味噌の仕込みに（２）

さて、いよいよ今回のメインイベント「味噌の仕込み」です。

前日からたくさんの大豆を大きな鍋で煮始めました。
それも外で薪を使って。大きな鍋を３つ。
それでも足りないので、台所でも２つ。
みんなで交代して火の番をしながら、
ぐつぐつ、ぐつぐつ、７～８時間ほど煮たでしょうか。

仕込みの当日も朝早くから火入れをして、また煮ます。
やわらかく大豆が煮えたら、次の作業はミンチ。
肉屋にあるようなミンチにする機械を使って
たくさんの大豆を次々とミンチにします。

それをほぐしながら、麹（米と麦）と塩を加えて
数人で一緒にまぜまぜ。最初は大きなしゃもじを使っていたけれど、
そのうち手を使って、粘土遊びのごとくぐちゃぐちゃと。

それを少しずつ丸めながら、漬け込むプラスチックの樽に
べちゃっ！と投げつけながら入れていきます。
ストレス解消になるものの、勢い余って「返り血」ならぬ
「返り味噌」を浴びる人、多数……。

妻に無理やり連れてこられました、なんて言っていた人が
この作業では一番楽しそうにやっていたりしてね。

みんなの共同作業により、たくさんあった大豆があれよあれよと
５つの大きな樽の中に納まっていきました。

今回仕込んだ味噌は、このあとそこで熟成させて
９月に取りに行くことになっています（ひとり５ｋｇも！）。
その際には、ほうとうづくりのイベントも計画されていて
それも楽しみです。

今回は去年仕込んだ味噌１ｋｇと
みんなでつくった納豆とおからのお土産付きでした。

こういう楽しくておいしいイベント好きだなぁ……。

＜世田子さん、記事ＵＰ！　これで１２回分：Pasmo１万円分GETだ～！＞