1/俺sec

我撮る 故に我在り

遠征中・・・毒:2

2016-05-02 18:55:03 | 撮影<遠征>


もはや中毒同然と化した新富町にやってきました。
元々は除雪時の雪投げ場なので冬季は高さも50センチくらいは積雪で簡単に稼げるし、
地吹雪がよく起きるこの区間では自然現象で煩い背景をごまかす事が可能ですが、
いくら北海道で湿気が少ないとは言え陽炎が出ないわけではないのでこの季節は正直微妙です。

で、焦点距離は旅客列車系と貨物列車に大別できるんですけども。
何れにせよ小枝が伸びてきているので、この処理も含めて冬以外の立ち位置は難儀を強いられます。
釜で伐採したい衝動に駆られますが、足場も見えないしそもそも敷地内なので保線屋さんに任せるしか無いです。


迫力ある画を狙いたくて手前まで引き付けると小枝が車体に掛かってしまうので(画面右下辺り)、
脚立か銀箱に乗ってレンズ光軸を上げるか、その手前で切ればバラストの色と同化して小枝が目立たないですし、
或いは・・・・必要最小限の範囲でコピースタンプツールで消すか、ですね。



さて、今回の主旨である「北斗」のリベンジですがこんな具合でした。


このHET色のブルーも以前は釧路・函館車両所系統と苗穂車両所で色がだいぶ違いましたが、
エンジン問題以降、転配属や受け持ち工場の移管で更に差異が生じ、私も理解不能です。







新富町で撮る物撮ったら、フォトコンで著名な撮影地へ向かいました。


この起伏を利用すれば個人の相違工夫でどうでにも出来る場所だと思いますが、
フォトコンで賞を獲るなら雪無しではインパクトに欠けるかもですね。


この起伏を強調するなら焦点距離は長きゃ長いほどいい場所です。
当然300や400では物足りないレベルなので画質劣化覚悟の上でテレコンの「重連」もアリでしょう。



これは相方の7Dで、100-400mmにエクステンダーを噛まして1280mm相当を稼いでおります。


ワタクシ、実はボケ主義なのでなるべく開け気味で撮る露出が普段は多いんですが、
この起伏をAPS-Cの専売特許であるパンフォーカス気味の描写を利用する撮影技法もアリですね。



んなわけで、ここで普通に編成写真を狙っても面白くないという事実があります。


上の3097列車はサンニッパのみなので換算500mm弱ですが、全く以て全然普通のビジュアルです。
しかし例え曇天環境下でも太陽が位置する明るい方角に向かって撮る逆光写真に変わりはないので、
下の写真のようにエクステンダーで距離を稼いで空の割合を少なくした方が見栄えはいいです。


たまたま雲が出ていたので逆光が目立たず編成写真も撮り易かったので撮ってみましたけども
こんなに引き付けて撮ってしまっては何の為にここに来たのか分からなくなります(笑


でも青塗装のキハ261で「スーパー北斗」10両は新幹線開業の暫定的な物なので撮れてよかった。
狙っていてファインダーにあの口裂け女塗装が見えるとやっぱりヤです、ワタクシ



更に島松寄りへ戻ったところに位置する冬季閉鎖の踏切で16Dを迎撃。


上下線が局部的に離れているので列車を手前に引き付ける意味で420mmに伸ばしましたが、
角度的にはサイドがちになってしまい、且つ下り線側の木立が災いして影が出ています。
もうちょっと陽が高くなる季節、例えば夏くらいにならないと駄目ですかねぇ・・・・







残念にも曇って満足な状況ではありませんでしたが夕方は菊水のS字で撮影しました。


この快速エアポート、下のプロジェクター2灯の輝度から判断するとハイビームっぽいんで、
築堤から流さずに正面ドカンで捉えた方が迫力が出たかもしれず、ちょっと勿体無かった。



ここから橋梁上の列車を撮ろうとする事自体がはっきり言って無謀極まりないですが、
柵が無かったらなぁという網走行の「オホーツク」7号を強引に流しました。


ところでこの「オホーツク」用の苗穂車、というか白坊主という観点の方が適切なんでしょうけど、
他区所のキハ183と編成の向きは同じでも貫通幌は「北斗」とは反対側のようで、私も知りませんでした。



噂をすれば何とやら、そんなこんなで定時でやってきたもう一つのキハ183「北斗」13号です。


HET183ロゴが入った運転席側から流したかったので曇天ですがとりあえず初日のミッションク完了
出来れば黄金辺りで夕方の上りを狙ってもう一度撮ってみたいですが、新千歳から遠いしなぁ・・・・。



雨もポツってきたので寿司屋にしけ込むとしましょう







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