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西遊記 第10話 妖怪の国凛凛の意外な正体!! 香取慎吾

2006-07-02 | 西遊記
西遊記第10話は、「伝説の剣(ツルギ)」の映像化に成功。
三蔵法師の背後には神通力が浮かび、旅の終焉に向かいます。

西遊記 第10巻「妖怪の国凛凛の意外な正体!!」
三蔵法師/深津絵里 孫悟空/香取慎吾 沙悟浄/内村光良 猪八戒/伊藤淳史
フジテレビ「西遊記」公式ページへ

古神道においては「八握(ヤツカ)のツルギ」、カタカムナ哲学においては「フトマニ」などと呼ばれ、日本神道においては、「鏡、玉、剣」三つの献上物のひとつ、密教においては「煩悩を断ち切る道具」として知られ、信仰のうえでも「なかなか表現しにくい」永遠の宝物として尊重されるものですが、

今回、滅法国の皇女であることが知れた「凛凛」が、「妖怪の国で永遠にさまようことにならないよう、そこから脱出するための、きっかけをつくるための」道具として登場します。

その「ツルギ」は、「経本」の中から燦然と浮かび上がり、それを手にした三蔵はまるで観世音菩薩が乗り移ったような威厳を放ち、しかしながらそのツルギは凛凛の体に刺さり、イノチを奪ったかに思われましたが、実は「凛凛を妖怪の国から救い出すための、見えない力による、再生力、だった」という筋書き。ツルギの力によって、凛凛は生きながらえることとなり、なにもなかったように旅が続きます。

今回は、これ以外に「八戒の妊娠騒動」「天竺には妖怪は入れないということが暗示される」など新展開もあり、続きが待ち遠しい展開となってきた。(ドラマの視点)


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