偏平足

里山の石神・石仏探訪

石仏30小沢岳(群馬)

2006年04月02日 | 登山

小沢岳(おざわだけ) 大日如来(だいにちにょらい)

30_1  【データ】小沢岳 1089メートル▼25000地図 神ヶ原(地図に山名無し)▼最寄駅 上信電鉄・下仁田駅▼登山口 群馬県下仁田町青倉の椚峠▼石仏 小沢岳山頂

 【案内】密教という仏教の流派の中心に位置するのが大日如来。密教の世界を現した曼荼羅の一つ・胎蔵界曼荼羅には約400の仏が描かれ、その中心に座るのがこの仏である。宝冠を戴き、瓔珞をつけ、法界定印を結ぶ姿は、如来というより菩薩に近いいでたち。大日如来に二つの姿があり、はもう一つ・ 金剛界曼荼羅では智拳印を結んでいる。智拳印は忍者が術をかけるときの手の組み方でおなじみ。小沢山の大日如来は智拳印を結ぶ。石仏では智拳印の大日如来が多い。

 【独り言】山を登っているとき、山頂への最後の登りだ! と思って着いて見ると、目の前にもう一つピークがあってガッカリすることがあります。小沢岳に初めて登ったときは天気が悪く、手前のピークを山頂と勘違いしてここで引き返してしまいました。山頂にあるはずの大日如来は見つからないし、おかしいとは思ったのですが、雨が降って見通しがきかないのに、地図で確認しなかったための失態でした。小沢岳がある西上州の山は岩場が多いので、失態は命取りになることがありますから、要注意です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 畑に行ってきました。 | トップ | 千本桜06-04 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。