うん。

 ブラボーだって、エラそうな事は言えません。
 暑い様な日差しの下で食べる脂ののったデロンとしたニシンよりも、キンとするような冬の空気の中で食べる、身の痩せたニシンの方が好きかも、と思う様なヤツです。

 しかし、スーパーの片隅に売られている「にぎり寿司セット」よりは数倍新鮮だと思うのですが・・・。
 どうぞ、旅に出られた時には、その国の習慣を楽しんでみてくださいませ。
コメント (13)
この記事をはてなブックマークに追加

オランダのフライドポテト

2007年07月19日 | おやつ日記
 フライドポテトは、オランダ人にとって、なくてはならない食べ物なんだそうです。

 日本に来たオランダ人をもてなす為に、毎日、和食、中華、洋食、韓国料理と、バラエティーに富んだ食事を用意したのに、だんだんと元気が無くなって、最後に「ボクはただ、フライドポテトが食べたいんだー!」と叫んだ、という話を何かで読みました。本当でしょうか。

 確かに、初めてアムスの街を歩いたとき、一番おどろいたのは、フライドポテトでした。
 そこは、テイクアウトのショップなんだけども、1個1個、パンの種類や中身の注文を聞いて、サンドイッチやハンバーガーを作ってくれるお店で、ブラボーはサンドイッチを買う為に入ったのでした。

 そのお店の入口の横に、外から買える窓口があって、そこでは、フライドポテトが売られていました。

 ポップコーンを入れて売る様な、ワックスペーパーをくるりんと円錐にしたものに、どっさりのポテトを入れて、更にその上に、ソフトクリームマシーンのようにレバーを押すと出て来る「何か」をニョニョ~ッとたっぷり掛けて渡しています。

 作るのに時間が掛かるサンドイッチ屋だったので、随分と待たされていましたが、その間に、次々と人が窓口に現れ、山盛りのポテトにニョ~ッとやったものを買って行くのです。

 目が釘付けになって、「ブラボーも食べてみたい!」と思いましたが、「でも、アレはどう見ても、フライドポテト」だったので、「あんな大量には食べられない」と買いませんでした。

 そして、その後、その「ニョ~ッ」の正体は「マヨネーズ」だったと知ったのですが、大量のフライドポテトに大量のマヨネーズ・・・?

 しかし、それが、オランダのスタンダードなんだそうです。
 いつ、誰が、そのスタイルで始めて、そうなったのでしょうね。
 「たこ焼きにソース」みたいな感じでしょうか。いや、それとも「お好み焼きにマヨネーズ」か?

 そして、今回は試してみました!だって一人じゃないもん、二人で1つ!

 お店は、前出の『FEBO』です!
 ヒゲをたくわえ、頭頂部がツルリンとした、小柄なオジさんが、注文が入ってからポテトを揚げてくれます。
    それなりに時間は掛かりますが、揚げたてのアツアツです!

 料金をプラスすると、マヨネーズの他に、ケチャップなども添えられて行くようですが、基本はマヨネーズです。

 『モス』もしくは『ケンタッキー』くらいの太さのポテトが、Lサイズの倍くらいの量、盛られています。
 マヨネーズは、酸味を抑えたソフトなタイプです。
 アツアツカリカリなフライドポテトに、時々マヨネーズで味に変化を持たせるので、食べ飽きず、気がつけばペロリと食べてしまっていました。

 忘れもしない10歳のある日、ブラボーはカルビーのポテトチップスを一度に2袋食べ上げ、その日の夕食に、イモコロッケを4個食べて、上へ下への大騒ぎとなり、1週間学校を休みました。
 それから数年、ポテトチップスは口にできず、食べれるようになってからも、大量には食べることはなくなりました。
 しかし、つまり本来、それくらい「揚げたイモ好き」なワケです。

 もしもオランダに住んだりしたら、毎日、ポテト屋の行列に並び、オランダ人並に大きくなってしまうかも知れない・・・。

 眠っていた「揚げイモ好き」を目覚めさせる、危険な味のフライドポテトでした。
コメント (6)   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

オランダのコロッケ

2007年07月17日 | おやつ日記
 オランダは、「コロッケ」発祥の地だってご存知だったでしょうか?

 そして、その「コロッケ」は、ジャガイモコロッケではなく、クリームコロッケなんですって。
 と言っても、ホワイトソースよりは、もっと色が濃くて、塩味がすごく強い。
 一口かじったら、ご飯3口は行けちゃいます!って感じで、ご飯ではないので、「パンがすすむクン」と名付けたくなるようなお味です。
 もしくは、「ビールがすすむクン」でしょうか。

 コレを、オランダでは「スナック」という位置づけで食するのだそうです。

 カフェやレストランでも食べられるようですが、旅行者が一番手軽に試す事ができるのが、自動販売機です。

 そう、オランダには、コロッケを売る自動販売機があるのです!

 『FEBO』というファーストフードというのか、自動販売機ショップというのか、そういうチェーン店が、街の至る所にあって、ズラリと並んだ扉の向こう側に、アツアツのコロッケが並んでいるのです。

 自販機の奥には、必ず人の居るカウンターがあって、飲み物などはそこで直接買うのですが、コロッケは、自販機から。

 カウンターの中に居るのは、大抵、ヒゲをたくわえて、頭頂部がツルリンとした、小柄なアラブ系のようなオジさんです。同族経営なのかな、と思ってしまったり、もしくは、『FEBO』は、アラブ系の人が始めた会社なのかな、と想像してしまったりするくらいです。

 そして、その小柄なオジさんが、常時、カウンターの中で新たなコロッケを揚げながら、自販機の裏側から補充をしているので、アツアツを食する事ができるわけです。

 希望の商品の金額をピッタリ、自販機に投入します。自販機の横にはちゃんと両替機もありますので、ピッタリ入れましょう。お釣りは出ません。
 例えば1ユーロを入れると、1ユーロの商品の扉のロックだけが解除されるという仕組みのようです。

 安いし、お手軽だし、アツアツだし、コロッケ以外にも、ハンバーガーやホットドッグなども売られています。

 アムス初日に、夕方ホテルに戻ろうと思ったら、スコールが降って来たので、食料を調達しに行く事ができず、駅のショップで、幾つか購入して夕食にしました。
 しかしまあ、あまりに塩辛くて、「美味しい!」とも「また食べたい!」とも思えるものではありませんでした。

 しかし、一番スタンダードな「コロッケ」が売り切れていて、ブラボーは「ナントカコロッケ」を買ったので、「塩辛いのはナントカのせいなのかも」と思って、その後も『FEBO』には2度入店してみたのですが、いつでもどこでも、普通の「コロッケ」は売り切れでした。大人気です。

 そして入店するたびに、「三つ子か!」と言いたくなる様な同じタイプのオジさんが居るので、前述の様な想像をしてしまったというわけです。

 しかし、のちに調べてみると、やっぱり普通のコロッケも塩辛いようです。
 ドイツ系は塩辛いって言いますもんね。良かった、売り切れていて。

 ブラボーには「心臓がバクバクして来る」くらいの塩気だったので・・・。
 糖尿病、高血圧の方は、オランダに行っても食べない方が無難、と言っておきましょう。
コメント (3)
この記事をはてなブックマークに追加