偏平足

山の石仏を訪ねて放浪中。その折々に出会った石仏を案内。

石仏467根子岳(長野)

2013年09月06日 | 登山

根子岳 禰個岳霊社(ねこだけれいしゃ)

4670【データ】根子岳 2207メートル▼国土地理院25000地図 四阿山▼最寄駅 JR長野新幹線・上田駅▼登山口 長野県上田市菅平高原の菅平牧場▼石仏 根子岳山頂。地図の赤丸印

4671【案内】根子岳山頂には大きな石祠と「禰固岳霊社」の石塔が並び立つ。山麓に広がる牧場から遠く北アルプスまで見渡す石祠は「山の神」と『真田町石造文化財3 石神』(昭和59年、真田町教育委員会)にある。「昭和五年 北信畜産組合」の建立である。では「禰固4672 4673 岳霊社」はというと、詳細はわからない。禰固岳は根古岳の古名なのだろう。古名を紹介したものにもまだ出くわしていないが、これも北信畜産組合の造立であろう。なにしろ根子岳がある真田町は古代から中世にかけても牧が経営されていたところで、いま根子岳の登山口になっている菅平牧場は明治16年に北信牧場としてスタートしたのが始まりという、歴史ある牧場である。「霊社」については、先祖の霊をさす祖霊を祀る祖霊神・先祖神があるように、禰固岳に育まれてきた人々の祖霊を、山の神とともに祀たものと解釈したい。

46744675 【独り言】根子岳の登山口は菅平牧場。私有地なので駐車場に入るには1キロほど手間の関所で入山料(一人200円)が徴収されます。車で山に出かけるときはいつも駐車する場所を探すのに苦労していますから、このようにハッキリしていると助かります。前日登った浅間山の浅間山荘は500円、8月中旬に出かけた富士山の須山水ヶ塚駐車場は千円でした。最近の登山は車で出かけるのが主流で、登山者が集中する山などで駐車場に入りきれない車が路肩に長い行列をつくる状況を見ると、入山料を徴収して登山道の整備や駐車場の確保、それから山の環境を守るための登山者の制限も必要だと思うようになりました。
 昔は列車とバスを利用して、登山口の集落や神社を見てから登ったものですが、車社会になった今では、集落や神社を素通りしていきなり登山口ですから、そんなのん気なことをやっている暇はありません。それでも山に入ると昔と同じ、時間が止まっ4676たような根子岳の空の下には秋の花が咲きそろっていました。花にはまったく疎いのですが、マツムシソウだけは昔から知っていました。そのマツムシソウの記憶は、
40年前の南アルプス。聖岳の南の上河内岳の尾根に突然飛び出したクマにビックリしてガタガタ震える足元に咲いていたのがマツムシソウでした。

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