お風呂テレビ 地デジ化計画

ウチの浴室には二台のテレビがある。
しかしアナログテレビゆえ、今年の7月にアナログ放送が終了して以来 映らなくなってしまった。
風呂にゆっくり浸かってテレビを見るのが習慣になっているので、なんとかしなくては！（できれば低予算で..笑）



まずはコイツだ。
給湯リモコンに内臓された4インチの液晶TV。
メーカーのホームページを見てみると、対策部品が出ていた。
しかしそのお値段、約8万円！高っ！
たかが4インチのテレビを映すために8万も出すくらいなら、新しいのを買ったほうがいいわい。
このプランはボツ。

地デジチューナーをカマせば映るのかと思ったら、このモデルは外部入力端子を持たないタイプだった...。
ん～どうするかね？
いろいろ調べると...


地デジチューナーを経由し、RFコンバーターというのをカマせば外部入力端子の無いテレビに同軸ケーブルで出力できるらしい。
あ～、なるほどね
大昔、ブラウン管の古いテレビにTVゲームなどを繋ぐ時、1or2チャンネルなどの空きチャンネルを使って
外部機器を映してたな。あの原理か！
最新の映像をアナクロな技術で映すというのはおもしろい。
地デジチューナーとRFコンバーターで約、1万5千円。
ボクは近眼なので、この4インチテレビはほとんど見えないからめったに使わない。
そんなモノに1万5千円か...この案は保留だな。



続いてカシオの防水テレビ、フェクスファー XF1000

これはなかなかのスグレモノなんです。
モニターとチューナーが別体式なので、リビングなどにチューナーを設置し
直にアンテナ線をチューナーに接続して安定した画像を浴室のモニターに無線で送るというシロモノ。
外部入力端子も2系統搭載しているのでHDDレコダーなどに溜め込んだ映像やDVDなども、お風呂で楽しめるのだ。
しかも防水学習リモコンで、お風呂に居ながらにしてリビングのデッキなどが操作できる
大変優秀な機械なのだ。
地デジチューナー内臓のHDDなどに繋げば、今でもお風呂で地デジ映像を映すこともできるのだが難点がある...
無線でトバすシステムゆえ、リビングから浴室までの距離があったり、壁や家具などの障害物があると安定しないのだ。
電子レンジやPCの無線LANにも干渉するし、人が間を横切っただけでも映像が途切れてしまう。
解決方法は、モニターとチューナーを限りなく近づけることだ。
エクスファーを使っている人で同じ悩みを持つ方は多い。
でも、実際問題として脱衣所など、お風呂に隣接した場所にアンテナ線など来ているケースはあまり無く、
だましだまし使っているようだ。
ん？まてよ？
オレんチには浴室テレビがあるんだから、風呂の天井裏にアンテナが来てるんじゃないのか？
いろいろ考えて一つの方法を思いついた！


浴室の天井裏に地デジチューナーを設置し、既設の浴室テレビのアンテナ線を外して付け替える。
そしてエクスファーのチューナーも天井裏に設置して、外部入力端子に地デジチューナーをRCAピンケーブルで接続。
そうすればモニターとチューナーを湿度の影響を受けること無く、限りなく近づけることができるじゃないか！
しかも地デジチューナーすらエクスファーの防水学習リモコンで操作できる！
ナイスアイディア！　（理屈わかるかな？）


早速やってみよう！




まず用意したのはコレ。アイオーデータの地デジチューナー。
駆け込み需要が多く、どこも欠品だらけで入手困難なんですね。



次に浴室の天井裏に電源確保。
普段見えない場所で電子機器の電源が入りっぱなしは、火災などの危険性があるので
浴室の照明の配線から取り出しました。
こうすればお風呂に入る時しか通電しないので安心です。ナイスアイディア！（オレ、天才だな）笑



そして、地デジチューナーとエクスファーのチューナー兼送信機を設置。
浴室の天井裏だから湿度が高いかな？と心配していたが、普通に乾燥していた。
これなら電子機器も安心だ。

で、電源ON

初期設定を済ませると...



バッチリ映りました！
4:3のモニターゆえ、上下に黒帯ができてしまうが、アナログ放送の時よりはるかにキレイだ。
モニターとチューナーが近いので、無線の受信状態も良好♡　途切れませんね。
リビングのHDDは見れなくなりましたが、まぁしかたありません。
しばらくはこんな感じで快適なバスタイムが過ごせそうです。

ただ モニターが充電式なので、いざ見ようと思ったらバッテリー切れなんてことはあるだろうな。
追々、充電器とモニターを直結する改造をしようと思います。


以上、長々とビンボー地デジ化計画にお付き合い頂きありがとうございました（笑）



いつか...お金貯めてコレほしいです（笑）