MASTER PIECE

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燃えつきた地図

2012年06月30日 23時41分06秒 | 書籍



安部公房の書籍二冊目です、本日読み終わりました。

以前読んだ【砂の女】が先ず大きな問題があり、解決方法を模索するのに対し
本書は真逆の物語でした、色々調べていくうちに大きな問題にはまってしまう・・・

興信所員が女性から失踪した男の調査を依頼される。
調査を進めていくうちに次々と手掛かりを失って・・・・

うん、はっきり言ってこの作品はバッドエンドです、どうしてそうなった?
読んでも訳が判らない、不安でしょうがないです・・・

安倍公房の作品では難解な部類でしょうか?
これ以上の不条理では安部公房の読破は難しいです(笑)

追う者が追われる者となり、自我を失う・・・(ミイラ捕りがミイラになる)

題名の【燃えつきた地図】って言うのはニュアンスで分かります。

自分の持っていた地図が燃えつきて、自分がいる所も、目的の場所も、帰る家も分からなくなった・・・

次は入門書的な評判の【箱男】に挑戦してみようと思う。

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1900年(やっと購入)

2012年06月27日 22時45分12秒 | 映画



6月23日に初DVD化の【1900年】を紀伊国屋書店で購入してきました。

購入して浮かれていたらルームメイトのキジトラメスに取られてしまった・・・

「これが死ぬまでに観たかった映画なのかニャァ~」
「そうです、か、返してください」
「知るかニャァ~、返して欲しければご飯食わせるニャァ~」
「わ、分かりましたよ、今日は特別に猫缶買ってきます・・・」
「おいしい牛乳も忘れるニャァ~」

と、ゆう訳でひと悶着あったのですが・・・
飯食わせてご満悦の状態にして取り返しました(笑)

今度の休日に観てみます。
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キャプテン・アメリカはなぜ死んだか

2012年06月09日 00時41分39秒 | 書籍



この町山智浩の本を初めて読んでから、他の書籍を色々読んでます。

本のカバーのヘルメットとキャプテン・アメリカの文字で映画ファンならイージーライダーを思い浮かべると思います。
元々は【バットマン】【スーパーマン】と同じアメコミのヒーローなんですねぇ~
そのアメリカを象徴するヒーローがなぜ死んだか・・・

内容は悩めるアメリカ、多種多様な人種国家のゴシップネタです。
スポーツ新聞に載る嘘のようなホントの話。

これがねぇ~非常に面白いです(笑)
ここまで病的だったらキャプテン・アメリカも死にます・・・

この本で初めて知ったのが【アーミッシュ】の存在。

ペンシルヴェニア州のアーミッシュ居住区には文明の利器を拒否して
18世紀のままの生活様式で生活している人達がいる・・・
自給自足の農業で移動は馬車、テレビもラジオもない(吉幾三か?)
非暴力主義を貫き、国内での兵役は免除されているとの事です。

まぁ世界は広いのでそんな生活も有りだとしよう・・・

でも凄いのは【ラムシュプリンガ】の制度。
16歳になったら一定期間、何をやってもいいらしい・・・
少年少女は何をしても咎められない、ドラッグ、セックス、ハードコアロックに犯罪までも・・・
地元の警察は見てみぬふり・・・
【ラムシュプリンガ】が終わりに近ずくと自分でその後の決断を下すという。
【アーミッシュ】として生きていくか? 俗世間で生活するか?
俗世間を選べば家族関係は断たれ居住区からも出ていき一人で生きていく事となる・・・

うーん、私だったら素直に【アーミッシュ】に戻りますね(笑)

そんな知らないアメリカの側面が満載です、非常に面白い本ですね。

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フィッシャー・キング

2012年06月08日 23時37分51秒 | 映画



鬼才テリー・ギリアム監督のハートウォーミングな作品。
聖杯伝説(漁夫王)のエピソードを軸に現在のニューヨークで起こる奇跡の物語。

個人的にはロビン・ウィリアムスは好みじゃないが
作品としては非常に面白いシナリオで幻想的かつ寓話的で良質なファンタジーです。
落ちぶれたDJと元大学教授の浮浪者?の友情物語。

漁夫王の伝説ってよく考えると【青い鳥】ですね、探し求めていたものは身近にあった・・・
この映画も浮浪者のバリーがキリストの聖杯を探す話なんですけど
ニューヨークの大富豪の家にあるって信じている・・・(無論偽物です)
それを信じて疑わないバリー・・・

これって探すものはなんでもいいみたいです、偽物でも・・・(笑)
ようは信じる事が大切って話ですね・・・

浮浪者バリーが好きになるリディアっていう女性はとっても魅力的です。
家にビデオデッキが無いのにもかかわらずレンタルビデオ屋に来るって・・・(笑)
一体どんな女性なんだよって思いますが、私は嫌いじゃないですね(笑)

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ストレンジャー

2012年06月06日 22時22分23秒 | 音楽



洋楽を聴き出した頃に衝撃を受けたビリー・ジョエルの作品。

久しぶりに聴き直してみました・・・
うん、やっぱりいいですね、当時洋楽を聴き出した時の新鮮な気持ちを思い出します。

それまで音楽と言えば歌謡曲の時代、「ザ・ベストテン」を見ては次の日学校で
マッチだのトシちゃんだの、寺尾聰の「ルビーの指輪」がまた一位だったとかの話がクラス中で話題の時に
私はこのアルバムを愛聴してました・・・14歳でした。

当時としても【ストレンジャー】はかなり前のアルバムでしたね、リアルタイムでは【ナイロン・カーテン】かな。
まず、レコード店でレンタルして、カセットに録音して・・・
MTVの影響か、洋楽ファンは徐々に増えていき仲間内でもレンタルで洋楽のLPを借りるのが流行しました。
その時の暗黙の了解があったんですけど、「同じLPは借りないこと・・・」
要はいかに効率よく色んな曲を聴くか・・・
それには仲間内で情報を共有して、誰がどのLPを持っている・・・(録音している)
そうすればお金が掛からずに多くの楽曲を聴けるんです・・・(貧乏)

今、思えばなんともたわいない行為ですけど、それだけ洋楽という未知の音楽に飢えていました(笑)

アルバムジャケットは印象的なモノクロの写真に裸足のビリーがベットの上の仮面を見つめている。
壁にはボクシンググローブが掛けてある・・・

一見分かりずらいですが、ボクシングローブは都会生活との戦い。
仮面は本当の自分を見つめる都会生活者の孤独を表していると思います。

一曲目の【ムーヴィン・アウト】からラストの【エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム】まで
まるで映画を観るようなストーリー性がある名作アルバムですね。
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