怪傑！ご近所さん。Ⅱ

以前に書いた『まゆげオバサン』に続き、

過去に出会った、変わったお方について語りたいと思います。



あれは私が学生時代の頃、

たまーにココにコメントを残していってくれる親友のミノル君と共に

部活の花見に行くために地下鉄に乗っていた時でした。



「あのＯＢ来るのかな～？」とか、

「誰か飲みすぎて潰れるかな～？」とか、

色々と楽しく話していると、隣の方から…

「～～～してるの？」

と、なにやら尋ねるような言葉が聞こえる。



なんだろう？と思い、隣を見ると、

隣には青年が一人、車窓の外を眺めているだけ。(地下鉄なのに)

「ただの独り言かな？」と、その場は思ったのですが、

次の停車駅で地下鉄が止まった時に、事は起こった！



「○○駅～、降り口は右側です。」のアナウンスと共に、地下鉄駅に停車。

時間帯のせいか、乗車する人も降車する人も無く、ホームには人気が無い。

その時・・・！



「ねぇ、そこで何してるの…？」



隣の青年が、先ほどよりテンション高めの声で

無人のホームに語りかけている！！

私たちは当然の如くホームを見た、が、やはり誰もいない！

その後も『何か』に対して懸命に語り続ける青年。

耐え切れませんでした、笑っちまいました。反則です！



その後の私たちの討論の結果として、

「彼には、通常人には見えないモノが見えているのだろう。」

という結論を出しましたが、

一体、彼の目に何が映っていたのかは、依然として謎のままです。

ミステリーでした





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