キク科 アザミ属 ノハラアザミ
北海道から本州の中部にかけて分布する多年草、山地の草原や山道など日当たりの良い場所で見られます。
茎は真っ直ぐに伸びて枝分かれします、高さは30センチから1メートル。
葉は互生、上部の小さな花は対生します。
葉には深い切れ込みが有り、先端は刺になります。
花は夏から秋、房総の日当たりの良い場所では冬でも見られます。
花は紅紫色の筒状花が集まって咲きます、雄しべが長く伸びています。
花の付け根の総苞がふくれ、総苞片が反り返るのが「ノハラアザミ」の特徴です。