とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

人間はなぜ絵を描くのか? 

2016-12-31 14:18:52 | 哲学・学術

ビルの壁に落書き容疑、2人逮捕 SNSで「作品」公開
2016年12月31日05時00分
http://www.asahi.com/articles/ASJDX4SF2JDXOIPE00X.html

名古屋市中区の繁華街でビルの外壁に落書きをしたとして、愛知県警が今月中旬、男2人を建造物損壊容疑で逮捕していたことが、県警への取材でわかった。2人は「デザイナー」などと自称。落書きはグラフィックアートの「作品」として、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に公開していたという。

 中署などによると、逮捕されたのは愛知県西尾市の会社員の男(22)と住居不詳の無職少年(19)。2人は12日午前2時ごろ、同区錦2丁目で、それぞれ違うビルの外壁にスプレーで落書きし、建造物を損壊した疑いがある。

 落書きされた2棟のビルは2階建ての建物をはさんで隣り合っており、2人は間の建物の屋根に上って落書きをしたという。通報を受けて中署員が駆けつけたところ、別の少年2人が付近におり、4人で落書きしていたことを認めたという。


ということであるが、人間とは何かにつけて絵を描きたがり、造形をしたがる習性を持っている。

イスラム教などでは雪だるまを作るのが合法か否かが問われ、偶像に当たるのでダメという判定が下されたが、その判定をわざわざしたのは、何の根拠もなく、人間と言うものは雪が降ったら雪だるまをつくってしまう習性が、その本能の根底にあるからである。

ある人は絵を描きたがり、ある人は歌いたがり、ある人は劇を作りたがって、ある人は映像作品を動画で撮りたがる・・・
誰にも頼まれておらず、しかも自分の利益にならないケースでもそれをする。
それはショーベやラスコーの洞窟壁画を見れば分かる。旧石器時代のこれらの絵画の時代には、貨幣が存在していなかった(バーターは存在していたかもしれない)。

こうした絵を描きたがり、あるいは造形をするのは奇しくもホモ・サピエンス、即ち現生人類だけである。
あるいはサルは腰掛け用の木を見つけて座ることはあるが、それに改良を加えようとはしない。
一方で現生人類は種々様々な椅子を作って、工夫をしている。

家具の雑誌を見ていたところ、一番原始的であったのは、三股の木の幹を切り取って空き缶の蓋で補修している、持ち運びを可能としたアフリカの椅子であった。


人間とは何かを生み出すことが出来る。それはいたずら書きであってもその片鱗を見ることができる。
ただし、そういう能力を発言するのであれば、人の迷惑になってはダメだ。それが古代社会と現代の異なる部分である。
その能力を発揮したいのであれば、人の役に立てるべきである。
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